紅萌ゆる

アメリカ軍の岩国基地に、まさに本日、オスプレイが搬入されようとしている。
マスコミでは大々的に反対運動が行われていると報道している。

小生は少々ひねくれているので、「オスプレイは危険な航空機である」従って「米軍基地に配備されるのは危険である」ましてや「沖縄の普天間基地に配備するのは論外である」という理論構成をして反対している人々やマスコミ報道を、胡散臭く思う。

そもそもそんなに危険なモノをアメリカ軍が自国の兵士（海兵隊）の命を賭してまで、わざわざ、在日米軍の防衛のために配備したりするのであろうか？日本に今オスプレイを配備するには「相当の理由」があるはずである。

既存のヘリの老朽化もそうであろうが、兵器としてのオスプレイの能力に注目したとき、一体全体それが「誰の脅威」になるのか？という観点である。航空機等の墜落事故の可能性は、現実問題として極めて低い。よく出される例えだが、街中で交通事故に遭う確率の方が圧倒的に高い、とされる。（まぁ、この例えは、小生も、こんな当たり前のことを言われても、と思うが……）

オスプレイは、航続距離、輸送能力、スピードそのいずれをとっても従来の軍事ヘリの性能を圧倒し凌駕しているらしい。これが一体全体誰の脅威になるのか？言い換えれば、誰が嫌がるか？ということ。

日本でデモをしている人々はいったいどういう背景、バックグラウンドをもった人々なんだろうか？マスコミが「反オスプレイ」の外国人専門家の証言（スクープと表示しているが、はたしてどうだろうか？）や、過去の事故（酷いのは開発段階、今から20年以上も前の映像を使用している）のことばかりことさらに強調し「安全性への懸念」と一見反論がむつかしい理屈を標榜し、反対を正当化すればするほど、小生はますます胡散臭く思ってしまうのである。マスコミがアジテーションをし、世論をどっかに持って行こうとしているように思えてしまう。何が国益か、冷静に考えるべきだと思うが、こんなことを言うから、また嫌われるかもｗ

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