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テーマ:人間関係(926)
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若干、プロの演出家さんたちから演技を習ってみました。
「自分に正直であれ」その時に、ある演劇の先生が言われた言葉です。 興味深いことに、素人が見る劇のうまさってちょっと勘違いがあるそうです。 演劇をさせると、感情を大げさに表現します。
しかし演劇の専門家たちに見ていただくと「ちゃんと自分だったら絶対にここでこうなる」という計算をしたうえで、幻想の感情表現をしていないならば、それはダメだと先生方皆が見抜いているのです。
それは衝撃でした。 「生徒さんたちが見ている」演技のうまさは頭で計算されたもの。 こういう時にはこういう感情になるだろうな、というもの。 そうして、「この人だったらそうなる」という頭の計算式での他人、はACR(こちらでしている本質を見る手法)でいうところの、「頭の中の幻想の人々」でもあるのです。
人は頭の中にあまりに自然に人を作り出しています。 「この人は怒っている」 「こういうことをしたら、相手は嫌がる」 「私のこういう部分が嫌われているんだ」というのは
自分の頭の中にいる、幻想の人々と関わっているのです。
この、自分が作り出した人々から演じたときの演技は、違うよ、と指摘されます。
しかし、自分自身がしっかりとその人になり、 あるいは、ほかの友人たちだったら本当にその場でどう行動をするのか。 想像の中の人々ではなくて、より自分に根差した感情で演技すると評価をされるのです。
先生たちは見ぬいている―。 本当の面白い経験でした。
最初は、演劇の生徒さんたちは、皆自分の演技がうまいと思っています。 確かに、ある程度試験を受けて合格した生徒さんたちの集まりであれば、そう思うでしょう。 けれど、そうして評価されないことに納得がいかないのかもしれません。
一時期、沢口靖子さんが大根役者、と評された時期もあったそうなのですが、実はあれって、「実際に人がいたら、あの程度の感情の薄さだよね。怒ったり泣いたり、いちいちそこまで表現はしないよね」ということでいえば、自然体なのだとも思います。
でもテレビに見慣れてしまった人々にとっては演技が薄く感じたのかもしれませんし、つかうテレビ側からするとそういった自然体の人を使いたかったという意向もあるのかもしれません。
演技と現実を分けるな。 分けずに、そんなところで怒ったり泣いたりしないならば、その自分に正直であれ。 そのうえで、演じてみなさい。 その先生の言葉を纏めると、そういったことになる、と思います。
それは難しいことなのですが。 心理ととてもつながっていて興味深いとも思いました。
さて、人間関係がうまくいかないときには、幻想の人を作り出しているときです。 「こういった方法をしたら直ぐに問題が解決するのに、見えているのに」というときは頭の中の計算式です。
然しその人そのものになって生きるとき。 例えどんなに不器用でも、その人が失敗したい理由があるのかもしれません。 曲がりくねった道を行かざるを得ない理由もあるでしょう。
人への援助は、きちんとその部分をわかってからこそできる部分でもあります。 決して「これが正解、こう生きればいい」というものでもないのです。
その、計算式ではない生のその人に触れ合う、ということは真の愛情を産みもしますが、それは幻想ではない相手とつきあえた時で、、とても難しいものでもあるのです。
「相手はこうに違いない」 「相手はこう感じている、それが嫌だ」
さて、相手の人になり切って、本当には相手を理解することはできないと知った今。 すれ違うならば、私は分かっているという態度ではなくて、わからないんだけれども、私はこういうのが好きだから、と好みで伝えてみてください。
私は分かっている、と押し付けることは、時として相手をそうとうにおかしくしてしまう、相手との縁を切らせるもとにもなるのです。 なぜなら押し付けられるのは誰にとっても苦しいことだからです。
自分の計算式と真の相手を見ていくこと。 そんなことを通していくと、人はとても活気づきますし、相手もホッとするという関係ができやすくはなっていきます。
真の優しさ― それは自分とは違う、相手への忍耐力と関係があります。
表面の優しさは表面のつながりを生み 真から違う相手と認め合うことは、ホッとしあえる関係を生みます。
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最終更新日
2022.10.02 20:00:06
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