
「鹿」地名の所在は一箇所だけ!!「鹿」地名 全国制覇!!やった!!
群を抜いて多い鹿の字の地名
日本列島における狩猟・漁労・採集の縄文時代、縄文人たちの狩りの獲物は主に鹿と猪だった。古くは鹿・猪ともにシシともいい、猪に対して鹿をカノシシともいった。肉のこともシシというから、日本においては、古くより食肉用として、猪と鹿が重要な位置を占めていたことがうかがえる。
平安時代最末期の平家全盛のころ、「鹿ケ谷事件」という政変が起こった。治承元年(1177)五月、後白河上皇の近臣たちが、京都東山鹿ケ谷の僧俊寛の別荘に集まり、打倒平家の謀議をめぐらして失敗した事件である。この地名は「ししがたに」と読み、現在、京都市左京区に冠称として名を残している。
鹿は列島の殆んどの地に生息していたから、鹿の字の地名は市町村名だけでも、
北海道鹿部町・鹿追町 秋田県男鹿市・鹿角市・平鹿町 宮城県鹿島台町・牡鹿町
福島県鹿島町 茨城県鹿島町 栃木県鹿沼町 埼玉県小鹿野町
新潟県鹿瀬町 長野県大鹿村 石川県鹿島町・鹿西町 三重県鈴鹿市
兵庫県八鹿町 鳥取県鹿野町 鳥取県鹿島町・鹿足郡 山口県鹿野町
佐賀県鹿島市 長崎県鹿町町 熊本県山鹿市・鹿本町・鹿央町・鹿北町・菊鹿町
鹿児島県鹿児島市・鹿屋市・鹿島村
など、これだけの数があり、動物の字を使ったものでは群を抜いている。
ただし、これらすべてが動物の鹿に由来するものではない。というより、鹿とは関係ない場合の方が多いようである。古い地名で動物の鹿に関係するものは、どちらかといえば、シシとよまれる方が多かったかもしれない。
鹿の字をシシと読む地名には、
宮城県気仙沼市に鹿折 埼玉県吉川町に鹿見塚 埼玉県川越市に鹿飼
山梨県都留市に鹿留 滋賀県高島町に鹿ケ瀬 奈良県西吉野村に鹿場
石川県富来町に鹿頭 香川県三木町に鹿伏 高知県吾川村に鹿森
長崎県上県町の鹿見
などがある。