妻の祖母の葬儀
先週来、多忙でした。金曜日まではヒーヒーだったんですが、土日はひたすら待機時間が長いという意味でたいへんでした。 これは、先週、妻の母方の祖母が亡くなり、週末の土日に葬儀が行われたためです。葬儀は神式で行われたんですが、神式の葬儀に出席するのははじめてで、多少不謹慎ではありますが、なかなか興味深いものでした(ちなみに神式では葬儀とはいわず、葬場祭というそうです)。 仏式の焼香にかわって、玉串奉奠というのをしたあと、二礼二拍手一礼をするのですが、このときの拍手は忍手(しのびて)といいまして、音をたてずにやります。ときどき、それを知らずにパンパンと大きな音を立てる列席者がいて、ヒヤヒヤしてました。 また御魂遷しの儀というのがあって、これは死者の魂を仏式の位牌に相当する霊璽に移す儀式です。会場の灯りを消して、祭主(えらい神主さん)が、ウーとかアーと唸っているんですが、どうやらそうしているうちに魂が移るようです。 宗教の、すごく深くて始原的なものを感じました。 あと、会場に飾られたお花やなんかが喪主の関連業界の人たちからばかりですごかったです。喪主(妻の伯父)は、肩書だけみると、ぼくと同業者なんですが、この業界は非常に幅が広いので、とても同業とは思えません。