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カテゴリ:書籍紹介
鎌田浩毅著「知的生産名生き方-ロールモデルを求めて」(東洋経済)を読んだ派手な衣装の著者の写真が大きく表紙に載っている本に目が留まった。 「鎌田浩毅??」誰か知らないがペラペラめくってみて、まあ面白そうかなと買ってみた。 京大の教授で結構テレビにも出ている様子。・・・だが、自分は見たことが無い。 どうやらこの本の前の「一生モノの勉強法」が売れて今回に繋がったようだ。 著者紹介:鎌田浩毅 1955年、東京生まれ。東京大学理学部卒業。通産省を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・科学コミュニケーション。テレビ・ラジオ・雑誌で科学を解りやすく解説する。火山研究のほか啓発と教育に熱心な「科学の伝道師」。モットーは面白くて役に立つかっこいい教授。 目次紹介
感想 著者の専門の火山学や、生活スタイル、ファッションには何も興味が湧かなかったが、この鎌田浩毅という京大の教授がとても人生を謳歌しているのはよくわかった。 好奇心が強く、さまざまなことに手を出し、研究し、自分の趣味とし、生活の一部にまで落とし込み楽しんでいる風がよくわかる。 別に大した内容を書いている本ではなかった。それなのに影響は受けた。 例えばこの本の中で鎌田教授が進めているJazzの名盤とやらを2枚早速購入し、夕食の際に聴いている。
テレビを消し、いきなりJazzを聴き始めた親父に家族もびっくりしているに違いない。 2枚ともかなりいい感じのCD。名盤と呼ぶにふさわしい。 京都の良さや不思議な点を多く解説してくれている点も面白い。京都人ならではの作法やいいまわし。一見面倒くさい表現も歴史と品格があるようだ。 参考箇所を最後に
ひとつ間違いなく言えることは、こんな教授に講義してもらえる学生はとてもとても幸せだと言うこと。
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Last updated
2009.11.21 21:33:33
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