健康長寿のブログ

マカってなに

健康食品として、ドラックストアやコンビニ等でも見かけるようになったので名前ぐらいは知っている人が多いと思いますが、マカはとても変わったところで育っているのです。南米ペルーのアンデス山脈、標高４５００ｍ以上のボンボン高原の厳しい環境下で生育する植物なのです。山岳地帯は寒暖の差が激しい所が 多いのですが、ペルーのボンボン高原は昼と夜の温度差が三十度もあるので、夜の気温は、氷点下になる事もしばしばあります。長期の干ばつや、雹や霰、霜といった悪条件に耐える植物です。このような厳しい環境ではマカ以外の食物になるような植物は育ちません。
マカの葉っぱはチリチリと縮れているような形で、茎は５センチと短く、根は円筒形で色は白色、黄色、紫、白っぽいピンク、黒色などさまざまな色のものがあります。食用にされるのは、マカの根と胚軸の部分です。
マカは、非常に生命力の強い植物で、極端な天候状態でも化学薬品を使用せずに、育てられています。健康において根葉に含まれる成分のアルカロイド、サポニン、テルペノイド、デキストリン、アントシアニンなどが注目されています。また、マカはアミノ酸の含有量が多く、「アミノ酸の母」と呼ばれるリジンと、「アミノ酸の」父と呼ばれるアルギニンが多量に含まれています。マカは、スポーツ・サプリメントや活力系のサプリメントに配合されて人気になっています。マカを栽培できるのは、ペルー国内だけです。 高地には、作物を食い荒らす害虫などがいませんから、農薬の必要もありませんが、低地では土壌の成分もちがいますので、化学肥料や農薬が必要になります。化学肥料で作ったマカは栄養価も低く農薬ものこっています。安全なマカを選ぶ目安は、有機ＪＡＳマークの付いたものがよいでしょう。

滋養強壮や性不能症の改善、更年期障害、ホルモンバランスの調節などに良いといわれているマカですが、いったいどのくらいの摂取が必要なのでしょうか？
テレビや雑誌、インターネットなどで、数多くのサプリメントが紹介されていますが、どの成分が自分に適しているのかわからないのが正直な気持ちではありませんか？
では、何を基準に選ぶといいのでしょうか。それは、「マカ」のグラム数に注目してください。マカ本来のパワーを十分に出す為には、1日に必要な量は10グラム以上だそうです。マカの産地ペルーなどでは、1週間にマカを摂取する量は数キロ単位だと言われています。あまり少ないとパワーが出ないようです。
メーカーによって、1日のタブレットやカプセルの含有量が違いますのでマカがどのくらい含まれているのか、きちんと確認するといいでしょう。
メーカーによって、考え方や製法、含まれている成分も違うはずです。マカはもともと自然食品なので副作用が出る可能性も低くいようです。必要量を断続的に摂取していき、続けることも大切です。人それぞれ、目的や体質が違うと思いますのでご自分にあった摂取量、飲み方を見つけてください。


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