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カテゴリ:映画をみました
1950年代のアイルランドを描いた映画「ブルックリン」を観た。
草に風が流れる音、波の音、この映画には平和な音がある。急ブレーキの音、銃声も何もない。 主人公エイリスの美しいブルーの瞳、身にまとうグリーンのコート、素朴なイエローのドレスやオレンジのセーター、色もこの映画で生きている。 よろず屋の嫌味なババア、寮の小うるさいお婆さん、美形だが男運に恵まれない寮の友人、こ生意気なガキ、全ての登場人物が光っている。 エイリスを演じたシアーシャ・ローナンは、22歳だというから驚きだ。 こんな映画が製作されて、評価されるアメリカ映画界は素晴らしい。 独立戦争だのIRAだの色眼鏡で見られがちなアイルランドを、別の視点から平穏に描いた良作だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月06日 08時14分27秒
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