ヨンジュン様大好き！

　NHK-BS2の「初恋」第９話。今週も２回分、オリジナルの第14話と第15話の短縮版です。

　先週の最後で、再会したチャヌとヒョギョン。同じシーンから今週ははじまりました。会ったのは、ヒョギョンがソウルに引っ越して以来、だいたい２年半ぶりぐらいなのだと思います。チャヌの表情は、本当にヒョギョンが好きなんだ、ってわかります。握手する時もちょっとためらいがちで・・・でもやっぱりチャヌの手が大きい。

　だけど、ヒョギョンの頭の中はチャニョクのことでいっぱい。チャニョクの消息を聞くと、我慢できなくなってトイレで泣いていました。チャヌもせつないよね。


　シンジャは喫茶店で働くことになりました。喫茶店といっても「タバン」だと思うけど、「若者のひなた」にも出てきたけど日本の喫茶店とはかなり趣がちがいますね。店員さんはお客さん（男性客）にかなりサービス（どんなサービスだ？）をすることが要求されるみたいです。
　この前後に、チャニョクやドンパルが、消息のわからないシンジャのことを心配する場面がカットされていました。

　さて、場面は変わって家。チャノクが洗濯をしようとして、カーディガンのポケットに、先週のソクチンが残していったメモを見つけます。
　先週「ネタバレ」と言って書かなかったけど、チャノクはソクチンのメモをポケットにしまったあと、チャニョクの工場に行く前にピンクのカーディガンから緑のカーディガンに着替えていたのです。なぜ着替える必要があったのか疑問ですが・・（メモをなくさせるために着替えさせた？）

　そして、メモを見つけたことをチャニョクに電話しに行って待っていた時、例のギターの先生を見かけてしまったチャノク。またも、ボーっと見つめています。（BSでは、先週のボーッはカットだったから、ここで初めて見つめた感じかな？）
いったいどこがよくて、惚れちゃったんだかよくわからないのですが・・・。

　メモの発見で、昨日たずねてきたのがカン・ソクチンという人だということを知ったチャニョク。そして、ヒョギョンと関係のある人だということも気づいたようです。

　チャヌも工場にやってきて、ヒョギョンにあったことを話しました。ヒョギョンに会うべきか否か、悩むチャニョク。

　そして、車のライトに照らされたヒョギョンと、それに驚くチャニョクのシーンが、あまりに唐突で驚いてしまいました。その前がかなりカットされていました。
　昼間チャヌに聞いたチャニョクの消息について悶々として考え込むヒョギョンは、居てもたっても居られなくて、メモ（チャヌが書いてくれたのかな？）を手に家を飛び出しタクシーに乗りました。そして、近くまで来て道を尋ねたその相手が、チャノクでした。（暗くてよく見えなかったんです。）お互いに気付いて再会を喜び、チャノクはチャニョクの工場にヒョギョンを案内しました。
　その時、チャニョクは配達に出ていて不在だったのだけど、ちょうど車で帰ってきて、そのライトに照らし出されたヒョギョンの姿に驚き、そのまま車で走り去ってしまったのでした。
　けれども遠くに行ったわけではなく、ちょっと離れたところからヒョギョンとチャノクを見ていて、ヒョギョンがタクシーに乗って帰ろうとするところを、トラックで追いかけたりもしたのです。でも、ヒョギョンは気付かずに行ってしまいました。

　真っ暗の部屋で、自分は卑怯だったと落ち込むチャニョク。チャヌに「いつかはヒョギョンと会うべきだ」といわれ、悩んだ結果ヒョギョンに会うことを決心したようです。そして、昔のメモを見つけ出すと、夜のうちにチャヌに「ヒョギョンの電話番号、昔のままかな？」と、翌日電話をかける決心をしたことをチャヌに伝えます。そして、一言「俺みたいに、弟の意見をよく聞く兄貴も珍しい。」

　それで、翌朝出かける時はすっきりした顔をして、電話をいつかけるか、といった相談をしていたのです。

　ところが、ヒョギョンは突然の発熱で、寝込んでしまいます。ソクチンも、チャニョクからの電話を切ったあとに、イ社長と会った母からの電話で、ヒョギョンの病気を知ります。それで、ソッキを大学に送った後で、これから見舞いに行く、と言ったのです。

　見舞いにいったけど、ヒョギョンは眠っていて、そのままソクチンはメモだけを残して帰っていきました。メモの内容がカットでしたね。それはこんな内容です。

「ヒョギョン　今日は起こさないで帰るよ
お前　俺との約束と忘れたのか？
元気なお前に戻るって。
チャニョク君が電話でお前の予備校を聞いてきた
俺の予想では　彼は今日予備校を訪ねるはずだ。
なのに寝込むなんて！
彼に会うためにも早く元気になるんだぞ」

　目を覚まして、このメモを見たヒョギョンは、居てもたっても居られずに予備校へタクシーを飛ばしました。そして、予備校の前でチャニョクとの再会。
　なのに、ヒョギョンはチャニョクのほっぺを思いっきりぶってしまいました。再会した二人はどうするのか・・・。


余談その１
　アボジの屋台にショバ代よこせと乗り込んできたチンピラ。小さいほうは、「ひなた」でユンベのボクシングジムに居た人でしたね。思わぬところで見てしまいました。


余談その２
　ヒョギョンとチャニョクの再会に焦点が当てられていたので、チャヌの家でのほのぼのとしたシーンがカットされていたのが残念でした。
　晩御飯、チャノクは奮発して魚を２匹食卓に出します。（安売りしてた、って言ってましたけど）２匹あるから、チャヌとチャニョクの分だって。、チャヌはチャノクに「いっしょに食べよう」と言うのですが、「お魚は生臭いから苦手なの」と言ってチャノクは食べません。チャヌが食べ終わって、部屋に帰ると、チャノクはチャヌの食べ残した魚（サンマかな？）を骨までしゃぶるように食べているんです。（本当はお魚好きだったんですね。）その骨までしゃぶっているところを、コーヒーを飲みたくて戻ってきたチャヌが見てしまいます。チャヌのために好きな魚を我慢していた、姉の思いやりに触れたチャヌでした。そして、家族の期待を一身に背負っていることを感じて、勉強にがんばるのです。