第7話 一心岩をも透す
この頃の話って原作の中でも好きな場面なんだけど、
やめればいいのに、つい先日原作引っ張り出して読んじゃったのよね・・・
第2シリーズになってから第１シーリーズよりもすっ飛ばしや
話の前後は気にならなくなったけど、やはり元を読んじゃうと駄目だなあと。
これはあくまでも個人的な感想なので、気を悪くしたくない方はスルーしてください。
今回の秀麗と全商連との駆け引き。原作ではセリフ以外の秀麗の心理描写が
描かれていて、読んでいて秀麗の緊張感が伝わってきて
ハラハラドキドキしながら読み進めていったものです。
が、今回の話しを見ていて、秀麗のセリフが軽く聞えてしまったんです。
緊張感がないというか。重みを感じられなかった。
時間を引き延ばす事も大事だったけど、
全商連から「是」を勝ち取るのも最大の目標なわけで
１７歳の小娘が、百戦錬磨の商人と対等の駆け引きをしなければならない。
失言は揚げ足となる以上、如何に言葉を選び相手に興味を持たせ
自分に有利に話しを進め「交渉」するか。
ＴＶを見ていてそんな緊張感が全く伝わってこなくて。
実際アニメではそんな事は考えていないのだろうけど、
私は全商連と対等に渡り歩き切ったこのシーンが好きだったので
声優さんの声に緊張感がなくて、軽く聞えてしまったのが、
正直ガッカリしてしまって。桑島さんのせいではないのは判っているのですが・・・
やはりアニメ中は原作は見ないほうが正解だとつくづく感じてしまった回でした。
せっかく、ちゃんと話が進んで、今回は絵も綺麗で
葉先生も出てきて、ちゃんと「人というものは・・・」のセリフもあって
いい感じだったのに。妙な拘りを持ってしまったのが悪かったのか。
来週は､朝廷で高官たち相手にやりあうシーンがある。
特に劉輝とのやりとりをどう扱うのか楽しみであり、不安でもあります。
アニメはアニメ、原作は原作と割り切って見なくてはいけないのに
やはり自分は駄目だな
って思ってしまいました。
思い込みって怖いな、て痛感した回でした。
って思ってしまいました。
