円谷フィールズホールディングス 2024年株主総会行ってみた
去年と同じく渋谷のセルリアン東急ホテルでの株主総会。時間帯が午後一と他の株主総会と掛け持ちする人にも優しい(いるかどうかは知らないが)珍しいスケジュール設定でした。まずは、パチンコもコンテンツも二桁増益、2025年度も変わらず好調の予測。コンテンツはウルトラマンアークやネトフリ企画のウルトラマンライジングが好調。新機軸のウルトラマンのトレーディングカードを投入し、フィギュアなどが売れてるという韓国を重要ポイントとして新たな拠点を設置。パチンコ事業はエヴァシリーズこえちょうで大幅増。ソフィアとソフィアの子会社エース電研とのシナジーもあり、来年もエヴァの新台と新たなコンテンツの新台企画を進めてるとか。質問は、去年の社長の目標にあったサンリオやオリエンタルに追いつくには、国内のみのパチンコ事業よりコンテンツ事業に至近を優先して投入さべきでは?というのがあったが、買収したソフィアもエース電研もキャッシュや不動産を潤澤に持っており、それだけでもお買い得な上にパチンコ事業には欠かせない存在なので、過大な投資ではないと回答。 市場の評価が、目標のサンリオやオリエンタルに比べてコンテンツというよりパチンコ企業になってないか?という指摘には、円谷の海外戦略は訴訟関連で止まっておりようやく4年前に妥結、動き始めようとした段階でコロナ禍が入り、止まってしまったので、まだまだこれからということらしい。でも手応えは感じてる模様。中国のカントリーリスク、台湾有事や中国国内の愛国排外主義については、ウルトラマンは国を破壊するようなコンテンツではないた考えてる点。そして台湾有事が来たら日本の他の産業も駄目になるし、考えても仕方ない的な感じでしたね。まあそうはなるよなあ。ウルトラマンのカードゲームに対しては関心が高かったようで、カードゲームは成功できるのか、飽和してないか?という心配してるものが多い感じ。今回のカードゲームは以前の収集型と違ってカードとして遊べるものということらしく、成功するように努力するとのこと。また、海外ばかりではなく日本国内にも力をという質問には、12月に東京ドームでやってるというイベントを大阪や他の都市でも広げようと考えているような話でした。まあ、株があまりパッとしない割には荒れてない平和な総会でしたね。お土産は、金箔ワインとウルトラマン絵柄のエコバッグ、他ミネラルウォーターとお土産がなくなりつつあるサッコンでは希少種な会社でした。個人が聞いた内容をまとめただけなので聞き違いがあればご容赦を。