「24」、全米を大興奮に巻き込んだ諜報活動を舞台としたサスペンスドラマ。諜報活動とは言っても007シリーズのようなアクションではなく、あくまでもサスペンス。知り合いから「すげぇぞ、これは!、ツインピークスが好きなら絶対に見るべき」と以前から勧められていたんだが、なんか借りる気がしなかった。
そうしたらなんとっと!、フジテレビで連夜やると言うではないか!。土曜日の時点ですでに8話、つまり8時間分放映しているが、当然録画して家に帰るや否やブラウン管に釘付けの日々。うん、確かに面白い。
と言うよりも「とうとうこういう手法のドラマが制作されたな」とちょっとニンマリ。と言うのも、どれくらい前だろうか?、10年くらい前かなぁ、映画好きの友人(自主制作映画を作っていたかなりマニアックな奴)とこんな話をした事があった。
「2時間の映画で2時間の生活をライブで描いたらとってもユニークなんじゃないか?」
そう、まさにこの24の手法通りの考えを10年以上も前に友人と語っていたのだった。そもそもこの考えを思いついたのは恥ずかしい限り「エロビデオ」から。そう、エロビデオって時間を短縮せずに行為そのものを延々と撮影しているだろう?。それを大衆映画でも出来ないものだろうか、って話になったんだ。
映画製作については丸で無知だったが、彼曰く、「些細な事まで描写しないとならないから余程大衆が気に入るようなテーマじゃないときっと飽きちゃう。エロビデオは大衆が欲しているからライブ形式で録れるんだよ」と。なるほど確かにその通りかもしれない。つまらないテーマだったらこういう企画は無理があるんだろうな。
その後どんな話をしたか良く覚えていないんだが、今思うと、面白いテーマを思いつけない映画人ってアホちゃう?、って疑問が湧いてしまうんだ。それよりもエロビデオに勝てない映画しか作れない映画人って一体・・・。
時にこの24、ちょっと登場人物、俳優がどれもイマイチな気がするんだ。逆に有名俳優を起用していないから変な先入観無しに見られるんだろうが、ツインピークス然り、レビ朝日系で放映されたX-Filesにせよ、NHKでのビバリーヒルズ青春白書、アリーマイラブ、ホワイトハウス、これらって多くは日本では無名の俳優を起用しているが、それぞれに魅力があった。
でも24はもう8回分を見ていると言うのに登場人物の誰かに感情移入が出来ないでいる。つまり俳優に魅力が無い。勿論これは主観で、反対にツインピークスやX-Filesの俳優人が嫌いって人もいるんだろうが・・・。