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2006.03.02
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カテゴリ:ひとりごと
2要素「S」と「M」で人間を大別してみる。

サディズム
語源:フランスの作家サド(正式ドナスィヤン=アルフォンス=フランソワ・ド・サド)(1740-1814)
意味:相手に肉体的・精神的苦痛を与えることで,性的満足を得る異常性欲。

マゾヒズム
語源:オーストラリアの作家ザッヘル=マゾッホ(1836-1895)の名
意味:肉体的・精神的苦痛を受けることにより性的満足を得る異常性欲。

SかMかを自己分析したことは誰にでもあるでしょう。かくいうわたしは自称S。ただ、そこには多少の矛盾が生まれてくる。自分の行動のどれをとってもSだとははっきり言い得ない。
例えば、傷口に瘡蓋が出来たとき、無性にはがしたくなる衝動に駆られる。このとき、はがす行為は客観的相対評価するとS行為。しかし、また血が出ることを分かっていながらもはがしまうのは、主観的絶対評価ではM行為といえる。
この自分の瘡蓋をはがす行為にもS・Mが混在している。

Mだと公言している人も実はS部分があり、逆にSの人にもM部分がある、と認識することは少なくないはず。

人が行動するとき、3つのパターンに振り分けられる。
考えて行動するときの本音と建前と、何も考えないとき。

1.建前
今ある状況を(自分なりに)理解し、理性が深くまで浸透している行動。ここでいう理性とは社会的通念によってできている。
2.本音
字ののごとく、本当の気持ち。本当の気持ちとはいえ理性は働いている。ここではサルと人間の差の理性。
3.何も考えないで行動する。
「考えないで」と認識してる時点で少し頭にあると判断してしまうので、「考える余地がない」くらい反射的な行動とすると、理性の介入はほぼゼロといってよい。

種々の行動をとるとき、その折々違うパターンで動いてるのに気付くはずである。1つのパターンでしか行動してないほうがむしろ不自然。

話を戻すと、自分をどっちか(S・M)だと当てはめている感情の部分では、それがその人の建前部分なのである。
それは本心・願望との境目の判断が難しく、本質だと思い込んでいる人も少なくない。
さらに、考えが及ばない部分でもその分類はなされる。

上述3項目は
Display(表現) Desire(願望) Depth(深層)
となる。

この3階層のそれぞれで2面性があるため、「自分はS(またはM)だ」と断定できないのではないか。

「Display(表現)」外界に向けられる客観的相対評価
実生活において何気なくしていることは、実体験などをもとにした行動が多く、知らず知らず自己抑制している。
自己抑制=理性が働いているときの行動は、すなわち建前の性質をはらんでいる。
つまり、普段の行動でのS・Mの偏りは経験によって備わったもの、経験による表現の違いと考えることが出来る。

「Desire(願望)」は自分自身に向けられる主観的絶対評価
経験による感情が自己抑制のもとに生まれたとすると、これは自己抑制により隠されている部分となる。

この2種が同じ場合は何の問題もない。自分と自分が一致している状態であり、性質上のS・Mは自分自身に不快感を与えない。。
しかしながらたいていの場合若干の不快感が生じ、自分との葛藤となる。
不快感と感じたとき、それは、精神の性質が表現されたものと願望とで異なるものということになる。
そのときはDisplay(表現)が支配的で、Desire(願望)の一部が葛藤を生む。

「Depth(深層)」元より備わってる潜在意識
意識をいっさい無視した、真相心理のうちからあらわれるもの。S・Mを分けるに当たり究極といえる部分である。
人類は攻撃性を除して形成されてきた歴史をみると、現代人のDepth(深層)は平均して「M」といえる。
まれに、杉○彩や、ヒ○ラーのように、究極のSも存在するらしい。

ここで先ほどの瘡蓋を例に挙げると、はがす行為は表現的にS。血が出ると認識してもなおはがすことは願望的にM。深層はMで分類は「S-M-M」となる。

このように一口にS・Mとはいっても3階層で現れる2面性が互いに主張しあい、競合しているのがわかる。とはいっても、これまでの経験から決定される面が自己の性質に大いに影響していることは否定できない。
結局のところ、表面上の性質がその人本来の性質であると言っても過言ではない。





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Last updated  2006.03.02 17:56:37
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