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テーマ:家電よもやま(9461)
カテゴリ:家電、オーディオ
製作記その2…電子工作マガジン2016秋号“NutubeハイブリッドHPAの製作”
関連記事1 関連記事2 ヘッダーソケットが来て、電気的接続が出来るようになったので、バイアス電圧の調整をして見たところ左右でつまみを回したときの電圧の変化の仕方が違うので、おかしいなと思い配線をチェックしたところ接続が1箇所違ってました。 1段目基板接続 誤 1段目基板接続 正 気を取り直して再度バイアス電圧調整。バイアス電圧はグリッド端子(Nutubeの4番端子と14番端子)の電圧です。半固定抵抗(VR2, VR3)のつまみをドライバーで回して調整します。本では、2Vにするように書いてあるのでその通りにしましたが、つまみを3.3V側に一杯に回した時にやっと2V位になりました。回路図を見るとグリッド端子電圧は3.3Vまであがらないとおかしい気がしたので、R1, R2の両端の電圧を測ると電圧降下があり、電流が流れているようです。 配線を見直しましたが、間違っているところを見つけられず。まあ、一応バイアス電圧2V位だしまあいいかと思い、音を聴いてみることにしました。 音出し 入力側:SONY Walkman NW-A17 出力側:SONY ヘッドフォン MDR-1A 一応音は出ました。ただ、NutubeハイブリッドHPAのボリューム(VR1)をMAX側に回すと音が(特に低音)歪んできましたが。MAX側から45度位の角度範囲だと歪んでるのがわかりました。ちなみに、バイアス電圧を下げていくと、歪が増えていきました。 音質は良いのか悪いのかよくわかりませんね。真空管っぽい音かどうかもよくわかりません。まあこれは、わたしが真空管っぽい音がどんな音なのか分かっていないせいですが。 仮接続状態 電源ON時のNutube アップ 蛍光体が青白く光ってます。 次は見た目(機構部品)の組立です。 ヘッダーソケット2段積み ピンのほうがソケットの長さよりも長いのでこうなってます。 ヘッダーソケット ヘッダーソケット ピン切断 短くしました。 2段目基板と1段目基板接続 ヘッダーソケット2段重ねでうまく接続できました。 2段目と1段目の間のスペーサーの長さは20mmにしました。 1段目の上につけるスペーサー 1箇所、Nutube端子ピッチ変換基板の角がスペーサーと干渉しました。 ので、この位置はスペーサー無しにしました、とりあえず。 1段目の上にスペーサー取付け スペーサーの長さは15mmにしました。 前面 斜め上から 上面 本では、最上段にアクリル板を取付けてますが、アクリル板の取付けはやめました。アクリル板は買ってありますが、そこから切り出すのと取付用の穴を開けるのが面倒くさいので。 一応音が出たので、まあいいかと。 あと、Nutubeを爪先で軽く叩くと、チーンとキーンの中間くらいの音がヘッドフォンから聞こえます。これが真空管の振動による歪なんだなあと理解しました。 もう一つ。電源スイッチをオン・オフする時ヘッドフォンを繋いでいると、結構大きめのポップノイズが発生します。 と、まあ、少し不可解な点もありましたが、電子工作マガジン2016秋号“NutubeハイブリッドHPAの製作”はこれで終了~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月28日 10時02分56秒
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