タキソジウム(スギ科).
松本市天然記念物:芳川のタキソジウム(スギ科)二年前の12月4日、旧芳川小学校校庭で「三九郎」作りの講習会があった。その時に、この木を知り、撮ったものである。樹高は30mくらいか。タキソジウムはすぎ科で和名では沼杉・落羽松・二列葉松などと呼ばれている。地質時代の第三紀頃、北半球全域に繁茂していたもので化石として各所に見出されているが現在では北米南部からメキシコにかけてのみ水湿地に見られる雌雄同株の落葉針葉樹である。乾燥地にも育つが水湿地のものは「膝」と呼ばれる呼吸根が地上に伸びる特性がある。このタキソジウムは、明治末期に日本に渡来したといわれ、信州には数少ない。:松本市教育委員会---俺の樹木図鑑には、この木は載っていない。