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単身赴任だぞう

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2016年5月25日8:00AM
手術から一夜を集中治療室のベットで過ごし、朝を迎えました。
看護師が集まってきて、これから、私を通常のベットに戻すようです。

まずは、背中の硬膜外麻酔を取り外すようです。
どうも、出血していたらしく、あまりうまく処置できていなかった様子。
本来ならば、この麻酔は、もう少し留置し、術後の痛みを緩和する様にするらしいのですが、うまくいってないので、外してしまえ、となったようです。看護師が、前回もこうなったとか、麻酔医にぶちぶち文句言ってました。患者の前で、その話はねえだろう・・・。

次に、肺に刺さっている管を外すようです。
医師が、息はいて、息吸って、息止めて、まだまだ息止めて、と言っている間に、抜いていきます。
抜いてる感は感じるのですが、耐えられない痛みではありませんでした。

ここで医師は退室。
二人の看護師で、尿導管を抜く様子です。
前回の痔の手術の時は、明け方に、薄暗い病室で、一人の看護師が、私が寝ている布団の中に手を突っ込んで抜いたので、あまり羞恥心はありませんでした。
今回は、煌々と明かりのついた病室で、私はベットに座っている状態だったので、私からも丸見えです。
さらに、
ベテランの看護師「カテーテル抜いたことはある?」
新人看護師「はい、あります」
ベテラン看護師「じゃ、やってみなさい」
ベテラン看護師「○○さん(私のこと)、私には、わからないけど、誰がやっても少し痛いらしいから」
私「お、お任せします・・・」
ということで、20歳前後の、うら若き看護師に尿導管を抜いてもらいました。
想像するだけで下半身がモゾモゾしますが、実はガマンできないほどの痛みはありませんでした。
管を抜くと言うと、看護師が、わが陰茎をムンズとつかんで、管をスッポンと引っこ抜くイメージですが、実は、陰茎をつかむことなく、管だけを引っ張るとスルスルと抜けて行った感じでした。

これで、点滴以外のすべての管が抜け、歩いて、元のベットに戻りました。
これからは、寝ているのでなく、歩いた方が治りが早いとのこと。
胸腔鏡手術だからこそ、こんなに早く歩けるんですね。


肺ガンの疑いと言われた・・・体験記(その7)へ





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最終更新日  2016年06月12日 19時02分04秒
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