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テーマ:プジョーとの生活(475)
カテゴリ:フランス車・オープンカー
クルマの営業担当さんにも、色々なスタイルがある。 店に訪れた見込み客を外さない守備型もあれば、 突撃営業のように、見込み客を開拓する狩猟型もある。 潜在的な顧客を 見込み客に変える育成型は、 うまく刈り取れば、大きなセールスを期待できる。 ただし 育成を成功させるためには、種まき・水やリのほか、 スズメやカラスを近づかせないようなフォローも必要だ。 --- 育成型のフォローを、多くの潜在客に対して続けるためには、 顧客管理のノウハウやスキルが、必要になってくる。 また、顧客に接した時の些細な情報を発掘すれば、 ちょっとした何かを提案できる きっかけになる。 そこでは、微妙なバランス感覚を持っていなければ、 ちょっとした提案のつもりでも、狩猟型の提案になりかねない。 普段のやり取りの中で、顧客との信頼関係が構築できれば、 潜在顧客を見込み客に変えるプロセスで、不測の事態は少ない。 サービス来店も、顧客に接する重要な機会にできるが、 下手な鉄砲...では、自分の身が持たなくなってしまう。 このように考えてみると、個人プレーが目立つお店よりも、 組織として連携できるお店の方に、分があることは明らかだ。 組織として連携できるお店は、人材育成でも 強みがある。 一時的に自分の時間を削ってでも、後輩を育成することが、 自分の評価につながったり、責務として認められていたりする。 こうしたお店は、訪れた時に 雰囲気が良いことが多く、 お店の人から、他店・他ブランドの悪口の聞くことも少ない。 --- クルマを買うという行為は、数年スパンの活動であり、 買う時だけではなく、その後も お店との付き合いは続く。 だから、ブランドや車種を買うというだけでなく、 お店を買うという姿勢も、持っておきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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