ブンナよ、木からおりてこい
今取りかかっている子どもミュージカル「ブンナよ、木からおりてこい」(原作・水上勉 演出/脚本・伊藤大)の作曲もようやく終盤にこぎ着けたので、久々に書いております。ふと思い出したのですが、僕が学生の頃は、当時ドラマーだった僕が作曲すると、まあ、自分に力がなかったことが大きいとは思いますが、「えっ?ドラマーが???」なんてよく言われましたし、「ドラマーの書いた曲だからなあ・・・」なんてことも多かったのです。音楽を仕事にしている大半の人にとっては、やろうと思えば出来るジャンルで、ただ、曲を作ることに興味があるかないかだけのことだけで、それを仕事にするかしないかが別れるのでしょうね。曲を作る楽しさは、自分の思いを越えて演奏者や歌い手がその曲を育ててくれることに他ありません。今回も子供たちがどれだけ育ててくれるか楽しみです。