テーマ:介護・看護・喪失(5168)
カテゴリ:ぐうたら日記
昨日とは打って変わって、7時に目が覚め、ああやっぱり。^^;
流石に3日目ともなると気分が浮上してくるわぁ~、ははははは。 何だろなぁ、疲労がピークに客も重なり、どえらいブルーやったんねぇ。 って事で、病院へ。 大部屋に移った義母は、オイラが入っていくと、笑って出迎えてくれた。 胸の点滴も尿道の管も取れて(本人曰く、朝、取ったそうで...) 点滴は腕にしてあり、バックは、2つにまで減った。 ベットは、一番下まで下げてあり、脇に車椅子があったので、 これでリハビリに行くのだろう。 血管れんしゅくが起きてからこっち、今日が、一番まともに話せてる。 いつものように、室内点検をして、義母のスプーンがよく洗えてなかったので、洗い直した。 何故いつもちゃんと洗ってくれないんだろう...治療以前に基本だよ。 治療の関係で、今まで大判のバスタオルを掛けていたのだが、 今日から普通のタオルケットを掛けてあげた。 「着替えさせて貰ったんよ^^」 「そう、よかったね、下着とか靴下とか持ってきてあるからね」 「そうなの?、靴下履いてないすけ取って」 え? 「加圧は?」 「看護師さんが、脱いでいい言うから脱いだよ^^」 「ほんと?」 「うん」 ほんとかなぁ? 義母、愛用の靴下を渡すと、起き上がって自分で履いた。 ちょっと、ヨタヨタしてるものの、自力で寝起きが出来るのが分かって安心した。 その後、横になった義母と、1時間ばかり話したが、 ちょっと、おかしくなる時があるくらいで、後は、まあまあ普通に思える。 近い過去に遠い過去を結びつけてしゃべったりする時があるね。 過去の記憶の方は、よさそうなんだけど、現状況に関してがダメだね。^^; 言われた事は、ほとんど覚えてないし、覚えられないようだ。 「昨日の事、覚えてないんよ(--;)」 と自分で言っているので、まあ、それなりに変だと言う事は、気づいているようだ。 正確に覚えてるのは、いつ誰が来たとか何をする、日付。 今日は何日かなんて、オイラの方が覚えてないっちゅーの。^^; う~ん、どうかなぁ...。 まだ、14日しか経ってないからなぁ...。 人間、誰しも、そう正確な訳でない、ましてや60過ぎて、バッチリ何もかも覚えてるってもんでもないだろうし、ちょいおかしいが、普通の義母に見えるんだけどなぁ。 まあ、後で、どんなもんか聞いてみよっと。 いや、しかし、すごいな。^^; こう言ってはナンだが、同室の方々は、みんさん、ヨイヨイの方ばかりで、意識はあるが、他人の話し相手になるような状態ではないため、義母は1人、浮いて見える。 すごーく場違いな感じで、それは、義母も思っているらしく、どうしたもんかなぁ?といった風である。 大部屋に移るの楽しみにしてたんだけど、これが現実。 全員、脳いじってて、お義母さんより重傷。 ベットの下にセンサーマットが敷いてある方もおり、徘徊癖が出ているものと思われ、看護師さんがマットを踏まないように歩いている。 自分が如何に軽く済んで、ラッキーだったか、これで理解できたと思う。 そんな部屋で1人、すごく暇だったのだろう。 なかなか、話をやめない義母。^^; リハビリ行った? と聞いたら、行ってないって...そんなワケない。 午前と午後のスケジュールが貼ってある。 1度、リハビリ中の状態を見たいが、何やるか聞いても、わかんないと言うので、看護師さんに確認しようっと。 入院してからこっち、何度もしてる説明を、またしていたら昼食が来た。 何度でもするぞ。 理解できなければ、出来るまで説明をするし、分からなければ分かるまで聞くは基本。 これは職業柄かもね。 介助不要の義母。 ちゃんと、ごはんとおかずを交互に食べるようになったが、 まだ、ちょっと、おぼつかない。 牛乳のストロー差し込み口が分からず、穴でない所にストローを押し込んだりするので、冷や冷やするものの、ここ数日に比べたら、えらい進歩である。 Lv50(小学生低学年)くらい。^^ 普段、どちらかと言うと早食いな義母であるが、休み休み、ゆっくりと時間をかけて食べ、 「普通のごはんて言ったのに、おかゆなんだよ」 と愚痴り、おしゃべりに夢中になると箸が止まる。 今日は、箸を使って食べてるのを見て、オイラはニンマリ。^^ だけど、やっぱり、まだ、おかしいんだ。 食事の時、一番分かる。 でも元気で、自分でナースコール押して、トイレ行くって言って、連れてってもらってるし、外が見たいと言って起きて、よろよろ立って一緒に窓から畑を見た。 今のところ、体は何ともないようなので、少しだけホッとしている。 少しだけというのは、まだまだ予断を許さないからだ。 義母は、もうひとつ、クリアしなければならない大きな山が残っている。 それは、術後1ヶ月くらい経過した時、突然、出てくる障害。 経過も順調、さあ、退院しましょうって時に、手足が麻痺したり、言語障害が出てきたり、酷い人は半身が動かなくなったりする。 だから、まだまだ安心できない、諸手を挙げて喜べない。 今、元気な、この時を、よかったね、とうれしく思う程度である。 昼食を食べて、また暫く話をして、 特に注意する事、痛い、痺れる、おかしい、何でもいいから、ちょっとでも感じたら我慢しないで、すぐ看護師さんに言う事、絶対だかんね! と毎回、念押ししてから帰る。 今日は、本当によかった。 自分で介護がどうの言ってたのにも驚いたが、まあ、いい傾向だ。 明日、忘れてしまっていても、また言えばいい。 何度でも言ってやればいい。 そしたら、少しずつ、ミソに浸透して、その内、回線が繋がるような気がする。 諦めるのは、最後でいい。 義母は今、自分と闘っているのだから。 しっかし楽だわ。 べったり貼り付いてなくて済むようになって、容態もいい。 家にいても心配で仕方ないという気分から、少し解放されたので、気疲れ具合は、変わらなくても、何か楽に思える。 義母のテーブルの上に乗っていた茶封筒。 きたっ!! 恐る恐る開けてみると、明細に巨額の治療費、どーん! いやん、この2項目だけで、軽く車が買えまっせ、お客さん! 2週間でコレとは、もう笑うっきゃないぜ、がはははははははは。 って金額が書いてあり、おひょ~っ! 軽自動車1台で、ひーこら言ってる庶民には、とても無理。 どんだけかかるか最初に言ってよ。 って感じ。(いや、最初に言ってもらったからと言って、このままでいいですとは言えないところがツライんすが...) あのぉ~、すみません、この端数、取っ払って貰うワケには...。 って、コ○マ電気じゃないから無理だよね。 とか思いつつ、最終請求金額をば、薄目でチラ見...。 (@_@).....b 高額医療申請を出していたので、とりあえず、助かりました。 4月分の巨額は、それなりに小さくなっており、何とかオイラのヘソクリで賄えそう。 オイラ、首吊って保険出そうかと思ってましたもんで、大変、助かりましてございます。 そうだよねぇ、日頃、あれだけバカ高い保険料払って、全く知らない人を助けまくってたんだから、お義母さんが、ピンチの時くらい、お返しして貰っても、バチは当たらんわい。 って事で、それも少しホッとしたオイラでした。 うん、よかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月10日 16時50分01秒
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