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音質雑感…SONY microSDXCカード高音質モデル「SR-64HXA」（64GB）

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　SONY microSDXCカード高音質モデル「SR-64HXA」（64GB）の音質雑感です。音質というか、試聴曲のミクロな部分にスポットを当てて、その部分のみを評価したものです。

試聴に使った機器
　・再生機：SONY ウォークマンNW-A17
　・ヘッドフォン：SONY MDR-CD900ST
　ウォークマンに直接ヘッドフォンを繋いでます。

試聴曲
　１．YMOの「Technopolis」：00:00-00:03に左側から聴こえるかすかなヒスノイズ
　２．レモンエンジェル(島えりか)の「記念日」：00:00-00:15に中央から聴こえるシンバルの小さい音
　３．藤田麻衣子の「ねぇ」：00:00-00:10に聴こえるピアノ音
　４．舟木一夫の「高校三年生」：00:58-01:12、1番の歌詞のあとの間奏部分で聴こえる鐘の音

比較対象メモリー
　・本体メモリー
　・通常のSDカード：SONY SR-32UY　(32GB)(今まで使っていたもの)
　・高音質SDカード：SONY SR-64HXA (64GB)(今回購入品)

音質雑感

曲１
　・本体メモリー：どちらかといえば、音量変化が少ない「サー」と言う感じの雑音で音量は小さい。
　・通常のSDカード：本体メモリーの場合より音量が若干大きく、「ジジジ」という感じの雑音が混じって聴こえる。
　・高音質SDカード：本体メモリーの場合とほとんど違いはなく、逆に、「サー」の音量変化がより少ない気がしないでもない。

曲２
　・本体メモリー：音を擬音語で表すと、「シャーン」に近い「カーン」。
　・通常のSDカード：「カーン」（「シャーン」感が少ない）。
　・高音質SDカード：本体メモリーと通常SDカードの中間あたりより、少し本体メモリーの場合に近い音。

曲３
　・本体メモリー：鍵盤を叩いてからの音の減衰の仕方が、滑らかにゼロまで減衰する感じ。
　・通常のSDカード：減衰が最後の最後まで滑らかにゼロにならず、大袈裟に言うと途中でプツ（という音はしないが）と途切れる感じ。
　・高音質SDカード：減衰は本体メモリーの場合にかなり近い。打音が本体メモリーの場合よりも強く聴こえる。

曲４．
　・本体メモリー：減衰は曲３と同様で、「カーン」の「カ」が若干柔らかく聴こえる。
　・通常のSDカード：減衰は曲３と同様で、「カーン」が「カ！ーン」と「カ」が少しきつく聴こえる。
　・高音質SDカード：減衰は本体メモリーの場合にかなり近い。本体メモリーの場合よりも鐘を叩く強さが若干強めだが、通常のSDカードのようにきつい感じではない。不自然な強さではない。

　とまあ、細かいことを書いてきましたが、普通に聴き流して楽しんで聴く分には特に差は感じませんでした(笑)。弱音部分に焦点を当てて、めっちゃ集中して聴くと、ようやく分かる程度の差です。

　あと、ウォークマンとヘッドフォンの間にDAC内蔵ポタアン、SONY PHA-1Aを入れても聴きました。
　ポタアンを入れると、本体メモリーと高音質SDカードとの音の差が縮まった感じで、高音質SDカードの音がより本体メモリーの音にかなり近づいた気がします。
　また、通常のSDカードの音も、本体メモリーの音に近づきましたが、近づき度合いは高音質SDカードほどではない感じです。


視聴環境１

左から、ヘッドフォン、ウォークマン。

視聴環境２

左から、ヘッドフォン、ポタアン、ウォークマン。

高音質SDカード：SONY SR-64HXA (64GB)　表


高音質SDカード：SONY SR-64HXA (64GB)　裏


通常のSDカード：SONY SR-32UY　(32GB)　表



以上、こんな感じでした。

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