本を片手にポレポレ生活…札幌にて

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  朝食と学力の深い関係

  「誰しもふと立ち止まり，それまでの人生を振り返りたくなるときがある。」「川に流れのように」監督　秋元　康昨日妹と見た映画森光子滝沢秀明・大滝秀治田中邦衛・谷啓・いかりや長介・久我美子・三崎千恵子・菅井きん故郷へのしみじみとした思いが心に湧きあがってくる映画。日本もまだまだ捨てちゃもんじゃない・・・そんな気持ちも。その帰り二人でランチパスタを中心にサラダとアイスとパンがバイキングのレストラン。簡単そうで美味しかったです。 『朝食と学力の深い関係』・・・朝○新聞より小５～中３の計４５万人の学力テストと朝食の関係を調べたところ「必ずとる」　「大抵とる」「とらないことが多い」「全くほとんどとらない」という朝食をとる頻度順に点数が高かった。「朝食を食べれば成績が上がるという単純な話ではない。」「きちんと朝食をとるような規則正しい生活習慣を身につけられる家庭環境かどうか」刈谷教授のコメント「格差社会の広がりで家庭環境の違いも大きくなり，学力格差が拡大している」刈谷教授は心配している・・・現場ではずっと以前から危惧していたこと。

  2006.06.18

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  離れていても・・・

  きっと忘れているでしょう。自分の生活で精一杯の息子たち。それでいいの。元気でいてくれることが一番のプレゼントなのだから。この間の旅行で姿を見て安心させてもらったもの。そう思っていながらも嬉しい１本の電話。花の宅急便。今日は母の日下の息子からは先日早々と電話。「母の日おめでとう。」「今日は母の日じゃないけれど・・・」「母の日に言えないかもしれないから。」・・・あのね、母の日はおめでとうじゃなくてありがとうだと思いますが・・・心の中で呟きながらも多忙（？？？）な中，忘れまいと電話してくれて嬉しい。上の息子からはカーネーション。今年は郵パックで鉢植えが送られてきました。育て方の説明書もついています。ありがとう！！大切に大切に育てなくちゃ。早速，ベランダに出し，お日様に当てました。離れて暮らしているけれど，家のあちこちに飾った額の中の写真の君たちの笑顔にいつも励まされているのですよ。母の日は，お母さんから「大きく育ってくれて本当にありがとう」と、感謝です。今朝の札幌は雨。

  2006.05.14

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  涙を流した子に連れられて

  計画する楽しみ・実行する楽しみ・帰ってきて整理する楽しみ・・・旅の楽しみは３回あると言われます。愛知県の思い出の写真名古屋の駅前の風物こいのぼり今年は○○幼稚園など手描きのこいのぼりがたくさんありました。 新見南吉記念館の入り口の像この「ごんぎつね」の映画を見て母子で涙を流しエンディングになってスクリーンが暗くなっても立ち上がれなかった幼かった息子。その息子が連れて行ってくれた・・・一冊一冊思い出の作品に出会うたびに足が止まり時間がかかりました。 亀崎潮干祭の山車３００年もの伝統を誇るという山車（やまぐるまと読むそうです。）掛け声とともに坂道を駆け下り，海に入ってひいていく勇ましいお祭り。山車は５つありましたがどれも古くからの伝統を感じさせられる凝った作り。正面にからくり人形があるのですが逆光で残念砂浜での見学は彼女の素敵なパンプスに砂が入り可哀想　　　　　昨日の札幌はあたたかく，ご近所の桜も咲き始めました。今朝は曇って寒そう。ＧＷ明けからハードだったらしいイサムチャン。遅く疲れて帰ってきました。夏休みの旅行目指してファイト！！

  2006.05.09

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• 札幌の青空のもと

  スズメの鳴き声が聞こえ，まだ固そうな蕾の桜の木の札幌の我家の朝。昨夕，旅から戻り，ＧＷの最後の日を迎えました。三重県へ・・・までで終わってしまった旅日記。昨朝もブログ日記を書いたのですが，誤操作ですべて消え，出発時間が迫り諦めました。セントレアから三重県へは息子と三人のドライブ。お天気がよく日本昔話に出てくるようなのどかな田園に出会うなど北海道では見られない風景を堪能。藤のような紫のお花が咲く木がよく見られましたが何と言うのでしょう？途中数カ所で渋滞に会い，伊勢に入ったものの伊勢は，２０年に１度のお木曳という行事で車があちこちに溢れ人の波もすさまじい。神宮の緑の豊かさが暑さと人込みを忘れさせてくれ，内宮（ないくと詠むそうな）すごく離れた外宮（げくう）ともにお散歩することができました。ネットで調べていたおはらい町は，迷子になりそうでしたがおかげ横丁の豚捨ての牛丼とコロッケと串カツイサムチャンのねらいの伊勢うどんは、すんなりといただくことができました。お味は？？？？ほうほうの態で早々とホテルに入りゆっくり休みましたが，広い広い境内を２箇所も周りその砂利道の散歩で足の裏が痛く，入浴後もジンジンとほてりが止まりませんでした。次々出される豪華な夕食に驚き，息子を相手にワインを楽しんだイサムチャン部屋に戻って間もなく，お休み。６日もドライブをしながらセントレアに戻りましたが渋滞もなくすんなり。息子と別れ機上の人となったときには，雲海の上の夕焼けがとても美しく胸が締め付けられるよう「息子たちをどうぞ見守ってください。」心の中でお願いを。４泊５日の息子巡りの旅，たくさんの思い出とともに終了。

  2006.05.07

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• ひつまぶしと焼き肉と

  「彼女も一緒に連れて行っていい？」前日の電話で告げられていたのでちょっと緊張して待っていました。「初めまして」ホテルの車寄せで息子と並んで待っていてくれた女性はすらりと背が高くすてきな女性。落ち着いていてしっかりしていて息子には出来過ぎたような。。。息子も今までで一番いい顔に見えました。まずは息子の職場を見せてもらい、周辺を周り心の中で皆様どうぞよろしくお願いします、とお願いしました。かねてからいきたかったごんぎつねの作家「新美南吉」記念館へ。２９歳という若さで亡くなった彼の温もりのある作品にふさわしくゆっくり散策したくなるたたずまい。３００年の歴史があるという「亀崎潮干祭」も見学。山車の一つ一つが重みのある作りで大人も子供も一緒になって繰り広げる勇壮さ国指定無形重要民族文化財になったというのも納得できる地域に根付いたお祭りでした。これもまた私の希望で常滑の陶器も見て歩き、ついついお土産も。お昼はひつまぶし、夜は焼き肉を。若い二人に付き合ってたっぷりと。言葉は少なく気遣いしてくれる彼女にイサムチャンは、すっかりごきげん。身近にこんな女性がいてくれることはとっても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。またまたアルコールがすすみました。子どもの日。二人の息子たちがそれぞれ、元気に過ごしていることが何より。今日は、息子と三重県に。渋滞が心配ですが。

  2006.05.05

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• 雨と雷と朝日

  千歳発の飛行機は、東京が雨と雷で心配されましたが無事到着しました。ホテルにチェックインし、息子のアパートへ。学生らしく本が揃えられ、掃除も行き届いていて一安心。息子が帰宅し、レストラン街へ。「好きなものをどうぞ。」「それだったらボクが作ってあげると良かったね。」「たまには一人では食べられないものを食べてよ。」中華にし、しっかり食べておしゃべり。アルコールの入ったイサムチャンは、ごきげん。息子は少し痩せていましたが元気そう。今日からサークルで軽井沢に行くのです。私達は晴天の東京を楽しみ、名古屋に向かいます。

  2006.05.03

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• 旅に出ます！

  今日千歳を出発。東京・愛知・三重へ。二人の息子たちに会いに行くのが目的ですがまだ暖房が必要な札幌とは違った温かい春を楽しんできたいもの。そして今回は初めての三重県日本の古い歴史に触れられそうでもあります。昨日は、三重は３１度を超え，東京・名古屋も３０度近かったそうな肌寒い札幌とは随分違う様子。持っていく服で悩んでしまいます。何をきていらっしゃいますか？半そで？タンクトップ？お土産も買い，スーツケースはいっぱい。息子たち，今,会いに行きます。

  2006.05.01

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  ２つの贈り物

  一つは天からの贈り物今朝も真っ白な雪で迎えてくれました。そんなにいつまでも続かないことでしょう。美しい贈り物と素直に歓迎（！？）　　　　　　　　　　　　　　　　そしてもう一つ 息子からの小包と手紙「初めてのお給料でプレゼントに何が欲しい？」聞かれていたのですが，研修が続きお給料は少なく「気持ちだけで十分」そう答えてしばらくたつのに小包が届きました。父への中身はリバーシブルでバックル２つのベルト母への中身は大好きだけれど自分では買えない淡いベージュのキーケースそして一人一人に書かれた手紙。「・・・今の自分は，家に帰ると夕食を食べてお風呂に入って寝てしまう。お母さんは７時８時に仕事から帰っても夕食を作り，弁当も作ってくれましたね。のり弁の味が忘れられません。働いてみてその大変さがよくわかりました。本当にありがとうございました。１９才からお母さんにもらった手紙はもうたくさんたまっています。読み返してみると，いつもずっと心配してくれたんだなあと思います。・・・」これからも心配かけるかもしれないけれど頑張って仕事をしていきたいという決意の手紙。イサムチャンへの手紙にも感謝の言葉や心から信頼していること誠実に真面目にお父さんのように頑張りたい・・・書かれていました。子どもの成長に節目節目はあるけれどこれは大きな大きな成長の節目なのだと思います。いつまでも私たちの子どもではあるけれど一人の人間として見えてきました。息子よ仕事は辛いでしょうがファイト！！札幌からいつでもエールを送っていますよ。

  2006.04.07

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• アンフェアなのは・・・大人社会？

  格差社会になってきているといわれている今，息子に付き合って「アンフェア」の最終回を観ていて思い出しました。子どもたちはみな，生まれて来るときに１０の願いを持っているということを。『子どもの１０の願い』１, 親に心から愛されたい２，子ども時代を十分に過ごしたい。そのためには急がせずに、子どもの間違いを許してほしい。３，あるがままを受け入れて欲しい。４，私の個別性(他の人と違うこと）を認めて欲しい。５，私自身の経験をさせて欲しい。６，境界線を示して欲しい。何でもやっていいというわけではなく本当にしてはいけないことを，ちゃんと示して欲しい。７，甘やかさないで欲しい。本当にいけないことをしようとしたら，やめさせて欲しい。８，私に示した境界線を首尾一貫して欲しい。９，ユーモアを持って欲しい。たくさん笑って，たくさん楽しんで欲しい。１０，正しい言葉，美しい言葉，あいまいでない言葉を教えて欲しい，話して欲しい。これは，親だけではなく子育てに携わる人々社会全般にも通じるものではないでしょうか？アンフェアな社会を作らないためにも世の大人たちがみな心がけるべきことのように思います。

  2006.03.23

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  おはぎとぼたもち

  「どんなにお金をもらうより嬉しかったよ。」バイト先(パン工場）からいただいてきたおはぎとぼたもちを得意げにテーブルに並べた息子 夕方５時から９時までのバイトに通勤時間は往復３時間。もうすぐ東京に戻らなければならないというのにようやく見つけ出したアルバイトです。中途半端な時間なので夕食を食べていくわけにもいかず，バイトが終わる頃にはとってもお腹がすいているとのこと。そのときいただいた３個のおはぎと４個のぼたもち。もったいなくて食べられなくて家まで持ってきてくれたのでした。夜の１１時近く，もう寝る体制に入っている私でしたがなんだか嬉しくてぼたもちを１個いただきました。ほんのりとした甘さの上品なぼたもち，ゆっくりと噛み締めて。工場に入るときには全身を覆って消毒ブースを通っていくのだとか，体育館のように広いところにパンがズラ～と並んでいるところを見ると幸せな気分になるとか短い期間でも，自分の知らなかった世界を垣間見ることはいただくお金以上に大切なことのように思います。※ぼたもち・・・牡丹の季節，春のお彼岸のころ食べる。　おはぎ・・・・萩の季節，秋のお彼岸のころ食べる。呼び名が違うだけのようです。

  2006.03.20

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  息子の料理その２

  「キャベツとひき肉があるね。」またまた１９８０円の息子の圧力鍋の登場です。ロールキャベツ６分間加熱して放置これもちゃんと美味しくできました。「うちのロールキャベツは，キャベツがおおすぎじゃない？」「いたんだ外側の葉は使っていないもの大丈夫。」「冷凍のとか見るともう少し小さくて中が見えそうだよ。」「それはキャベツの栄養取れないじゃない。」安い圧力鍋ですが使い勝手はわるくありません。でも，こんなに大きな圧力鍋，一人暮らしで使うかしら？？？

  2006.03.16

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  息子の料理

  「これにしようかな？」チラシを眺めていた息子の呟き。「何？」圧力鍋が１９８０円なんと６リットルでこの価格，安い。我が家のものの１５分の１より安いのです。「こんなに安くて大丈夫？」「だめだったら普通の鍋として使うよ。」「１人暮らしには，大きすぎない？」「カレーやシチューの作り置きには，役立つよ。」早速試しに作ってくれた肉じゃが。確かに圧力鍋。６分と蒸らしだけでできました。味もなかなかよろしい。緑のインゲンなどを添えるともっといいのですが，急だったのでありませんでした。息子の料理，圧力鍋が加わって更に進化しそうです。「あのね，勉強して欲しいの。お料理を学ばせるために仕送りしているんじゃないからね。」イサムチャン，おいしいといいつつも一言苦言。お料理は息抜きにもなり，経済的で，安心。どんどん作ってほしいと私は思っているのですが。

  2006.03.08

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  青春時代の思い出

  弥生・３月春らしいとは言えず雪が降った昨日３月１日は，高校の卒業式。ふと思い出しました。自分の高校の卒業式。地方の高校でしたので，卒業後はほとんど地元に残る人がいなくてみんなの別れの時でもありました。大きな夢を持ちそれぞれの進路を目指し，旅立ったものです。高校時代は，楽しく甘酸っぱく思い出の中に残っています。古ぼけたタペストリー。裏には「二年Ｂ組　○○・・・」毛筆で書かれた私の名前・・・紛れもなく母の字。高校二年生のとき，受験勉強から逃げるようにこの刺繍に取り組みました。小さな部分一つ縫い上げるのに何時間もかかり・・・父や母は歯がゆく思っていたでしょうが，責められた記憶はありません。これを刺し終えると心置きなく受験勉強に立ち向かえる・・・私自身はそんな気持ちだったのです。高校時代の夢と迷いと色々な思い出が詰まっていて今も飾らずにはいられません。

  2006.03.02

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  山篭りは

  宅急便で２種類のスキーとグッズが着払いで届けられ，山篭りをしていた息子が帰ってきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　 　大きな荷物の中から取り出したほんの少しのお土産。彼はどこに行っていたのでしょう？お土産を見れば分かるでしょうね。長野県の白馬で１２月半ば過ぎからスキー場近くの旅館に入り，下働きをしながら空いた時間にスキーの練習。布団の上げ下ろしからトイレの掃除客室掃除お料理の盛りつけ，茶碗洗い・・・ありとあらゆる雑用をこなし，忙しいときには滑る時間もなく食べて寝てスキーのリフト券をもらうために相当の労働をさせられ・・・これからはホテルに泊まっても，汚すことは絶対にできないと言い，　お金をえることの大変さがわかったと語り，その他，家や大学では得られない貴重な体験を・・・若いときの苦労は買ってでもせよその言葉通り。ベビーキャリアに入れてスキー場まで連れていき，おんぶして滑り，股にはさんで滑り，ヘルメットを着けさせて滑り・・・そんな幼少の頃が懐かしく思い出されます。スキーの得意なイサムチャン，手の手術で今年はまだ一度もスキーをしていません。「今度一緒に滑ってみよう。」息子の挑戦を受けていました。

  2006.02.19

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  東京の味

  なんでもありなのが東京これを東京の味と書いたら東京の人はなんと言うでしょうか？東京ばな奈下の息子のお土産は，今回もこれでした。ただし和菓子になった東京ばな奈白餡にほのかなバナナの香りがよくあって薄い皮との相性もばっちり。今までのものよりずっと美味しくいただきました。今日はセンター試験１日目。昨年，息子が受けたときは吹雪きで交通期間が乱れ随分遅れてはじまり，そのニュースに胸をどきどきさせていた母でした。今日はスムーズに実施されますように。

  2006.01.21

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  心のオアシスは

  固く閉じられた瞼大きく開けられた口細く骨だけになってしまった手足身体につけられたチューブ・・・「おじいちゃん」息子が呼びかけても返事はありません。「瞼がピクッと動いたよ。きっと分かってくれたね。」乾いた唇にたっぷりの水を含ませたティッシュをそっと近づけると口を閉じチュッと吸い，こくんと飲みこみました。「スポーツドリンクの方がいいんじゃないかな。」息子はもっていたスポーツドリンクをティッシュに含ませて唇に近づけています。何度かはやすらかな顔で吸っていましたが、数度目に眉を寄せました。「もう嫌なんだね。」全身を拭いてあげたり，話しかけたり見守ったり・・・３人で交替ですることにしました。一人でおじいちゃんに向き合ったとき彼はどんなことを考えていたのでしょう。息子のイサムチャンは，何を話していたでしょう。 病院の一隅に置かれた寄せ植え家族というものは，心のオアシスのようなものかしら。疲れたときたどりつき癒してもらう・・・病床にいるおじいちゃんだけれど，何も答えてくれないけれどそこにいてくれるだけで心が和むのを感じるのです。

  2006.01.19

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  心を通わせ

  「おじいちゃんに会って。」試験期間真っ只中の次男ですが，その願いにこたえて東京から戻ってきました。お兄ちゃんと一緒の頃に戻りたいと言っていたのですが試験があり１週間遅れ。まだ試験は残っているのですが・・・ シクラメン・ファンタシア小さなときは折に触れお世話をしてくれたおじいちゃん。次男の名前を出すたび「大変だったなあ。」と言うおじいちゃん。保育園に連れていくとき泣き喚き，イサムチャンとおじいちゃんと二人がかりでもてこずったと。昨年の春まではよくその思い出を話してくれていたものです。スキー合宿で少し痩せたようですが元気一杯の様子先日購入した新しいオーブンレンジを早速見つけ，献立メニューを熱心に読み「何か作ってあげようか。」私が言う台詞だと思いますが・・・今日は，イサムチャンもお休みをとリ，３人でおじいちゃんのお見舞いに行って来ます。息子とおじいちゃん，心を通わせることができますように。

  2006.01.18

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• ラーメンで風邪

  「小さいときスキーの帰りに寒い外で待たされてようやく食べたあの味が忘れられないんだ。」息子の好きなラーメン店に向かったのは12日の４時頃いつもですと３～４０分で着く所ですが雪で車線が少なくなった道路は渋滞し２時間くらいもかかってしまいました。暖房を入れた車内は乾燥気味のどが乾くと言い時々窓を空けていましたが・・・目指したラーメンは，ものもいわず食べて「この味なんだよね。」と最後に満足の一言。「だけど，最初に食べたときが一番美味しかったきがするね。」帰りも大渋滞でなんだか遠くの町までドライブしたより疲れました。昨日の朝，２階から咳の音熱を測ると３８度６分まで上がっています。１６日から仕事で今日１４日にはどうしても戻らなければならないのに。医者に行き，インフルエンザではないことが分かり点滴と薬を受けました。夕食は最後のリクエスト「皮から手作り水餃子」「おいしい。」と言いながらもいつもよりは少食。薬を飲んで寝ましたが・・・まだ起きてきません。今日帰られるのでしょうか？

  2006.01.14

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  食べたいものは？

  「・・・かき・うに・イクラ・水餃子・手羽先・竜田揚げなどです。・・・」今晩，久し振りに帰ってくる長男からの食べたいものリクエストメール。いつもは炒り鶏やカニも入っているのですが今回はなどの中？ 改良されて美しくなったシクラメン８ヶ月振りに会う息子も社会を知り，少し変身して現われるでしょうか？いそいそとベッドを整えお部屋の掃除をして待っている母です。

  2006.01.10

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  ホオに包まれた小さな花のように

  昨夜２３：５６「今，家に着いたから。」「ご苦労様，疲れたでしょ。」「疲れたけど楽しかったよ。心配してくれてありがとう。」・・・・・・・昨日，白馬スキー場でスキー合宿をしていた次男が東京に戻りました。２０時頃「今帰りのバスです。家についたら連絡します。」のメールが入ったものの待っても待っても電話がこない。ニュースでは，各地大荒れの天気，雪崩も起きているなどと報道をしているし携帯には繋がらない，心配で不安で本を読んでいてもストーリーがなかなか頭に入ってきませんでした。親というものは，子どもが幾つになっても心配なもの守ってあげたいものです。 ポインセチアの小さな花（花びらがないのです。）黄色い唇のようなものの上の水滴のようなものは何でしょうか？赤い葉のような大きなホオに囲まれて咲いています。

  2006.01.05

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  産んでくれてありがとう！

  激しく仲良しだった二人良きライバルだった二人妥協せずに力一杯生きた二人昨日は私の亡き両親の結婚記念日でした。夫婦にも色々な形がありますが，自分の両親の姿は一番はじめに出会うお手本でしょうか？決して穏やかではないこともあったけれど，いつも前向きに全力を尽くす・・・家庭にも斬新なアイディアで楽しい空間，豊かな時間を作ってくれた父と母私が初めて読んだ本格小説は父の蔵書の「アンクルトムズケビン」幼かった私には難しく小さすぎる文字でしたが一挙に小説の面白さを知りました。母に連れられて初めて見た洋画は「風と共に去りぬ」ビビアンリーの画面からほとばしる強さに私も強く生きようと思ったものです。苦しいときにはその苦しみにどっぷりと浸り，次へのステップにしていた二人「小さなもの弱いものを大切にすること。」を，身をもって教えてくれた二人。誉めて励ますことで自信を与えてくれた二人から怒られた記憶はありません。二人から学んだことは書き尽くせませんが「私を産んでくれてありがとう。」色々な思いはありましたが，今は素直に感謝しています。

  2005.12.10

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  節目に伸びる子☆画像あり☆

  七五三での成長の確認は，本当に喜ばしいもの。それは子どもが主体ではなく親が主体でしょう。そして親の役割はそこで終わりではありません。これからはじまるのです。子どもというものは，その後も一つの取り組みえを通して主体的に大きく伸びていくものです。ただし，その取り組みをどれだけ準備し，子どもの心に響くようにどのように働きかけるかによっても変わってくるのですが。昨日はある小学校の学習発表会に招待されました。やんちゃで元気一杯だった子どもたちが「飛べないホタル」に挑戦していました。歌声で繋いでいく合唱劇。主役の子はもちろん，合唱隊の声の素晴らしさに胸を打たれました。一人一人の声が自己主張することなくハーモニーとして心に響いてくるのです。１年生のときには，散々担任を困らせたと言う元気一杯の彼ら。そのエネルギーが一つになって「飛べないホタル」の友情の素晴らしさを伝えてくれました。自信に満ちた彼らの表情に涙ががこぼれました。諸先生の指導のなかで大きく成長したのですね。この自信がさらなる飛躍に繋がるのでしょう。こんな素敵な学習発表会に招待されたことに感謝し，たっぷり誉めてエネルギーもいただいて帰ってきました。さて私も・・・庭の落ち葉掃きから頑張ります。

  2005.11.14

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  真っ赤だな♪☆画像あり☆

  紅葉「綺麗な葉っぱを集めようね。」子どもたちとこの公園で栗の実や紅葉した落ち葉を集めたのは，もう遥か昔のことのように感じられます。今年も木々の葉が色づき始めました。公園には，黄色や赤の落ち葉も栗のイガも落ちています。お母さんは，一人で綺麗な落ち葉を集めています。穴があいたものや，ちょっといびつな物も集めています。そちらはどうですか？まだ寒くはないですか？札幌は朝夕１０度以下になって来ました。実ったトウモロコシを狙ってクマが出ているというニュースも流れています。ちゃんと食べていますか？暖かくしていますか？一緒に紅葉を楽しむことはできませんが，落ち葉の押し花を作って送ってあげましょう。この公園で遊んだ日を思い出してくれますように。

  2005.10.13

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  夢を持つ若者達☆画像あり☆

  夕暮れどきの札幌若者達と食事するので・・・とイサムチャン。関係のない私までホテルで夕食をご一緒させていただきました。お土産のお菓子さてどこから来たでしょう？なんてクイズになりませんね。仙台と書いてありますもの。二人の男女。明るく爽やかで，すごくフレンドリー。自分たちの夢をしっかり語ってくれました。チャラチャラしたところがまるでなく私達にもちゃんと気を使い礼儀正しい姿を見て感心。ビール２杯で上機嫌になったイサムチャン「ところで君たちは結婚するの？」なんて聞いていました。「とんでもない。しっかり捜します。」と，女の子。男の子は応答なし。いつの時代も女の子のほうが強いのですね。息子たちもこんなふうに大人に接することが出きるように成長してほしいものです。そして彼女のような素敵な人，見つけてくれると嬉しいのですが・・・※大型の台風接近中，どうかお手柔らかに・・・と願うばかりです。

  2005.09.06

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  また二人・・・☆画像あり☆

  シーツ・ベッドパット・タオルケット・枕カバー・・・せっせとお洗濯。明日からはじまる講座に備えて今朝東京に行ってしまった息子のもの。７月末に来て今日まで短く感じる夏休みでした。「今着いたから。ありがとう。」と，連絡が入るまで落ちつかなく次々と仕事をしていました。山の奥深くで密やかにたっぷりと水を蓄えていた大雪ダムのように，遠くでゆったりと構えている母でありたいものです。今日からまた二人・・・

  2005.08.28

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  朝帰り！☆画像あり☆

  「苫小牧から来た友達が終電車に遅れたので始発まで付き合ってやったの。アーア，眠い。」「遅くなります。心配しないでください。」クラス会に行った息子からそんなメールが入ったのは，昨夜９時半。朝帰りなんて予想もしていません。私はお薬を飲んでぐっすり。イサムチャンは，その前にワインを飲んでぐっすり。朝まで気がつきませんでした。どんな場合でもしっかり電話を入れることを約束させて眠ることを許可しましたが・・・東京に戻って一人暮しになったら・・・自分の生活を自分で律していくことができるようになってほしいものです。「ナイス　マン」への道は厳しいのですよ。 今日は台風の影響か，薄暗く寒い風が吹いています。庭に来たキジバトもじっと耐えている様に動きません。息子が寝ている２階も，物音一つしません。

  2005.08.26

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• 夢は追い続けるもの・・・

  優勝一瞬たりとも気を抜けずに見続けた画面の中で駒沢苫小牧高校は、甲子園２連覇を達成しました！また津軽海峡を優勝旗が渡ってきます。今までの努力、プレッシャーを味方に付けた底力あっぱれ！本当に夢をありがとう。写真は、ケアンズで出会った１２才３人と１４才１人の可愛い子たち。１２才の子達は日本に留学して日本語を学びたいという夢を語ってくれました。この夢も叶いますように！

  2005.08.20

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  息子とダーリン☆画像あり☆

  ４ヶ月ぶりに夜中に帰郷した息子。車でお迎えに行くと，なんとランニング姿。私はジージャンを着ていますのに。「やあ，寒いね。」これが第１声でした。白かった肌が黒く焼け，筋肉もりもりなのに全体は痩せています。「お腹すいていない？」「すいていない。家で最後の御飯とおかずを食べきってきたんだ。」調味料などを入れている小さな冷蔵庫はそのままにし、普通の冷凍冷蔵庫の電源は抜いてきたのだそうです。本当に倹約家。イサムチャンにいわせると私が反面教師だったから？？？おみやげでも，お土産を買ってきてくれました。格別に美味しく感じた東京バナナです。熱を出しているイサムチャンも起きてきてお喋り。勉強のこと友達のこと生活のことお話がつきません。イサムチャンは病気なので適当にストップし，お風呂に入って寝ました。「今日はゆっくり寝かせてあげようね。」イサムチャンといっていたのですが，９時には壮大な音楽が鳴り「おはよう」と、階段を駆け下りてきて朝食を食べると，「コンタクト買いに言ってくる。」もう７年目にはいる古ぼけた自転車に乗って出かけていきました。朝の熱は６度台に下がっていたイサムチャン。１０時には７度８分になり，またベッドに行って寝ています。旅行までには元気になりますように。

  2005.07.28

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  ５月病にもかからず・・・☆画像あり☆

  「故郷が恋しくて、上野駅に故郷の言葉を聞きに行ったものです。・・・」朝の家事をしていると、ラジオからそんなお手紙が流れてきました。息子の机の上に置かれているキーホルダー東京に行って２月たった息子も、こんな気持ちになっているのでは？今日の午前は自由な時間、どうしているのでしょう？メールを打ちました。「桜のお花が散り始めました。今日から６月です。５月病にはかかりませんでしたか？お元気ですか？・・・・」「元気です。」「ちゃんと食べていますか？」「食べてます。」なんとも簡単なメールがすぐに返ってきます。元気なのが一番、心配し過ぎはよくないのね。自分に言い聞かせ、家事を進めていると着メロが。「お母さん、あんかけやきそば作るんだけど、鶏がらスープなきゃ駄目？」「なくても大丈夫。コンソメ使ったり、お肉入れるといいんじゃない。」「ありがとう。」すぐに切ろうとします。焦って、話しを続ける私。「札幌の人ってなまりないんだねって友達に言われたよ。」と、言っていた息子。お勉強とイベント（どちらが大きいのか心配！）が忙しく故郷が懐かしくなる暇はないようです。今私の子育ては、そっと遠くから元気でいますようにと願っていること。

  2005.06.01

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  伸びゆく子どもたちに☆画像あり☆

  走る！走る！踊る！踊る！全力で・・・最高の運動会日和２３，７度まで上がったという昨日。強い日差しに応援席のあちこちにビーチパラソルが・・・私は、テント席にいるほうを優先し、できるだけ日焼け対策。子どもたちの姿は、いつ見ても気持ちがよいもの。運動会はとくに晴れの舞台。速くても遅くても全力で走る短距離走。遅い子には、保護者席から大きな拍手の応援がありました。全校で踊ったヨサコイは、年を重ねるごとに上手になり見ごたえのあるもの。どの子も自分の力を存分に発揮していて見ているだけで胸がいっぱい！応援団の子も、アナウンスの子も、得点係の子も、児童係の子も、用具係の子も、審判係の子も・・・・高学年はどの子もみんな自分の役割に誇りを持って、てきぱき裏方で働いている姿に心を打たれました。「成長しましたね。」「そうでしょう。分かりますか？」「見ていてすごく嬉しいですよ。」校長先生や先生たちお母さんたちと子どもの成長を喜び合い、子どもたちとはまたの出会いを約束して帰ってきました。大きく伸びゆく子どもたち。２日間の運動会でそのパワーをたっぷり貰いました。子どもたちが伸びていく節目節目を確かめることのできる私は、幸せ者です。

  2005.05.30

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  若武者のお出迎え　☆画像あり☆

  ゴールデンウィークは、息子巡り！ですから今年は、武者人形も飾りません。と、思っていたけれど若武者飾ってしまいました。大きな電車事故があり、たくさんの死傷者が出たニュースに胸が潰れる思い。まだ閉じ込められている人もいるということ、ご家族や知り合いの方はなんと辛いお気持ちでしょう。「少しでも元気出さなくちゃ！」「息子たちを見守ってね。留守中の安全も守ってね。」心を込めて、玄関ホールに若武者を飾りました。弓矢と太刀の位置は、違うかも？息子がいないのでわかりません。鯉のぼりは、ずいぶん前から飾っていません。とっても大変なのです。中部国際空港行きの飛行機チケットは、早目に申し込みましたのに希望の時間が取れませんでした。「愛、地球博」ですものね。トヨタ方式なる中部国際空港、それ自体見るのがとても楽しみ。名古屋・東京の温度を見ると札幌とは大違い！何を着ていきましょうか？（こんなとき、男の子は頼りになりません。）迷ってしまいます・・・（誰か教えてください！）明日からのゴールデンウィーク、今からワクワク、ルンルン♪

  2005.04.28

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  備えあれば・・・親心！？☆画像あり☆

  「防災リュックの中に入れてね。」多機能ラジオライトホームセンターで品切れになっていたのですが、先日なんと１個だけありました。手回し式充電ランタンラジオ、携帯の充電もできるものです。この次は大型地震？と、心配される名古屋と東京。息子たちは名古屋と東京にいるのです。名古屋の子には、一式もたせましたが、東京の子の防災リュックの中はどういうわけか空っぽ状態。ようやく見つけたこの手回し式充電電池ラジオなどを入れて小包を送ります。「備えあれば憂いなし。」この言葉も、大災害を前にしてはなんだか説得力がないようにも思いますが、せめてもの親心です。どうか、どこにも災害が起きませんように！

  2005.04.18

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  「餃子作ったんだけど・・・」☆画像あり☆

  「ララララ　ラーララ　ララララ　ラーラー♪」〈世界に一つだけの花）携帯のチャクメロが流れます。そして、すぐ切れます。私は、慌てて返信します。「どうしたの？」「餃子作ったんだけれどね、ごま油買うの忘れてていれていないんだけど　このまま焼いてもいいかなあ？」「大丈夫、ごま油の風味はしないけれど十分食べられるよ。焼き方は、分かるの？」「本に書いてあるから大丈夫。」「頑張ってね。」東京の片隅で暮らしている息子とは、たまにこんな電話での会話があります。肝心なお勉強のお話は、お金に関することのみですが。「このワイシャツ、洗濯機のマークがついているから自分で洗ってもいいの？」「冷凍にしておいたご飯、解凍したけど、まずいよ、どうしたらいい？」などなど、生活に関することばかりです。一人で生活するということは衣食住の基本的なことが分かっていなければならないのですね。学びながら生活もしていくのですから今は、できるだけサポートしてあげましょう。着メロが流れない日は、淋しいです。息子の部屋に入るとこの「ｼﾞｬｯｸと豆の木」が迎えてくれます。中学三年になった春から４年間、自分で育てていた唯一の植物。部活で忙しく何度も枯れそうになりながらもここまで育ってきました。買ったときは１０センチもあったでしょうか？今は、私が水をあげています。

  2005.04.08

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  なごり雪☆画像あり☆

  ３月最後の日今朝も雪が降りました。３月３１日のバードテーブル屋根の雪はおろしてやりました。名残を惜しむかのように降る雪。名古屋の天気は、晴れ。東京の天気も晴れ。今までは、札幌と名古屋の天気をチェックするだけでしたが、毎朝、毎夕、東京の天気もチェックするようになりました。子どもを旅立たせることはどれだけ切ないことかわかっていたはずなのにおろおろと心配し淋しがっている・・・・息子は自分で選んで厳しい道を歩み始めたのです。喜んであげなくてはいけないのです。明日からは、４月。心を切り替えて、イサムチャンと二人の生活を楽しみましょう。さて、１７年度専業主婦２年目。何をしようか計画に着手！

  2005.03.31

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  旅立ちの朝　☆画像あり☆

  「北の母子像」この像の子どもよりももっと幼い頃から「自分がやる」と言ってきた息子。今朝、旅立ちます。家を離れて、一人で生活することへの不安よりも、未来への希望に満ちて眩しく輝いている彼の姿。思いっきりチャレンジしてください。疲れたら戻ってきてゆったりと休んでね。庭には、ヒヨドリとスズメの声がし、彼の旅立ちを見送ってくれている様です。体を壊さない様に、元気に過ごせます様に、良き人々に出会えます様に・・・母は、心の中で呪文の様に祈っています。

  2005.03.26

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• 故郷は遠くにありて・・・・☆画像あり☆

  父と母がいて、夏休み冬休みには、疲れた心と体を解きほぐしゆったりとした時間を過ごせたところ。帰りにはランドクルーザーの後ろいっぱいにお中元やお歳暮でいただいた品などを積み込んで持たせてくれたところ。父だけになっても同じように過ごさせてくれた故郷。見えなくなるまでずっと手を振ってくれていた父の姿。今はもう、母も父もいない故郷。もう、見送ってくれる人もいなくなった故郷。久し振りに妹と訪れた故郷は、別の顔で迎え淋しく送ってくれました。故郷は遠くにありて思うもの・・・「もう私の故郷なくなっちゃった。」「故郷は、そこに行くと心が休まるところなのだから、人だけじゃないよ。あの山だって、あの駅だって、あの公園だってあるんでしょ。」イサムチャンの言葉になぐさめられました。「そうね。そう思えばいいのね。」答えながらも胸中は淋しさでいっぱい。今日は、息子の荷物を送り出しました。息子の故郷はここです。私が、しっかり故郷の役を果たさなければならないのです。淋しさと疲れでぐったりしていましたが、息子が本と首っ引きで作ってくれたお昼のカルボナーラこれで元気回復しました。

  2005.03.23

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  一人暮しの・・・☆画像あり☆

  快適ライフを実現するノウハウを大公開！一人暮しの裏ワザ・隠しワザ平成暮らしの研究会「お母さんも参考になるよ。読んでみたら。」昨夜渡してくれた本。今の時代は、こんな本を読みながら引越し準備をするのね。主婦にもなかなか面白い裏ワザ、隠しワザが載っています。私としては、こんな本よりすぐあるテストのお勉強をして欲しいのですが生きていくための知恵も必要でしょう。ひとり暮らしの簡単料理あべみえこ　著この本も活躍中です。時間があればこれを持ってキッチンに来て、試しています。しょうが焼き肉は、数日の間に３回も食べさせられました。漸く我家の味が出せたと、満足そうです。最後にみりんを入れて照りを出す・・・と、いう簡単なことなのですが。この本もわかりやすく簡単なお料理のみなので、息子の食生活を豊かにしてくれるでしょう！？？？きっと、実際にはそんなゆとりはないでしょうが。今はハウツウものが満ち溢れている時代なのですね。

  2005.03.20

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• 春の夜は！☆画像あり☆

  ＡＭ２：００また今日も目覚めてしまいました。１１：００に寝て３時間。何時に寝てもこの時間に目が覚めるのは何故？もう一度お薬を飲み眠りに・・・春に向けて身体も調整中なの？息子の一人暮しに向けての準備中のため？その息子２泊３日のスキー旅行、映画、最後の部活と送別会、元の先生のお宅での夕食会、小学校からのお友達、中学時代のお友達、高校でできたお友達、それぞれに会い別れを惜しみ（？）その間にお医者さんでの検診・・・超多忙です。その合間を縫っての買出し。人込みが苦手な私はすぐに疲れ、買い物リストを手にした息子が次々カートに入れています。「どちらがいい？」と聞かれたときだけアドバイス。「付き合ってくれてありがとう。」昨日はケーキを買ってくれました。コーヒーを淹れ、お茶タイム。ほのかに甘く美味しいケーキ。ホワイトデーにはかりんとうだったのに、親のありがたさがわかってきたのでしょうか？

  2005.03.19

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  自立への道☆画像あり☆

  息子は地元の大学辞退の手続きをとりました。お母さんに任せると危ないと思ったのでしょう。もう私の手の及ばない東京への道に確実に決定です。「自分で厳しい道を選んだのだから、お母さんも応援します。今のその気持ち忘れないで頑張ってね。」 子離れ上手なライオンを見習って、「では、大学への正式な手続きと、マンションの正式な手続きを自分の力でやってみてください。」自立への一歩です。書くもの揃えるもの数々あります。お金も必要です。私は我慢して見守り質問に答える役、保証人とか親の書く欄のみ手を出すことにしました。「自分のことってうまく書くの以外と難しいね。沈着冷静なんて書くのも恥ずかしいし、明朗快活なんて書きにくいし・・・」ぶつぶつ言いながら書いています。慎重に鉛筆で下書きし、確認してからボールペンで書いているのですごく時間がかかります。書類を揃えるためには、区役所に行き住民票をもらったり、印鑑証明を取ったり、ＡＴＭでお金を下ろして銀行で振込み、郵便局で速達、配達記録をもらうのです。帰ってからは、生活用品の準備。「それは大丈夫、お兄ちゃんと夜相談して決めてあるんだ。」大学生協から来たカタログを見てすでにほとんど決めてありました。書き出して合計を出して、自分でビックリしています。「お母さん、こんなにかかるよ。いい？」「どれどれ、じゃあ考え直そうか？」息子の自立への道は、少々歯がゆくもあります。私の心は今子離れをするための準備中。

  2005.03.12

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  朝焼けの空！☆画像あり☆

  夜明けです。 東京のホテルの窓から写した朝焼けです。美しい朝焼けでした。下を見ると、こんなに早い時間から会社に向かう様子の人々。マフラーにコートに手袋をして。あらら！こんなに暖かく、雪はほんのちょっぴり日陰に残っている程度ですのに札幌と同じ服装なのですね！皆様のブログで見せていただいている様に、木も花も生き生きとしていました。大きな夏みかんのような実もなっていましたが？？？白梅・紅梅・椿などなどとても美しかったです。東京は、２泊３日。息子が第１志望だった大学に合格したためマンション（？）を決めてきたのです。上の息子も名古屋から来てくれて一緒に見てくれました。「一人暮しなんてできるの？心配でたまらないよ。」弟のことが本当に心配の様でした。「あなたが大学に入って家を出たときも、すごく心配だったのですよ。」「そうだったね。お母さん１０キロ痩せたって言ってたね。」お兄ちゃんの助言とイサムチャンの助言で、二人で選んだところはキャンセルし、ちょっと高いけれど安全そうなところに決めてきました。時間が余ったので念願の多摩動物園に。動物園が大好きなのです。「見て見て！」「お母さん、はしゃぎ過ぎ！」「お母さん、声大きすぎるよ。」あっちでも、こっちでも、見飽きるということがない動物たち。たっぷり時間があったはずなのに、時間切れになってしまいました。「コアラ見たい。」「無理無理、まだ３分の１しか見てないんだから。」「お母さんなら３日通う予定で来た方がいいよ。」息子は今日の国立大学の発表も合格でした。私の望みはこちらの方なのです。でも、頑固な息子のこと、自分の思いを貫くことでしょう。 あぶなかしいヨチヨチ歩きの”ひよ子”息子の朝焼けのときのようです。

  2005.03.09

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  卒業式！☆画像あり☆

  空は明るく晴れ、新しく降った雪をキラキラ照らしています。今日は息子の卒業式イサムチャンと二人で巣立つ姿を見に行ってきます。簡素でしたが、感動的な卒業式でした。帰ってきた息子に、カバンの中から胸花をプレゼントされました。

  2005.03.01

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  拝啓　両親様　☆画像あり☆

  「２月も半ばを過ぎ、世間は春の訪れを心待ちしている・・・」 今朝起きるとダイニングテーブルの花の横に、上の文から始まる手紙がレポート用紙に書かれて置かれていました。「・・・受験期終盤を迎えるに当たり・・・すべてが好調ではない自分を悲しく不安に思っている毎日で・・両親の親切心からとはいえ、食事中や休憩中も試験に関する話や励ましばかりは辛いもの・・・今までに十分助言いただいているのでこれからは控えていただきたいのです。・・・お二人のご支援ご恩は、言葉では言い表せません。・・・わがままを言い申し訳ございません・・・」息子からの手紙です。イサムチャンも私もすぐに手紙を書きました。イサムチャンはすごく素直に、私は少し苦言を呈し。起きてきてその手紙を読んだ息子。「この手紙もらっておくからね。」まだ誰にも踏み込まれていない真っ白な部分が広がっているグランド息子の人生もこれから！この白い部分に自分で踏み込んでいくのです。進路に向かって頑張っている今、親ができることは、いつでも応援しているのだよという態度だけで十分なのでしょう。

  2005.02.16

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  親離れ子離れ・・・☆画像あり☆

  「自分でやる！」幼いころからそうでした。何でも自分でやりたがる子どもだったのです。受験期の今、「僕は今、ナイーブになっているから、遠くからそっと見守ってくれるだけでいいからね。」などと言いながらも、「お茶持ってきてくれると嬉しいな。」しっかり甘えています。お部屋のドアには「無断での立入り禁止」の紙が一応貼られていますが。今朝、息子を送った後ふと見上げると、手稲の山々が朝日に美しく輝いてはっきりと見えました。雲に隠れてまるで見えない日も、霞んでうっすら見える日も、今朝の様にはっきり見える日もある手稲山。同じ場所にあるのに色々な見え方をする山のように、息子も自分の居場所を親から離し時々しかその姿を見せなくなるのかもしれません。それでも確かにそこにいる息子を遠くから心配しつつ眺めることになるのでしょうか。子離れは難しいものと思いながら、息子の部屋をのぞくとイサムチャンがお土産に買ってきた小さなお地蔵様が、大切そうに飾られていました。息子もまだまだ見守っていてほしいようです。

  2005.02.12

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  赤ちゃんのいる家☆画像あり☆

  「おもちゃの家みたいね！」友人は赤ちゃんを抱いて出迎えてくれました。新築間もない家に一歩踏み込むと、天窓から降り注ぐ光の中でキラキラ輝いて、たくさんのおもちゃや絵本が整然と並べられ、おもちゃの家の様でした。今から１０年以上も前、一緒に赴任した彼女はまだ初々しい少女の様でした。パソコンを使いこなしていた彼女がインターネットで注文してくれたゲートウェイのノートパソコンが私の１台目のＰＣ。始めはすべて彼女に習ったものです。その彼女が二人目をご出産。ときの流れの速さを感じてしまいました。やわらかな赤ちゃん。静かな赤ちゃん。おっぱいを飲みすやすやと眠るので、たっぷりお話も出来ました。こんなに小さかったっけ。上のお子さんはまだ２才になったばかり。保育園に行ってそこにはいませんでしたが、居間の様子からご夫婦で子育てを楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。小さな二人を抱えて職場に復帰したときが、一番大変なとき。才能豊かで気配りのできる彼女には、ぜひ復帰してもう少し頑張ってもらいたいものです。息子にもこんな時代がありました。思い出の引出しを開けてみました。始めてはいた手袋です。今の手袋と並べてみると・・・ほんとうに大きく成長しているもの。親離れしていくのが自然なのですね。

  2005.02.02

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  最後のお弁当☆画像あり☆

  気がついたら、今日が最後の息子のお弁当。明日からは、自宅での学習になるのです。高校生活３年間、作りつづけたお弁当。仕事を持っていた始めの２年間は、お弁当作りのために朝早く起きることが辛かったものでした。最後の１年間は、楽しんで作ってきました。いつもきれいに食べて空っぽになって戻ってきたお弁当箱。今日は、大好きなひれカツをメインにしたけれどいつものようなお弁当。また空っぽになって戻ってくることでしょう。親がしてあげられることがまた一つ終わりました。子どもの成長は、早いものです。

  2005.01.31

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• 受験生と父・息子と父を見て

  「父親になるって、こんなに面白いことだった！」アリス！牧場の父親日記著者　藤門　弘平凡社センター試験を間近に控え、息子は最後の奮闘中。こんなとき、親がしてあげられることというのは本当に限られています。暖かく適度な湿度の部屋と、栄養のある食事を用意し、和やかないつもの雰囲気を保ってあげることくらいでしょうか。１９８８年に出版されていたことは知っていたけれど、読む気の起きなかった本。息子の幼い頃を振り返る気持ちで読んでみました。「北海道余市のアリス・ファームで、馬・羊・犬などたくさんの動物達に囲まれて育つ有巣（ありす）少年と父親のあたたかく、楽しく、うるわしい物語」帯の言葉ですが、その通りの父親日記です。有巣少年は、１９８１年にうまれていますので、１９８８年の頃は小学生になったばかり。４歳頃から小学校低学年までの父との関わりが詳しく綴られています。「お父さんは、子どもにほめられるのが、１番うれしい。」「テレビよりも面白いお父さん、であれるかどうか、このあたりが今年の課題だと思っている。」・・・藤門お父さんは、実に素直に真面目に子育てに関わって書いています。椎名誠の「岳物語」での、子育ての関わり方とはちょっと違うのです。それは、アリス・ファームというコミュニティーの中の父子であって、普通の家庭とは違い大人が周りにたくさんいる人間関係にあるからなのだと思います。最後の方に、椎名誠さんとの対談があります。そのなかで、椎名誠さんは「親の責任というのは、身体の資本をつくってやることがすべてだと思うんだよね。それには、悪い食べ物を除外してやるとか、放射能汚染のことを心配してやるとか・・・そういう細かいコントロールが必要で、それに尽きるような気がするね。」息子が父から離れていくのは中学の入学の頃とも、話していました。我家を振り返ってもそのように思います。私には、よもやま話をするけれど、イサムチャンにはちょっと距離を取っているのです。受験のアドバイスも軽くあしらわれ、淋しくて仕方がないイサムチャンですが、男の子はそういうふうにして自立していくものなのでしょう。椎名家の岳少年が大人になった今、父親との距離の取り方がわかってきたように、息子ももう少し大きくなると父親との関わりが変わっていくのでしょう。青年は父との対話避けいしが間を取るすべをいつか知りたる久保田清萌「折々のうた」より

  2005.01.09

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