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カテゴリ:遊戯王
映画行ってきました。いやもう一週間は前のことなんですが。 とりあえず十代がイケメンすぎた。なにあいつ惚れた。 あとAIBOがけしからんかった。劇場が貸し切り状態だったから思わず叫んだよね。 AIBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!>★rz とりあえず映画感想を簡単に言うと、AIBO可愛い王様イケメン十代超イケメン遊星GJ← 遊表に滾ったので小話を↓ ※蟹とAIBOは付き合ってる。 ※同い年設定。 【思い立ったら即行動】 どうしてこんなことになったのだろう。 僕はただ、遊星君がDホイールの調整をするって言うから眺めてただけなのに。 これが終わったら出かけようって言うから、ちょっとドキドキしながら待ってたのに。 何で僕、遊星君に抱きしめられてるんだろう。 「あの・・・遊星君?」 返事がない、ただの屍のようだ。じゃない。 別にDホイール弄ってた時は普通だったのに。 普通に話しかけただけなのに、何でこうなってるの。 混乱する頭で必死に考えを巡らせる。 とりあえずこの状況をどうしようか。 今は誰もいなくて助かったけど、誰か帰ってきたら大変だ。 龍亞君や龍可ちゃんだったら何て説明したらいいんだよ。 別に彼にこうされるのが嫌なわけじゃない。 寧ろ嬉しい、んだけど。 ちょっと恥ずかしくなってきて身を捩る。 僕が離れようとしてると思ったのか、更に力を込められる。 柔軟剤の香りが鼻腔を擽る。 遊星君の、匂い。 うぅ・・・恥ずかしい・・・。 「ねぇ遊星君」 「・・・・・・」 また無言。 僕は内心で溜息をついた。 遊星君は、よく判らない人だ。 クールだけど熱い時は熱い。 彼の仲間を思いやる気持ち、何より絆を大切にしている。 そして結構、天然だ。 主に僕に対してだけど、紳士っぷりが半端じゃない。 なんか彼女扱いされてるなぁとか思ったりしてちょっと恥ずかしい。 それに凄いことをさらりと言う。 基本的に無口な人だから、こういうこと言わなそうだなぁ、と思っていることを平気で言う。 あまりにも普通すぎて一瞬気付かないこともしばしばある。 思えば告白された時だってそうだった。 普通に日常茶飯事の真っただ中。珍しく二人きりになった時だった。 その時はお互い好きなカードについて話していた。 どれが好きなんだ、って言われて、僕は自分のエースカードを指した。 やっぱり一番好きなのはこの子だよね。 遊星君は?って聞いたら、やっぱり彼もエースカードを指した。 そこまでは良かったんだ。 『やっぱり一番はエースカードだよねぇ』 『そうだな。でも、俺はお前も一番好きだ』 『へー・・・・・・・・・・・・・・・え?』 『人間で言ったら、遊戯が一番好きだ』 ・・・思い出したら恥ずかしくなってきた。 何なんだよあの告白! あの時は意味が判らなくてしばらくぼけっとしちゃったよ。 意味理解したら顔真っ赤にしちゃって返事どころじゃなかったけど。 だってどうしたらいいか判んなかったんだもん。 ・・・まぁ、結局OKしちゃったんだけど、さ。 「・・・遊戯」 遊星君がようやく口を開く。 でもそれ以上は語ってくれない。 これは聞くなら今しかないってやつかな。 僕もそっと口を開いた。 「遊星君」 「・・・何だ」 「それはこっちの台詞だよ。いきなり抱きしめて・・・」 「嫌だった、か?」 「そうじゃないよ。ただ、その・・・突然だったから」 どうしたのかなぁって。 実際かなり驚いていたのだ。 突然抱きしめられて、どうしたらいいのか判らなくなっていた。 だからこちらも無言を通すしかなかったわけで。 「・・・お前が」 「ん?」 「お前が、あんなこと言うからだ」 「あんなこと?」 抱きしめる前のことかな。 僕変なこと言ったっけ? 頭の上に疑問符を浮かべる。 僕の心情を読み取ったのか、遊星君がぽつりと呟いた。 「"かっこいい"って・・・」 かっこいい?ああ、確かに言ったかも。 Dホイールの調整でパソコンを巧みに操る遊星君がかっこよかったんだよね。 僕パソコンとかあんまり出来ないから憧れちゃうよね。 だからつい言っちゃったんだけど。 「嬉しいこと言う遊戯が悪い」 つまり遊星君は、感極まって僕に抱き付いたってこと? な、謎すぎるよ遊星君。 君のスイッチはよく判らない! 「だ、だからって急に抱きしめられても」 「嫌なのか」 「そうじゃなくって・・・こ、困るよ・・・」 さっきも言ったけど、別に抱きしめられること自体は嫌じゃないんだ。 ただ前兆がほしいだけで。 遊星君の視線を間近で受けて、思わず目を逸らす。 遊星君の瞳は、正直ちょっと苦手だ。 真っ直ぐ僕を見つめて、僕に好きだって語りかけてくる。 目は口ほどに物を言うっていうけど、正解だ。 口以上に、遊星君は目で語ってくる。 恥ずかしい。頬が熱い。 「遊戯、キスしていいか?」 「は!?」 ああもうまた君は!突然だなぁもう! 思わず遊星君を見上げる。 同い年なのに何でこんなに背が違うんだろう。悔しい。 「可愛い顔するお前が悪い」 「~~~~っ!」 真顔でそんなこと言わないでよ。 ただでさえ遊星君は整った顔立ちしてるのに、そんな顔されたら。 「遊戯」 そんな、優しくて甘い声で言われたら。 「しても、いいだろう?」 既に頬には遊星君の手が添えられてる。 する気満々じゃないか。僕の意見無視? 嗚呼でも。 「・・・・・・・・・ずるい・・・」 やっぱり嫌じゃないから、拒めないんだよなぁ。 そっと瞳を閉じて覚悟を決める。 瞳を閉じる前、遊星君が笑った気がしたのは気の所為じゃないと思う。 ****** とりあえずいちゃついてる遊表が書きたかった。 遊表はぴゅわー(笑)だからほのぼのとか甘々がいい。ふわふわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/04/01 10:41:14 PM
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