政治学レポまとめ
まとめとして、レポ構成の記録。「課題1:大統領制と議院内閣制の比較しその長短を論ぜよ。」を選択。◆あらすじ・・・「絶対権力は絶対に腐敗する」という法格言が示すように、・・・(途中略)民主主義国家においては各国共に国状に応じたさまざまな国家体制になっている。この三作用のうち立法権と行政権の二つの権力をとりあげ、両者の関係に基づいて、政体の分類をすることがある。◆大統領制とは・・・大統領を国家元首とする政治制度のことをいい、政治学上は,議院内閣制と対比した統治システムとして,議会の意思に行政府が拘束されないという意味をもっている。大統領制にはアメリカ,第五共和制のフランスのように大統領が最高行政官として強い権限をもつものと,インド,イタリア,ドイツのように大統領が儀礼的な役割しかもたないか,権限がきわめて弱いものに分かれる。(以下略)◆議院内閣制とは・・・内閣の存立を議会の信任に依存させる制度である。行政部の首長につき議会を通じないで国民が直接、ないし間接に選ぶという形で行政権と立法権が明確に分かれている大統領制と違って、国会議員を国民が選挙で選び、国会の議決で首相(内閣総理大臣)を選ぶ。◆大統領制と議院内閣制の長短・・・大統領制の長所としては、特に唯一といってよいこの制度が廻っているアメリカ合衆国を例に取ると、政府と議会が完全に分立し、政府の長である大統領は国民が選挙するという「厳格な権力の完全なる分立制」であり、(以下略)◆(ここで話を転ずる)ところで、・・・(長短の比較、悪さ出し)◆(まとめ:自説の展開)民主政治における制度を評価する場合において、どのような観点から評価するかだけでなく、「現実的視点」から評価するかが問題である。・・・(中略)・・・各国が各国自身で行なっている制度的実験の中身に着目することが政治制度比較には最も大事な事であると思われる。以上。(評価:A)(参考文献:評価は4でした。)1.島田 久吉・多田 真鋤『政治学』(慶應義塾大学通信教育部テキスト)2000年2.岩崎 美紀子『比較政治学』(岩波文庫)2005年3.堀江 湛 編『政治・行政法基礎知識』(一藝社)2005年4.佐々木 毅 著 『政治学講義』(東京大学出版会)1999年※2・4は読み物として、3は語句説明用として利用。