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あっちこっちの記事見て、自分なりに再考した結果、ダウンロード違法化と合法サイトのマークというのはセットで決めてたんじゃないかと疑ってます。
実のところ、著作権管理団体が自ら管理しているはずの楽曲ですら合法かどうかも分ってない節があります。幾つかの管理団体の規約読んでも、違法性の問題は権利を預ける側で処理するように書いてあります。それなのに、合法サイトにマークをつけるという意見がすんなり出てるのが怪しい。 疑ってばかりなのも嫌なんですが、過去にJASRACが引き起こした騒動を思うと、どうしても裏を読みたくなります。 実にタイムリーな事に、合法サイトのマークが怪しくなる事態が発生。「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」のJASRAC信託です。まだ契約してないのに着うた配信開始しちゃって、しばらく違法のまま。しかもJASRACへの登録内容間違えて。 こういう場合、合法マーク持ってたとしたら、その後どういう扱いになるんでしょうか? 今回は経緯がどうであれ注目してた人が多かったために表面化しましたが、権利が全て奪われたような状態の著作者が居るかもしれないと警戒させるには十分です。JASRACに対して取り消し申請しようにも、埋もれてたんじゃ証明の方法がないですから。2年ほど前の阪神タイガースの応援歌みたいにならない限り。 JASRACの管理体制にも疑問があります。タイトルとか歌詞とか、文字情報はあっても譜面の保管してないらしいし。MIDIを始め、歌詞がない曲の著作権違反、どうやって判別するんでしょうか? ITmediaの『反対意見多数でも「ダウンロード違法化」のなぜ』(2007年12月18日)の記事にこうあります。
と、ネット上で色々言われるわけです。そうすると、少々動きづらい。そこで、ダウンロード違法化した上で合法マーク作る。違法でない事に自信があるなら、付けることにためらう理由はないはずだとか言って。しかも何かあったら、マークは目安であって保証するものではないとか言い出しそう。当然、審査費用とか言って結構な額取るんでしょうし、例え安くてもサイト更新に合わせて再審査とか…なんかやりそうで怖いんだけど。 いや、その前に対応規約作ってJASRAC信託前提とか言われるか。 …書いてて嫌になってきたんで、玉木宏樹さん(作曲家・ヴァイオリニスト)の「音楽著作権とJASRAC問題」のページ読んでみて下さい。 川内博史議員の「正々堂々blog」2007年12月21日付けで、年明けにでも行動するような事を書いてるのが現状では救い。 音楽業界ウラわざ 気分転換試みてみる。 下の写真は私にDTMへの扉を叩かせたYM2413とそのマニュアルで、1986年だったか87年だったかに購入した思い出の音源チップです。自分のパソコンにはPSGしかなく、PC-8801SRやMSXユーザーがちょっとだけ羨ましくなり、ちょうど良さそうなの見つけたから作ってしまえ、と。 お店に注文してから1ヶ月待ちましたが、なんとヤマハに直接問い合わせてお取り寄せしてくれました。音源チップよりマニュアルの方が遥かに高価でスッカラカン、予算の都合で組み立て終わったのが半年後になったりしましたが。今思えば怪しさ満点で、よくパソコン側が壊れなかったと思います。 こうしてDTMの扉を叩いたものの、音が出たときの感動が忘れられず、音楽よりも音源に興味が向いてしまいました。今は音源チップとマニュアルだけが手元に残ってます。色々と勉強になったし高かったし。貧乏性いうなw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月24日 08時40分52秒
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