マトリョミン 10年のあゆみ
マトリョミンという楽器をご存知でしょうか。ロシアの民芸品であるマトリョーシカの中に小型のシンセサイザーを内蔵させた日本発信の楽器。その音質はいわゆるテルミンのごとくむせび泣くような哀愁感たっぷりのものです。構造的にもほぼ一緒。演奏しているたたずまいはこんなよしまる氏相田氏楽器として量産されるようになり10年の月日が流れたようで記念としていくつもの催し物が企画されました。国内、国外でテレビのニュースでも放送されていましたが200人を超える演奏者によるAmazing Graceでギネス記録も認定されています。(世界最高演奏者数による同時演奏での認定)CDでリリースされる作品もあり「マトリョミン10年のあゆみ」というアルバムが完成。1. Amazing Grace2. 第九3. G線上のアリア4. 風のアリア5. カリンカ6. 春の海7. 鷲は一丘にという全7曲入り名曲がちりばめられている内容のアルバムですが最後の曲だけ見たことのない曲名になっていると思います。じつはこの曲、私が作曲した作品でございます。編曲は鍵盤奏者であり作曲家である大和田千弘さんにお願いしました。素晴しいアレンジが仕上がったと思っています。私が提供した作品はマトリョミンのグレード試験1級の方々に演奏していただいています。腕利きの方への楽曲提供なので制限が少なく、ひじょうに楽なものであり思うがままに作りこみました。録音は実況録音、ようするにライブ盤ということになります。マトリョミンは指で音階を調性する楽器であるためマイクを立てることが困難を極めます。とくに複数で演奏するときの飽和的なサウンドはラインでは再現できないために狙い所が難しいのですね。そんな中素晴しい演奏でやりぬいた方々に感謝しております。是非、ロシア起源日本生まれの楽器マトリョミンのサウンドを堪能してください。歴史的な第一歩はこちらでお買い求めいただけます。http://www.mandarinelectron-shop.com/shopdetail/001002000002/