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View from the Outpost [全1706件]
あわただしき旅の土産にもみぢ葉のあかき心の色そ宿れる
我家では、九州みやげは辛し明太子が喜ばれる定番である。ところが福岡空港で買えなかったので、これはモノレールの浜松町駅に着いてから買ったものである。 ただ、そのことは家人には秘密にしておこう。家族の誰かがこのブログを見たらバレてしまうが。 (写真をクリックすると、拡大表示されます)
暗く深き唐くれなゐに到らざる紅葉は琴の湖にぞ映る
暗さを感じさせるほどの紅味にはまだ至っておらず、まだうっすらとした色だ。このぐらいの紅葉のグラデーションというのも、なかなか味がある。 (写真をクリックすると、拡大表示されます)
琴の湖の岸辺に寄する波の音も聞こえぬ楽のひたにたゆたふ
だから、海とも思えないようなゆったりと凪いだ海面だ。岸に打ち寄せる波も、波ともいえないほど、本当に遠慮がちである。その波があまりにも穏やかなので、「琴の湖 (ことのうみ)」 という別称があるほどだ。 この湾を囲む山々の連なりが望まれ、その向こうはもう外洋である。不思議な景色である。 (写真をクリックすると、拡大表示されます)
故郷の空もひたすら暗からむさらに雪さへ舞ふ空ならむ
とくに今朝はやたらと寒くて、周囲の空が荒涼とした鉛色に見え、まさに 「すり鉢の底から見上げた感」 が増幅された。今シーズン初めてコートを着て出かけたほどだ。 明日から出張で、もしかしたら 3日間ほどインターネットに接続できない可能性が高い。その場合は、帰ってからまとめてアップロードさせてもらうので、よろしく。 (写真をクリックすると、拡大表示されます)
宵となり伽藍の屋根の黒き影の彼方でタワーは光りゐるなり 東京スカイツリーとかいうものができてしまったら、今の東京タワーはどうなってしまうのだろう。 テレビ電波の発信は、スカイツリーの方にもっていかれるだろうから、テレビ塔としての存在意義は薄れ、利用料の収入も激減するだろう。そうなると、史的記念物として残すというのも、なかなか大変なことになるだろう。 とはいいながら、東京タワー、なかなかがんばっている。虎ノ門の方向からみると、お寺の屋根のシルエットの彼方で、けなげに光っているではないか。 (写真をクリックすると、拡大表示されます)
雨の宵の電気の街のアスファルトに光溢れて秋は更けゆく
秋葉原のホームから見下ろすと、電気の街はそこら中が様々な色に光っていて、その光が濡れたアスファルトに反射し、光の渦だ。クリスマスが近づいたら、この光の渦はさらに忙しいものになるだろう。 天気予報によると、明日は曇りのち晴れ。最高気温は今日より高くなるが、明け方の最低気温はしばらく下がり続けるという。 (写真をクリックすると、拡大表示されます)
目に見えぬいのち護らむと野の花は秋深まれば立ち枯るるを厭はず
秋が深まると、野や道端の花がどんどん質素に小さくなっていく。春爛漫の頃と比べると世界の様相がまったく違う。野生のいのちは、寒い冬の中で身を守るため、出口をどんどんせばめている。 秋が深まり冬になれば、これらの花は立ち枯れして、そのままドライフラワーになってしまうのだろうか。 (写真をクリックすると、拡大表示されます) |一覧| |
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