『街の保険相談室』

ご存知の方も多いかと思いますが、平成18年10月医療保険制度が改正（順次）されます。
その中でもきっと多くの方が係わってくるであろう所を今回は一つだけご紹介します。

それは70歳未満の自己負担限度額の変更です。
今まで高額療養費の支給対象となる自己負担は
上位所得者：月収56万円以上（基準）が139,800円超だったのですが
（高額療養費の支給対象となる自己負担額）
これが、月収53万円以上（基準）で150,000万円超に!!
一般所得者：月収56万円未満（基準）で72,300円超が
月収53万円未満（基準）で80,100円超に!!低所得者は現在のまま35,300円超の据え置き。

これにより、今まで月収55万円の人が自己負担区分は一般だったのに制度が変わることにより
上位所得の区分となります。

分かりやすく言えば
今まで高額療養費の自己負担額73,200円だった方がこの制度改正により150,000円超になる
という事です。
単純に今までと同じように1ヶ月入院した場合の自己負担が77,700円増えてしまうと
言うことです（それだけかかっていればですが）。

そうなった場合、今までの医療保険では単純に日額
（キチンとご自身に合った医療保険に加入されていたとして）約2,600円は出来れば追加したいという事となります。
（その分は貯金から出すという方は良いですが、その貯金は入院費のための貯金ですか？）

まぁ人それぞれだしFPによっても様々な意見もあると思うので今日はこの辺にしておきます。

※来月に埼玉で（仮名）『ズバリ！失敗しない医療保険の加入の仕方』セミナーを開催予定！
日程や場所が決まりましたらまたブログにてUPしておきます。
季節の変わり目くれぐれもお身体ご自愛下さい。