|
カテゴリ:日常生活習慣
昔からタイ民族は農作業に使うと食用動物、例えば、豚、牛、鶏、アヒル、魚、犬等を家の周辺に飼っていました。その中で鶏が一番飼い易くて食用にも好んだため、一番多く飼われた。 飼われた野鶏は、自分たちの領域をまもり、メスを奪い合いで喧嘩しあう習性をもつ。強い雄は、飼い主に可愛がられ大事される。他と同じように殺して食べることなく、その家の自慢野鶏となる。このように段々と村の各家が自慢野鶏をもつ、次第に「闘鶏」を楽しむことへ展開した。各村までの掛け合い「闘鶏」がスポーツ並になった。タイの伝統的な「遊戯」となる。。。 アジア地域全体は「闘鶏」を楽しむことは、かなり古い歴史だった。タイからビルマ、ラオス、カンボジア、マレーシア、フィリピン、インドネシア等は、それぞれの闘鶏用野鶏を段々と改良してそれぞれの強い野鶏をもつ。 約700年前のスコータイ時代からアユタヤ、ラッタナコーシン(現バンコク王朝)時代まで、闘鶏用鶏の品種が改良し続けてきた。その中に最も大事にされたのが「プラデューハングダム」品種と「ルアングハンカウ」品種。 「プラデューハングダム」品種(尻尾が黒い一色)はスコータイのラムカムヘング大王の好みだった。一方の「ルアングハンカウ」品種は、アユタヤ時代のナレスアン大王に使われて、ビルマのウッパラチャ王と「闘鶏」で賭け合った。タイ代表の「ルアングハンカウ」鶏は、見事に勝ったため、賭ける約束通りタイはビルマの監視下に解放された。それ以来、タイの闘鶏界はこの2品種を縁起もの(鶏)として好まれ、よく飼われる。特に「ルアングハンカウ」は「幸福を呼ぶと健勝」のシンボルとされた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 9, 2006 11:10:52 PM
|