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テーマ:おすすめ!!アウトドア(274)
カテゴリ:お話したい購入品
ホグロフス・プルオーバージャケット175g レインウエアーは一長一短の物が多い。 着ているうちは重さが気にならないが、ザックに入れている時は重く嵩張る。安物のビニール製などでは、雨が漏らなくとも体から出る汗でびっしょり。こうなると一昔前の山行と同じになる。(昔はレインスーツを着ると中からの汗は耐えるしかなかった) いろいろな型・素材の物を使ってはみたもののいまだ決定打はない。現在捨てずに?使っている物をご紹介。(ポンチョ系も好きだが別の機会にお話したいと思います)(^^) ストームクルーザー ジャケット&パンツ(520g)右が旧型 「ストームクルーザー ジャケット&パンツ(520g)」は売れ筋商品か。 軽量化と素材開発のスピードはすさまじい。ストームクルーザーは当方もお世話になって3代目となっている。まあ万人向けのスーツだから、こまごまといろいろ気を使ったところが多いが、低価格でもあり安心して使うことができる。 雨具は形ばかりではなく、「素材」の最低条件の一つに透湿性(雨が漏らずに汗を発散する)か二重の仕組みによる開放が必要だと思う。山での行動中は汗をかくことを覚悟しなければならないので汗対策が必要。 ゴアテックスは「定番」的だが、他の素材でもよい物がある。 ーーーーーーーーーー簡易雨具的グッツーーーーーーーーーー 防水以外に「超撥水加工・撥水加工」という表示をよく目にする。 要は水をはじくコーテイング・加工をしており「にわか雨対策」ということだろう。 しかしこれらもバカにはできない。 「超撥水加工」のウエアーは軽量なものが多いのでウインドブレイカー・保温的な発想で使用する場合の使い勝手いはとても良い。ちなみに最近の物は水洗いを何度もしても撥水性が衰えないものが多くなっている事もありがたい。 しかし長時間の雨の中では水分が浸透するという事ならば、レインウエアとして考えてはいけないようだ。 あくまでも「にわか雨対策」ということと考えたい。 ULウインドジャケット(73g)・パンツ(68g) とてもその軽さ・携帯性・実用性にびっくりする。強度と軽量性のあるバリスティッククロスナイロン。従来のナイロンと比べて同重量であれば約2倍の引き裂き強度がある。 U.L.ウインドジャケット 65g モンベル U.L.ウインドパンツ68g 撥水性はあるものの透湿性はないがジャケットタイプでジッパーの開閉で「換気」は十分できる。上下合わせて133gはザックに入れていても後悔しない。 (ただしパンツ横が開閉できないため靴を履いたままの着用はできない) フーディニ・フルジップ(105g:現行122g) パタゴニア フーディニ・フルジップ(105g:現行122g)。名前は昔の偉大なマジシャン<ハリー・フーディニ>を想像するのは当方だけか?(笑)ミニリップストップという素材は透湿性に優れ、大量に汗をかいても外に放出。 フーディニフルジップジャケット 雨などの外部からの水分は強力にはじく。使ってみると撥水性と透湿性は説明通りで、優れた耐久性まである。薄い割には温かさまで感じてしまう素材。 まさにマジシャンを見ているようにびっくりする仕様。これは当方のお気に入り。 ーーーーーーーーーーーーーーーー よく考えると上半身と下半身の汗の量は極端に違う。 もちろん上半身の汗の放出量がとても多い。上半身は透湿性を重視して、下半身は耐久性と軽量化を重視してもよいのではないだろうか。 つまり最適な上下別々の素材を選んでセットを考えることも必要と思う。 ほとんどが以前は「上下セット」で売られていた。最近は別売りするようになったのはありがたい。 素材ばかりではなく、サイズ的にもありがたい。当方は短足・胴長・胴太なので上着が合えばパンツは長い、、、 こんな悩みが解消できた。当方と同様な体型の方にも別売りは朗報だろうと思う。 こんな事から有能なジャケットを探した。 ホグロフス・プルオーバージャケット(サムループ) 今、山で一番使っているレインウエアーがある。ホグロフスというヨーロッパ(北欧)では有名だというブランド。 ≪【HAGLOFS-ホグロフス】プルオーバージャケットOZ PULLOVER≫ 素 材:GORE-TEX PACLITE 重量:175g(Lサイズ) 175g <ホグロフス>GORE-TEX PACLITEプルオーバージャケット 使用感はとても良い。何せ超軽量で携行性が抜群だ。また透湿性・防水性についてはゴアテックスのお仲間で問題ない。耐久性・着心地感も良好と至れり尽くせり。 この品はプルオーバー式なので前開きができない事についてどうかと思ったが、止水ジッパーが首下から長く開放できるため問題ない。強いてぜいたくを言えばポケットが一つというところがさみしいか。 袖口に設けられたサムループ(親指を別の穴に通すことで捲を防ぐ)は、手袋と併用する時も隙間が開かないので保温性・防水性の向上を存分に果たしている。 また全体は立体裁断となっているため動きに対して窮屈な感覚がない。 欧州最大のアウトドアショー・ISPOで「アウトドア・インダストリー・アワード」金賞となっているそうだ。この軽量さゆえ携行性が抜群。山のいろいろな場面への汎用性があると感じた。 購入後困ったことに、当方の持っている防水パンツのほうがジャケット175gより重くなってしまった。(パンツの方が軽くないと損した気分となるのも人情か) パンツの代用として 「スーパーハイドロブリーズレインチャップス (115g)」 (ジャケット&パンツ合計290g)を使っていたが、いつお尻が濡れるような 大雨に出くわすか分からない恐怖感が付いて回ったため「キャラバン・ARMDレインパンツ(160g)」(ジャケット&パンツ合計345g)に変更してしまった。 結果、お好みの組み合わせのジャケット&パンツは45gの増量となったもののこれで良しと考えている。 考えれば考えるほど、深みにはまって物欲限りなし。 山用雨具だけでも山となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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