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カテゴリ:クラシック音楽
九州交響楽団の定期演奏会へ。チャイコフスキーの弦楽セレナード(私は「セレナーデ」派だけど、今日のプログラム「セレナード」になっているのでそれに従う)と交響曲第2番。2番を聴ける機会はなかなかないので楽しみ。
アクロス福岡シンフォニーホールが改修中で、今日の会場は福岡サンパレス。サンパレスに来るのは久しぶりだけど、サンパレスにはたくさんの思い出があって、近づくに連れてそれが甦ったりなどして気分が高揚する。開業40年にもなる建物で、久しぶりに入ったホール内の壁も、掃除すりゃいいのにと思うくらい汚かったりもするけれど、それさえも愛おしく感じたり。ここが建て替わるとなったらきっと寂しいだろうな。 指揮は小泉和裕音楽監督。弦楽セレナードではうなり声が聞こえた。今までそういうのを聞いたことがなかった。会場のせいなのか、今日の席が前の方だったからなのか、それともそういう曲ということだったのか。コバケンのうなりは何度も耳にしてきたけれど、小泉さんのうなり声は意外で貴重な機会だった。 19年も前に、サンパレスは音響が悪いというイメージを持っていた自分だけど、今日はそういう印象は全く受けなかった。19年前のこの演奏会に出演していた楽団員や、聴きに来ていた観客はいらっしゃるのかな。 低音が好きで低音ばかり意識してしまう自分だけど、今日もご多分に漏れず低音を堪能。生音の美しさと迫力を体に浴びて感動。満足。幸せ。 それにしてもチャイコフスキーは、ただの音階を感動的なものに仕上げる天才だなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年10月17日 17時16分36秒
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