【好きな車シリーズVol.8】スカイライン2000GT-R
好きな車を紹介するシリーズの第8回は「日産スカイライン2000GT-R」です。4代目のスカイラインとして1972年9月に登場し、通称「ケンとメリーのスカイライン」で親しまれ爆発的にヒットしたモデルです。翌73年にデビューした2代目GT-R(通称・ケンメリGT-R)は、初代GT-R同様、S20型エンジンを積み、オーバーフェンダー、リアスポイラー、4輪ディスクブレーキ等、を満載して、まさに「羊の皮をかぶった狼」という感じでした。当時小学生だった私には憧れのクルマで、プラモデルを買って独自仕様にカスタマイズしていた記憶があります。しかし折からの排ガス規制とオイルショックの影響により、一度もサーキットに姿を現すことなく、わずか197台が発売したのみで市場から消え去ることになります。このため幻のクルマ的な存在となり、その後すぐにプレミアムカーとなって今日に至ります。現在このGTRのエンブレムを買うためには1000万円近い大金が必要なようです。宝くじでも当たらない限りは無理だわ! (以下スカイライン2000GT-Rの説明)4代目のスカイラインは1972年9月に登場。通称ケンとメリーのスカイラインで親しまれた。4ドアセダンと2ドアハードトップが最初からラインナップされ、ボディサイドにはハコスカのデザインを引き継ぐ「サーフィンライン」を盛り込みつつ、モダンで若々しいスタイリングで大ヒットしたスカイラインである。スカGのアイデンティティともいえる丸型テールランプも先々代のS54から受け継いだことも注目された。エンジンはプリンス系1600ccに加え、1800/2000ccというエンジンラインナップがあったが、後にマイナーチェンジでプリンス系エンジンは姿を消し、日産系のL16、L18型に切り替えられた。写真はGT-Rとしては2代目になり、初代GT-R同様S20型エンジンを積み、オーバーフェンダー、リアスポイラー、4輪ディスクブレーキ等を満載して「狼」の凄みをきかせている。しかし折からの排ガス規制によりケンメリGT-Rはデビューからわずか4ヶ月、197台のみがこ世に出ただけであった。 主要諸元 ●全長 4,460mm ●全幅 1,695mm ●全高 1380mm ●ホイールベース 2,610mm ●トレッド(前/後) 1,395/1,375mm ●車両重量 1145kg ●エンジン S20(直6 4バルブDOHC) ボアxストローク 82.0x62.8 総排気量 1,989cc 圧縮比 9.5 最高出力(ps/rpm) 160/7000 最大トルク(kgm/rpm) 18.0/5600 ←よかったらクリックお願いします!