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ここには2006年分までの釣行記が収録されています。 2007年からの釣行記は『愛・渓・遊』に統合されました。 釣行記、世相、ワンコ、お茶などの話題が毎日更新されています。
郁楓庵釣行記「渓の想ひ出 」へようこそ。 このブログはテンカラ界の草分け的人気サイトである「郁楓庵」の釣行記です。 郁楓庵のそのほかの掲示板・ブログはこちらです。 ■ BBS「郁楓庵囲炉裏端」 ←コメントはこちらへ ■郁楓庵記「愛i・渓k・遊u」 ←ブログはこちらに統一しました 郁楓庵釣行記 『 愛 i ・渓 k・遊 u 』 . [全39件]
郁楓庵の釣行記は、2007年版から別の場所に収録されています。 新・釣行記 『 愛 i・渓 k・遊 u 』 http://ikufuan.naturum.ne.jp/ どうぞこれまで通りご愛顧の程宜しくお願い致します。 なお、2006年までの分はこのままここへ残しますので、こちらのほうもよろしく~ 最終更新日時 2007年1月2日 13時55分24秒
平成18年12月13日(水) お天気:曇り 水 温:不明 気 温:14℃くらい 水 量:適当 同行者:雑魚さん 12月にしては暖かい一日、今週もまたメバリングに行ってきました。 実は前回書いた11月22日のルアー初釣果に触発されて、ここには書いてませんが、先々週、先週とすでに2回も出撃しておりまして、今回でようやく3回目、まだまだ素人丸出しのメバラーです。 場所は1回目と同じく牡鹿半島。 うちからは片道約3時間・・・ 遠いっちゃぁ遠いっす。 シーズン中の渓流なら1時間も走れば地元のかなり山奥のフィールドまで行けるのにねぇ。 ま、しょうがないか (;´Д`A ```
同行したのは雑魚さん。 でもって今日は雑魚さんの運転だから遠くても楽チンです。(すんません、雑魚さん) 雑魚さん宅を朝の8時に出て 10時半、牡鹿半島富貴浦に到着。 ここは先々週初めてのメバルを釣った場所でして、それなりに実績があります。 防波堤にあがって早速フィギアエイト釣法のアイスジグを使ってみました。 先々週に使ったときは結構反応があってアイスジグ恐るべしと思ったのですが、今日も岸壁から落としてアクションを加えるとメバルがすぐにあちこちから集まってきます。 やはり恐るべし。 見ているとアイスジグとソフトワームとではメバルの興奮の仕方が違うのが明らかにわかります。 フィギアエイト釣法はバーチカルで釣るのが基本でして、ラパラのアイスジグというルアー使うのですが、このルアー、水中に沈めて軽くシャクると上下よりも水平方向に大きく移動するのが特徴です。
で、その動きが8の字を描くように見えるのでフィギアエイトっていうらしいのですが、このルアーの動き、8の字というよりはなかなか不規則な動きです。 でも逆にそれがメバルには魅力なのでしょうね。 事実、ツンツンとシャクるとメバルが狂ったようにルアーを追い回します。 ただし、このルアーの不規則な動き(それと、フックの形状)には少々注意が必要です。 ちょっと気を抜くとすぐに根掛かりしてしまいます。 低層や防波堤のヘチを狙うときは十分注意しないと涙を見ます。 それを知らず、わたしゃ初使いの日に3個、そしてわかっていながら今回も1個ロストしてしまいました(涙目) で、その独特のアクションでメバルをじらしにじらしてから、ふっと動きをゆるめると、メバルが下から猛アタックでフッキング、一丁上がり、という釣りです。 メバリングのド素人であるこの私でも釣れるのですから、お気楽と言えばお気楽な釣りです。(なんでもこのアイスジグ、今かなり流行ってるようで通販でも売り切れ続出みたいですね) でも、ハッキリいってこればっかりやってるとさすがに飽きますf(^ー^; やはりソフトルアーと交互にやるのが一番ですね。
魚影さえ濃ければソフトルアーでもアイスジグでも同じくらい釣れますし。 (あはは、どっちをやっても結局は一緒ってことか・・・。) 今回も、富貴浦、狐崎、竹浜の各漁港を回りましたが、いずれの場所も魚影が濃くて、合計で40匹近い釣果がありました。 先週の奥松島から七ヶ浜にかけての貧果(1匹)とは雲泥の差。 これは、うーん魚影の差でしょうか、それともテクニックの低さでしょうか? でも、テンカラでもなんでも、釣りはやはり釣果があってこそ腕が磨けるっていうのがよくわかりました。 だって、釣れなければ、釣れたときの条件やテクニックって言うものが会得できませんものね。
とにかく私のようなメバリング素人でも、今回、リーリングのスピードやフッキングさせるタイミングなどを身を以て体験することが出来たのは、ある程度の釣果があったからこそだと思っています。 (まだまだ、タダ巻きオンリーですが(^◇^;) どんな釣りでも、魚が居ないところでやったって、なんにも面白くないし、上達しませんね。 そう言った意味では今回は本当にいい勉強ができた釣行でした。 なによりも、メバリングに完璧にハマりましたもの(^^ゞ 実は今はウルトラライトの渓流用ロッドを流用してるんですが、どうもメバリング専用ロッドが欲しくなってきてしょうがありません。 ヤバイなぁ、買っちゃいそうだなぁ。 最終更新日時 2006年12月15日 18時6分10秒
平成18年11月22日(水) お天気:晴れ 水 温:不明 気 温:15℃くらい 水 量:適当 風が強く波が高い 同行者:雑魚さん 優遊さん 今週(昨日)もまた海へ行ってきました。 渓流シーズン中はほとんど釣行記も書かないのに、海への釣行は毎回書いてるような・・・。 たぶんそれだけ毎回新しい発見があって、新鮮な体験をしてるからなんでしょうね。 (テンカラも初心に返らないとだめだなぁ \(__ ) ハンセィ) ということで、もうしばらく海物語(パチンコにあらずf^^;) 書きそうです。 ご勘弁を。 で、今日はそうめにすと倶楽部の雑魚さんと優遊さんが一緒。 自分はいつもの如く投げ釣りですが、お二人はソフトルアーでロックフィッシュ狙い、いわゆる今風に言うと「メバリング」っていうやつ。
メバルを狙うからメバリングって云うんだそうです。 そういえば、似たようなネーミングでアオリイカをエギで狙うのをエギングって言いますが、どうせならメバリングの韻を踏んで「イカリング」ってしたほうがなんか美味しそうだよなぁ、などというさぶいダジャレを考えてる自分・・・オッサンになった証拠ですな。 えーと実は、餌を仕入れるために途中で寄った釣具屋さんで、自分もついでにメバル用のワームとジグヘッドをちょこっと買ってしまいました。 投げ竿でアタリを待つ間に暇つぶしにやってみようかなと。買ったのはピンクのストロータイプのもの1種類のみ。ほんとうは何種類も用意して取っ替え引っ替え使うらしいのですが、テンカラでさえ2種類の毛鈎しか使わない自分ですので、1種類で十分。 目的の花淵港に着いて、早速 防波堤へ登ってみたら、かなり波が強く、バッシャーンと岸壁に波しぶきが掛かっている状態です。思わず「東映」のロゴがズームアップされて来るのではなかとアホなことを考えたりして(^^; とりあえずそれに負けじと投げ竿を準備して投入してみましたが、底が荒れているせいか1投目から根掛かりしてしまい鈎をロストしてしまいました。 メバル狙い(メバラーと云うらしいです)のお二人も波の高さに手こずって全然ダメな様子。 釣り始めて15分、早々に諦め場所を移動することになりました。 移動した先は仙台港。 さすがにここは大きな港の中ですから波が穏やかです。 今日の戦場をここと定め腰を落ち着けて釣ることにしました。
そばで先に釣っていた愛想のよさげなお兄ちゃん達に状況を聞くと「アナゴ」が結構釣れているようです。 見せて貰うと「前回私が釣ったアナゴよりずっと小さいぢゃん」・・・・ 思わずそう云いたくなるのをグッとこらえて「おぉ、たいしたもんですねぇ」と社交辞令を云うところなんぞは、やっぱ大人だなぁ。>ぢぶん さて、早速、アオイソメをつけて投げ込んでみても反応がさっぱり。 餌もとられていないし、せっかくの上げ潮なのに活性が低い状況ではやる気もいまいちだなぁ。 こうなりゃ、今日は自分もメバラーの仲間入り(っていうかちょっと体験^^;)しようっと。 ということで、メバラーの先輩である雑魚さん、優遊さんの教えを乞いながら、見よう見まねでワームにフックを刺して準備OK。 (ちなみにこのフック、何もわからず適当に買ったのですが、「まっすぐ」っていう変な名前の割に、ソフトワームが手軽にまっすぐ刺せる、初心者にとってはうれしいアイテムでした) 堤防から突き出した潮位観測施設の柱周りあたりが狙い目かなぁと、適当に投げては巻いてを繰り返しましたが、ぜーんぜんダメ。 実は今日使っている渓流用のウルトラライトのロッドとリールは10年以上前に買い揃えてみたものの、2~3回使って全然釣れなくて、ずーっとお蔵入りしていたもの。 当然このロッドではまだロックフィッシュはもとよりトラウトも釣ったことありません。 いうなればいまだ魂の入っていない哀しいロッドなのであります。 だからどうしてもルアーで釣れる気がしないのですよね。
ひたすら投げてはアクションも加えず巻く(ただ巻きって云うそうな)というややジミーな釣りですし、なかなか集中力も持続しません。 あ、いやいや、本当は底の状況や潮の流れやその日の魚の活性などいろんなコトを判断しながら的確なワームをチョイスしてリトリーブする非常に繊細な釣りなんですが、超初心者としてはしょうがないですよね。 ところがです! 何度かしつこくリーリングしていたら突然「コン」と軽いアタリらしいものが! お!? と再び同じようなところを引いてくると、今度はググッと確実なアタリが! あわててリールを巻き上げると、あちゃー、水面直下でバレてしまいあえなく魚は逃げてしまいました。 色からするとメバルっぽかったぞー! これで俄然やる気が出てきたのは云うまでもありません! もちろん2本の投げ竿のほうも放っておくわけにはいきませんので、時々そちらも巻き上げてみますが、フグやヒトデばっかり。なんとかカレイを釣りたいのですが、無理かなぁ。 あっちの竿、こっちの竿と投げ竿の面倒見ながら、ワームを投げてはリトリーブ。 しかしその後はアタリも来ず、半ば機械的にワームを投げて巻いていたそのときです。 キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
ガツンと云うアタリとともにグイグイという引きがラインを通して手に伝わってきます。 今度はバラしてなるものか。 もう無我夢中でリールを巻いて海面からごぼう抜き。 釣れたのは20cmをやや越えるアイナメでした。 やったー、ルアーで釣れた! なんかあっけなく釣れてしまった感じ(人はこれを「まぐれ」と云ふ^^;)もありますが、ま、良いではないですか。 釣果は釣果です。 アイナメが釣れたという感動より、「ついにこのロッドで魚が釣れた…おおぉこのロッドで…」という感動のほうが何故か大きかったのはご愛敬でしたけどね。 でも自分をメバリングに引きずり込むには十分な釣果です。なんたって、昨日の今日なのに、早速、何種類かのメバル用のソフトワームとジグヘッド買ってきてしまいました(^^ゞ。 (こうやって善良な一般人は坂を転がり落ちるようにメバル道に落ちていくんですねぇ) さぁ、来週は投げ竿封印してメバリングだぁ、がんばるぞー。 (あ、一応投げ竿持っていくだけは持っていきますけど (;´Д`A ``` ) 最終更新日時 2006年11月23日 21時51分22秒
平成18年11月15日(水) お天気:晴れ 水 温:不明 気 温:15℃くらい 水 量:適当 同行者:雑魚さん なんか、テンカラ釣りのサイトなのに、最近はそれに関係のない釣行記ばかりで申し訳ないのですが、今日は海釣り、第2弾。 雑魚さんと砂浜からのサーフキャストでカレイ狙いに行ってきました。 行き先は以前何度か行ったことのある吉田浜です。 今日のお天気は曇りで経過する予報で寒くなりそうだったので、ジャージの上にオーバーパンツを履き、上はフリースを2枚着込んで出発。途中でアオイソメなどを仕入れながら、予定通り2時間ほどで到着しました。 しかし、天気予報に反して今日も絶好の釣り日和。 青空に太陽の日差しも暖かく、オーバーパンツも暑いほどでした。
今日は、新たに仕入れてきたサーフキャスト用のタックルの使い初め。 先日亡くなったうちのワンコの名を取ってアックス竿と名付けた竿にはその魂が宿っています。(と思いこんでる(^_^;) 早速第1投、どうも竿の調子がまだ体に馴染んでなくて、あまりよく飛びませんけど、とりあえずOK。 もう一セット、いつも使ってるタックルも投げ込んで、ふと先に投げ入れてたアックス竿を見ると、カレイのアタリとは違う明確にブルブルッとくるアタリが竿先に表れてるじゃないですか。
慌てて巻き上げると、ちょっとかわいいアイナメ。 おお、幸先がいい。 早くもアックス竿で釣果が出てしまいました。 そのあともエサを投げ入れ、他には誰もいない砂浜で椅子に座って遠く海を眺めれてると、仙台港に出入りする大型の船が水平線に見え、左手の松島には遊覧船が走って、それはそれはのどかな気持になります。
釣果もイシモチや木葉カレイ、それにフグにワタリガニといろんなものが釣れ、今日も今日とて五目達成! あっと今に時間が流れ、エサもなくなってきたので納竿。 今日も一日 楽しい釣りが出来たことに感謝、感謝。 最終更新日時 2006年11月17日 23時10分7秒
最終更新日時 2006年11月10日 16時45分14秒
平成18年6月14日(水) お天気:晴れ時々薄曇り 水 温:11℃ 気 温:25℃くらい 水 量:ほとんど平水 同行者:なし
久々の釣行記のアップ。 11ヶ月ぶりである。 今年は、あれだけ悩まされた肩の痛みも無くなり、この時期にしては例年になく精力的に釣行を重ねている。 今日はいつもの水曜釣行仲間である雑魚さん、「秀」さん、佐藤さんがそれぞれ仕事とのことで、久々の単独釣行となった。 行き先は先週から決まっている。 実に三週連続で同じ川が目的地なのだ。(我ながらその執念深さに驚くばかり(^。^;) 先々週は佐藤さんとの釣行だったが増水で無念の撤退。 先週はそのリベンジを兼ねて雑魚さん、佐藤さんとの釣行だったが、魚の活性が低くあえなく返り討ちにあってしまった。 (この模様は雑魚さんのHPの釣行記に収録) 朝8時、今日はなんとしてもきっちり仇討ちをせねばという悲壮な思いを抱いての出発となった。(なーんてね、ほんとうはお天気も良いし、ウキウキワクワクo(^-^)o しながら出発したのは言うまでもないことさ)
しかし目的地は我が家から約80km。 以前ならサッとひとっ走りの感覚だったが最近はこの距離がなにげに遠く感じてしまう。 年を取ったかなぁ。 途中コンビニで食料を仕入れ、1時間半後に到着。太陽がジリジリと日差しを投げかける中、身支度を整え登山道を歩き始める。 いつもならこの車止めからすぐに渓に降りて釣り始めるのだが、今日はずっと上の堰堤まで歩きそこから入渓する予定だ。この川は堰堤の上の方が魚体が大きいし、渓相も明るく釣りやすい。 気温25度ながら湿度も低くさわやかな緑の中、山道をドンドン登る。堰堤に着く頃には額いっぱいに汗が噴き出していた。 堰堤の上から入渓、水量もほとんど平時とおなじくらいに落ち着いている。 水温は11度。
目の前に格好のポイントが広がり、勇んで毛針を流すが、反応がない。 瀬を流しても、落ち込みに落としても、ウンともスンとも言わない。 こりゃまたまた返り討ちかなぁ というイヤな予感が頭をかすめる。 ようやく最初の一匹目が釣れたのは入渓してから30分のことだった。 その後2匹ほど釣って先週脱渓したポイントまで来てしまった。 うーん、釣れたとは言え納得できない状況。ここでやめるわけにはいかない。 ここから先は何年かぶりで竿を出す区間になるのだが、今日はこのまま不調状態が続くのだろうか。 しかし、結果から言えば、それは全くの杞憂であった。 反応自体はそれほど多くないが、いくつかの絶好ポイントでは必ず釣果を挙げさせてくれる。 家に帰ってカメラのタイムスタンプをみると、とある区間では3分おきに立て続けに4匹も釣れていたシーンもあったほどである。 しかも釣れるのは25cmクラスの良型がほとんど。
渓相も下流よりも開けている場所が多く、気持ちよく毛針を振ることができる。 こんな日に仕事なんてみんな可哀想に。 今日来ればこんな楽しい思いが出来たのにぃぃ。 ハハハ、ま、いいか、釣ったもん勝ちだもんね。(「釣ったもん勝ち」これこそが我々仲間内の絶対的不文律なのだ(^。^;) 水面に映える初夏の日差しがまぶしい。渓のところどころにはまだ残雪が顔をのぞかせていたりする。 岩魚と戯れ、景色を愛で、フィトンチッドを全身で味わいながら、3時間ほどで登山道に上れる枝沢との出会いまできた。 いつもはここで竿をたたむのだが、この調子ではここで納竿は惜しい。 えーい、この先大滝までやってしまえーとばかりに、納竿ポイントを通過、そのまま竿を降り続ける。 ただこの先に滝があるのは地形図のマークで知っているだけで、実際に釣ったことはない。 今日が初挑戦の区間である。
しかし期待を裏切らなかった。 その後も岩魚たちが毛針にビシバシアタックしてくれて、前半の不調をカバーして余りある10数匹の釣果を数えていた。 1時間半後、開けていた渓も急に通らずの様相を呈してきて、ついに滝が姿を現した。 滝直前で最後の一匹を追加して楽しかった今日の釣行もここで納竿。 さて帰りは枝沢との出会いまで下ってそこから登山道へ出るのが上策なのはわかっていたが、地形図を見ると滝の左側を登ればちょっとの藪こぎで登山道に出られそうである。 見上げれば斜度60度くらいの斜面が20mほど。木の根などを手がかりに登れば登れなくもなさそうだ。
ま、ダメもとで登山道に出られなかったら もう一度降りて沢を下ればいいか、そんな軽い気持で斜面にとりついたのだが、いやはや、実はこの判断が大いに間違っていた。 斜面の三分の2ほど登ったところで手がかりが少なくなってきた。ふと下を見ると感覚的にほとんど垂直に見える。ずっと下の方に水の流れが見え隠れしている。 ここから落ちたら命を落とすか、さもなくば大けが間違いなし....そんなことが頭をよぎった。しかも今日は単独釣行だったぞ。 あわわ、落ちても誰も助けにきてくれない・・・そう思った瞬間、高所恐怖症である自分の背中に冷や汗が流れた。 うわー、やだやだ! だがしかし、ここまで来てしまったら肝を据えて登るしかない。 下へ降りるのはもっといやだ。 斜面を這うように、手がかり足がかりを一つ一つ確保しながら慎重に登っていく。時々つかんだ木の根がボロッと砕けたりしてヒヤッとさせられる。 そんなこんなでようやく登り切ったときには精も根も尽き果てていた。 (というのはちょっと大げさッス(;´Д`A ```)
上から再度下をのぞき込んで見ると、今、自分がしたことが如何に危険でアホなことだったか改めて認識させられる。 もう二度と無茶なことはしないぞぉ。 しかしラッキーだったのは、そこから藪をかき分けていくと ほどなく登山道へ出ることが出来たことだった。 ふー、助かった。 今日の釣果の一つ一つを思い出したり、風景や花の写真を撮りながら登山道を下っていく。 道々、樹齢何百年であろう大木たちに畏敬の念を込めて頭を下げ、今日も充実した時間を過ごすことができたことに感謝する。 ありがたい、ありがたい。 にしても.... むふふ 来週もまた来ちゃおうかなぁ。 4週連続だぁ。 最終更新日時 2006年6月14日 23時5分52秒
平成17年7月13日(水) お天気:曇り時々晴れ 水 温:12℃ 気温:24℃くらい 水 量:やや多め(若干の濁り) 同行者:「秀」さん 釣 果:1匹 今日は久しぶりに「秀」さんとの釣行である。 最近は「秀」さんも忙しいらしく、なかなか同行する機会がなかった。 山形は7月に入ってからようやく梅雨らしい天候が続き、雨の日が多かったが、今日は久々に青空が顔を見せるお天気となった。 とはいえ、昨日までの雨続きで、どこも増水していることが考えられる。 山深い沢へは行く気にはならなかった。 ということで今回は、源流域まで分け入るのは避け、ほどほどの安楽域で釣ることにした。 安楽といえば、「秀」さんが一家言持っている。 というか「秀」さんは安楽教の教祖様である。
安楽教は「無理して釣っちゃぁいけない」というのがご真言。 最近の体力の低下のせいか、この言葉のありがたみがようやく分かりかけてきた郁楓であった。(^^; まず最初に向かった川は案の定水量が多く断念。 次の川へと向かう。 ここは若干の濁りはあるものの水量は適量。 ここで釣ることにした しかし、沢へ下りてみると、蜘蛛の巣だらけ。 竿を振るごとにラインが蜘蛛の巣に引っかかり、「秀」さんもライントラブルに苦労している。 これがけっこう精神衛生上よくない。 ボーズよりもイライラさせられる。 しかも、魚の反応がない。 1時間程度であきらめ、次の川へ向かうことにした。 三番目の川は初めての川である。 というか正確に言えば、10年近く前のこと、「秀」さんと知り合って初めて一緒に釣りに来たのが、この川の下流域であった。 しかし、上流域に入るのは初めてである。
沢沿いの道を下っていると、川の真ん中に何かいる。 「わっ!」と、一瞬びっくりしたが、よく見るとそれはカモシカだった。 カモシカは我々に気づくとしばらくじっとこちらを見ていたが、やがてゆっくりと向こう岸の草むらに身を隠してしまった。 山中とはいえ、人里からそれほど離れてはいない。そんなところでカモシカがのんびりとしているとは、山形はすごいところだと改めて感じ入ってしまった。 さて釣りの方はといえば、ここも若干水量が多く、ほんの少し濁りがある。 しかし、それほど渓相が悪いわけではない。(相変わらず蜘蛛の巣はあるけれど) 今日はここまで釣果どころか魚の反応さえも一回もない。 なんとか一匹くらいは魚の顔を見たいものだと思っていた矢先、ようやくイワナが出てくれた。 これが今日唯一の釣果。
しかし、今日のようにコンディションがあまりよくない日は、この1匹だけでも大満足である。 うれしくて、ついつい写真を何枚か撮ってしまった。 「秀」さんも、その先でけっこう良い型を一匹釣り上げた。 お互いにこの一匹ずつで今日の気力を使い果たした感じで、ちょっと早めだったが納竿。 今日の渓のように、地元にもまだまだ行ったことのない渓がたくさんある。 たまにはそういうところを探索しながら釣るのも楽しいものだと実感した一日であった。 最終更新日時 2005年7月13日 21時52分41秒
釣行日:平成17年6月29日(水) お天気:晴れ 気温:26℃くらい 同行者:都筑如風 水 温:16℃ 水量:平水 釣 果:8匹 今日は久しぶりに我が師匠都筑さんとの釣行である。 いつものことながら師匠との釣行はこころなしか緊張する、意外に小心な郁楓である....
今年は梅雨に入ったもののほとんど雨が降らない日が続いていたが、ここ2日ほど前から梅雨前線が活発化して、北陸、新潟から東北の日本海側でかなりまとまった雨が降っていた。 ようやく雨の上がったこの朝、途中で都筑師匠を拾って一路釣り場を目指す。 今日入る沢は、私は初めて行くところで、連日の雨の影響が心配であったが、師匠は通い慣れているとみえて全然気にしている様子はなかった。 午前9時すぎ到着。 未明まで残っていた雨だったが、いつの間にか青空がひろがり、太陽の光が燦々と降り注ぐようなお天気になっていた。 沢も平水で一安心。
都筑師匠に言わせると、この川は魚影は濃いのだがなかなか釣るのは難しい沢らしい。 入ってすぐの淵で一匹水面近くをユラユラと泳いでいるイワナがいた。 しめた!とばかりに目の前に毛鉤を落とすとスッと寄って来てパクッと毛鉤をくわえた。 ヴェ!? ここって釣るのが難しい沢なんじゃ...? そんな動揺が走ったせいか、一瞬あわせが早く、毛鉤はスポッとイワナの口からはずれ、イワナは深みに一直線に逃げ込んでしまった。 くそー、心の準備さえできていればぁぁぁ 師匠が、後ろで「そんなこともあるさー」と笑っている。 次のポイントで師匠が早々と一匹釣り上げる。 8寸を越える良い型のイワナ。
よーし、こりゃ今日はムフフかも、と期待しながら竿を振る。 しかし、やっぱり釣るのが難しい沢であった。 なかなか愛想の良いイワナが出てくれない。 足元から走ったり、毛鉤にそっぽを向く連中ばかりで、私の毛鉤に掛かってくれる魚は一匹もいない。 そこかしこで底石の上に定位してるのがわかるのに、鼻先を毛鉤が流れてもユラッとも動かない。 ううーむ。 いやぁ、それにしても、快晴に近い青空になってきた。 この沢は比較的広い流れで、頭上も十分空間が広がっており、明るくて気持ちの良い、のんびりと釣るにはもってこいの沢である。 釣れないのはくやしいが、それを補って余りある爽快感を覚えながら釣り上がる。 師匠も毛鉤を見切られたりしてだいぶ釣果には苦労している様子だが、それでも午前中で良型を片手くらいは釣り上げていた。 え? 私? 私はもちろんボーズ。 トホホ
とりあえず、お昼のおにぎりを食べて、それから毛鉤をボディハックルからパラシュートに変えた。 途端である。 立て続けに2匹釣れてしまった。 むむむ、毛鉤によってこんなに違うのかぁぁぁ。 毛鉤なんてそんなに気にしなくても良いと、以前にここで書いた手前、この現実はショックだった。 ま、仕方がない、こんな日もアリだよね。 師匠曰く、毛鉤そのものの影響も少しはあるだろうけど、大事なのはそれぞれの沢のもつ渓相やポイントごとに水の流れ方がさまざま違うってことだそうだ。 その水の流れかたによって当然毛鉤の流れ方も違うから、結果的にみて「沢ごとに(あるいはポイントごとに)釣れる毛鉤が違ってくる」なんていう状況もよくあるとのことだった。
うーん、そうかぁ、これは目から鱗だった。 その後は、快進撃。 師匠も釣るが、私も釣る。 最後は26cmほどのイワナがきた。 ここの渓相からすれば尺上は珍しくもなさそうだが、とりあえず今日はこの型が最大であった。 尺上の楽しみは次回にとっておくことにして、納竿。 「今季中にもう一回来よう」 そう心の中で決め、初夏と言うよりは真夏の暑さの中での5時間半の釣行を終えたのだった。 最終更新日時 2005年7月7日 20時50分8秒
画像をクリックすると大きい画像が表示されます。 6月15日(水) 単独釣行 天気:晴れ時々曇り 気温:20℃ 水温:12℃ 水量:平水 釣果:たぶん20匹くらい
今日も単独釣行である。 仲間達は残念ながら皆、用事があるとのこと。 いずれにしても今日は単独であっても、前々から行こうと決めていた川へ行く予定であったので、早速出発。 ここは、我が家から1時間半ほど。 ちょっと遠いのだが、ほとんどフラットな流れでテンカラ向きだし、遡行は楽だし、帰り道は流れの横についてるし、魚影はあるしで、良いことづくめの川である。 ただし、夏場はアブの大群に襲われる。 だから、釣りに行くとすれば今頃が最良のシーズンといえる。
道の途切れるところまで車で分け入って、そこへ車を停めてすぐの場所から釣り始められる。 すでに車が2台ほど止まっていたが、おそらく山菜採りかもしれない。 身支度を調えて早速入渓。 この川はいろんな想い出がつまっている川である。 感慨に浸りながら竿を振る。 ところが、最初の小一時間はここぞというポイントでも全然反応がない。 さっきの車は先行者だったのだろうか。 そんな思いが頭をもたげてくる。 今年は最初に全然釣れないという釣行パターンが多いが、やはり1時間近くも反応がないと気もそぞろになってくるのは、まだまだ未熟な証拠だろうか。
毎回必ず魚が出るポイントへ来た。 「ここで釣れなければ今日は帰ろう」そんな思いで毛鉤を振った。 来た! ヤマメだ! キラキラと太陽に輝いて実に綺麗な魚体である。 そしてここから、快進撃の始まりとなった。 いままでの無反応が嘘のように、ポンポンと釣れてくる。 面白いことに、ヤマメ、イワナ、ヤマメ、イワナと約束したかのように交互に釣れてくる。
それも、ちゃんと瀬で出てくれるのだから、実にテンカラ冥利につきる。 最初の1時間で帰ろうと思っていたのが、気づけば、お昼も食べずに5時間半。 堰堤がある場所まで来ていた。 自慢じゃないが私の場合、単独釣行のときは、集中力はせいぜい2時間から3時間しか続かない。それが今回は時間も忘れて釣っていたのだから、よほど楽しかった証拠である。 今日はここで竿をしまうことにして、登山道へあがる。
登山道へ出てみると、一面に蕗が生えていた。この道は以前は人が並んで楽に歩ける道だったが、今は入る人も少ないのだろうか。 そういえば、川の中でも雪による倒木があちこちで流れに横たわっていた。 (それも マーフィーの法則よろしく、良いポイントの上に倒れているのだ) そういう風景を見ると人の手の及ばない自然の大いなる力を感じずにはいられない。
人間だって、与えられた環境の中で、不平不満を言わずに生きていかなきゃいけないないんだよなぁ、と改めて考えさせられる瞬間だ。 それにしても楽しい釣りだった。 また一つこの川の想い出が増えた。 実はこの川に是非とも連れてきたい人が一人いる。 その人もこの川が大好きで昨年まで年に一回来ていたが、体の都合で今年は来れないかも知れないという。 「どうぞ、その人が何とか今年も来れますように…」、そう山の神様に祈りつつ、楽しかった川をあとにする郁楓であった。 最終更新日時 2005年6月20日 0時25分38秒
梅雨に入る直前の季節は、一年の中でも一番さわやかな季節である。 今日は、「秀」さんも雑魚さんも仕事で忙しいらしく、どちらもいけないとのことで、一人で釣りに出かけることにした。単独の釣行は久しぶりである。 考えてみれば、2年ぶりくらいだ。 ということで、今日はお気楽コース。 以前、単独でビシバシと釣りに行っていた頃に良く通った渓流である。 ここなら気楽に短時間でも楽しめる。 今日も10時頃にゆっくりと出かけた。 車で30分も走れば到着である。
ここには今年の初釣行でも来たが、雪解け水がまだまだ多くて釣りにならなかった。 しかし、雪代が収まっている今頃の時期は、良い型が結構釣れる実績のある魚影の濃い川だ。 また、入渓も脱渓も楽で、小学生の甥っ子を連れてきたこともある。 しかもテンカラ初挑戦(というか渓流釣り初挑戦)でちゃんと釣果をあげた川である。 しかし、今日は全然魚の反応がない。 いつも出るポイントでもウンともスンとも言わない。 先行者がいるのだろうか。いや、蜘蛛の巣が破られずに残っているからそんなことはない。 こういう日は、いくら釣果に惑わされないぞとはいえ(この話題は6月1日の釣行記参照)、ちょっと気が散漫になってしまう。
案の定、遡行中に石のヌルに足を滑らせ沈してしまった。 今履いてる新しい渓流シューズは底がラバーであるために、こういったヌルヌルした石だけはやや滑りやすい。 気をつけてはいるのだが、ふと気が抜けたときなどにこういう事故は起こるものだ。 今回は、右半身だけ濡れたので、なんとかデジカメは無事だったが、ちょっと気が滅入る。 気を取り直して、ようやく最初の一匹。 この渓流の奥の方へきたのは2~3年ぶりであるが、以前に比べ、流れを遮る倒木などがあちこちにあって、竿を振れない箇所が多くなっている。 山の管理がままならないのかもしれない。 入渓して3時間。 そんな環境のせいか、やる気をなくしてしまって納竿。
結果としてそこそこには釣れたが、以前のような楽しい渓流ではなくなっていた。 残念なことである。 林道へ上がると雲間からの日差しが強い。 山間いの狭い田んぼにも苗が植えられ、季節は命の躍動を育みはじめようとしていた。 最終更新日時 2005年6月10日 14時20分6秒 |一覧| |