本来のあなたの力

 セッションで言われたことの質問です。

何か自分でやりたいんだと思うよ。自分から作り出すというか、引っ張っていくリーダーシップとかあるみたい。と言われました。

なにかパーソロジーとか、芸術タイプとか、なにかそういった分類や特徴があるのでしょうか？　その言葉ちょっと気になってます。

まず、私の場合は、ですが、

その方にどういう資質があるのか？というのをどこで見るかというと、必ず、「セッションの中でその人が言った言葉」から見ます。

例えば、パーソノロジーやエニアグラム。

そのほかの人格の傾向性は確かにあるのですが、それは比較的浅いところの資質がでます。

浅い、というのは、その資質はあるので、特にその人がそのことをするとものすごく人生が成功するという部分ではないけれども比較的上手くいきやすい、というものです。

それと違い、深いところの整理から出てきた言葉は、その人がそれをするようになったときに、確実に良いことが起きてきます。

これは面白くて、あらゆる分野の、あらゆるお仕事の方々。

そしてどのくらい稼いでいるか、成功しているか、あるいは困った状態にあるかに関わらず必ず起きる部分です。

ですが、この部分は同時に、とても閉じ込められて、絶対に使わないようになっています。

私が思うに、それは

「自分が自分らしく生きる」ということを永い歴史の中でこわがってきた部分、

社会と合わせないと殺されるかもしれない（時代が長かった）ことによるブロックに思います。

それらは、一般的に言われるようなワクワクするものとも違います。

ワクワクするものを選んでいるのに、すぐに道が現れないという場合、やはりそこは偽物の要求（こういうのが社会で認められるんだ！！という思い込みのキラキラという気持ち）からくるものだからです。

さて、わかりにくいので例を挙げると、そうですね、

ある方と問題があって、その人にイライラする。

その原因が、「私が気苦労をして頑張っているのに、相手が頑張ってくれない」だとするとしますね？

その気持ちから深く入るのですが、結局のところ、たとえば似た事件でその問題を解消しようとするとうまくいかないです。

例えば父親が、母親がだらしないのを見てイライラしていた。

その問題は似てはいるので原因の一部なのですが、

実はもっと深いところに、「自分の資質ではない方法を学び、その方法しか使わなくなった」

という時点があります。

そうしてその方法は割愛をしますが、

その気持ちから深く入ると、まったく違う事件なのに、全く気持ちが同じだ、という時点に来ます。

若しセラピストが似た解釈を探しているとここに入りにくいこともありますが。

例えばですが、胎児で私が全く動かない、というような何かです。

そうしてその時の感覚は今とまったく同じなのに、整理をしていくと、「自分対自分で起きている部分」というところに入ります。

人がこうした、ああしたの問題、

たとえば人が愛してくれないと自分が愛を感じられないのだとしたら、それは永遠に終わらないかもしれません。

宇宙の愛につながるとか、そういうのも確かに回答であり得ると思います。

そして人それぞれ経験は違うのですけれど、

私の場合は、自分自分の気持ちがああこうだったんだ、ここをしたいのに閉じ込めたんだ、と理解をしたときに、様々な愛が流れ込んでいるという経験をしていますし、セッションでもそれを起こしてはいます。（かかる時間はそれぞれとして）

それでですね、だから誤解を取るとスピの言っていることはよくわかるのですが、それは頭ではなくてただ単にわかっている、という感じになります。

で例えば自分が自分でぜんぜん動かない感覚を、どうしたらいいかをご自身で見てもらいます。

ここでセラピストさんが愛情に満たされなくて解消した経験があれば、そこを使おうとします。

例えば抱っこされている想像をしてください、とか

誰かに動かしてもらってください、とかですね。

でもそれだとほかの人を使ってしか、今の問題を解消できなくなるので、その人自身がその人にとても良い点を探します。

通常は探せないので（脳が固まっているので）ほかの部分の整理を同時にするといきなりわいてくるということになります。

とりあえず、その人にとって良いことが

「ああ自分が動けると気が付いてここを動かしてみる」という回答であれば

それは、すなわち、今の問題でもそういった変化が起きてきます。

自分が相手にしがみついていて動けないと思っていたものが、いいかなと思ったり自分が別の動きをしたりです。

あるいは、その人が「ほかの人に話しかけてみたら動けた」というのであれば、話をすることがその方にとっては重要なのです。

先にお話をしたとおり、ここって、何か別の問題を解消しないと、出てこない部分なのはセッションを受けている方々はよくわかると思います。

一度でもそのすっきり感を味わうと、同じすっきり感を味わいたいのに

どうしてもその部分にいくと「だって親がこうしてくれたり、ああしてくれたらいい。ああでもすっきりしない」という何か別のテーマがあるからですね。

でもそこの解消をするとここが思いつきます。

で、この部分に使命が入っていて、

例えばその方が、思いっきり母親のおなかをぶったたいてみる、であれば

その方は何かぶつかるということをしていくと（今の時期では）うまくいくのです。

それはもちろん、1回のセッションであれば、その時にその方の使命は見えます。が深いところはだんだんと潜在意識が表してくれるので一回ではわからないこともあります。

ですがあなたのセッションのなかで、貴方が無意識にそのようなことを言っていたのです。

それを私が拾いました。

セッションの内容は忘れてしまうのですが、必ずその方のその深い部分で出た言葉から使命を拾っています。

ぶったたいてみる、ああすごくいい感じ

私が私を誇らしく思える。

ここら辺は他人にはわからない感覚です。

なぜならその方の本当にオリジナルなあり方ですし、しかも人にぶつかるのがこわい方、罪悪感がある方ですと、その方がとてもキラキラしていて、ああそうかわかった。自分はこうしていけばいいんだな、明日はここを正当に話してみようなどわかってきているのに、ここで、止めようとします。

「穏やかに愛されることをしてみたら」みたいな変なアドバイスをするので、その方が本質に触れたときには、本質の回答以外は全部はじくのでムカッとします。

ということがセミナーではよく起きていました。

それで、あなたの場合、おそらくとても違う生き方をしていると思いますが、人ともめるときに何かの指導権を彼らに望んでいるのだと思います。

しかしそれらは本来、あなたがすべきことですが、恐れてしまって使わない。使えない。信じられない部分ですから、つねに人を見て判断をして嫌になるということが起きやすいのかもしれません。

もちろんセッションをしているとそういった気持ちは過去を思い出さないと軽くなってしまっていることもあるのですが、そのような課題がある言葉をあなた自身が発していたはずです。

私が使命について話すときには。

その言葉から出たものだけを拾います。

そしてそこに私の言葉を付け加えると、若干違うことになるので、話しているうちの違和感を広いそこを丁寧に拾っていきます。

例えばぶったたく、と言っても、

じゃあぶつかりたいのね？と言って違和感があれば、じゃあ、ぶったたくとは何をしたいのかを聞いていきます。

それが例えば、「自分が表現をすることがすごく大事」という言葉がでたら、その方は自分を表現するとほかの人々とつながっていくという部分があります。

この部分につながったとき、というのは、周りの人が聞いてもわからないのですが

その「本人」だけは、

明確に自分がなにを言っているのか

どうしていいのか、

その時にはわかっているものです。

ちいさくとも、あるいは大きくとも、行動が勝手に変容したり、周りが変わっていく部分です。

セッションではあなたに何が起きているのかを知ることができます。

それはあなたにとって、一生の宝になることでしょう。

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