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June 17, 2006
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テーマ:海外生活(7787)
カテゴリ:ボストンの日々
直接投票で大統領を選べるアメリカを少し羨ましいと思う。

私がボストンにいた1988年に大統領選が行われた。民主党から我がマサチューセッツ州知事マイケル・デュカキス氏、対する共和党はジョージ・ブッシュ副大統領だった。(初代の方)

史上最も汚い大統領選と言われた。中でもテレビコマーシャルでのネガティブキャンペーンはひどかった。

刑務所の入り口が回転ドアになっていて続々と囚人が列をなして入って行き、柵の向こうからは続々と囚人が列をなして出てくる。「マサチューセッツ州では死刑が有りません、また殺人犯の一時帰休が認められています。これがマイケルデュカキスの政策です。」とナレーションが入る。

またゴミだらけでひどく濁った海の中の映像が映され、カメラが動き海面近くでは死んだ魚が浮かんでいる。海面から出るとボストンの風景が見える。「これがマサチューセッツ州の海です。」とナレーションが入る。

選挙も後半に入るとデュカキス側もネガティブキャンペーンを始めるもののブッシュやその副大統領候補を小ばかにした内容で有権者に強く訴えることは出来なかった。

テレビの番組でも両候補徹底比較のような企画があり、デュカキスが当選すれば史上最も背の低い大統領になる。とかテレビ討論での瞬きの回数が多いとかくだらない比較をやっていた。

アメリカでは国内に時差があるので東側(ニューヨーク州とか)での開票速報が西側(カリフォルニアとか)の投票締切以前に報道される。

浮動票が東側の勝者に流れやすい。接戦の時はニューヨークを取った候補者がカリフォルニアを取りやすくなる。毎回問題視されるが変更する気はなさそうだ。

結果は圧倒的な差でジョージの勝利であった。

デュカキス氏は財政難にあえぐマサチューセッツ州を増税無しに立ち直らせた名知事だっただけに残念だ。敗因は恐らくテレビ討論での失敗だ。これについては改めて書きたい。





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Last updated  June 17, 2006 09:54:33 PM
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