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あざみのごとく棘あれば

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2018年05月22日
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平成30年5月16日に亡くなられた、西城秀樹さんのことを想い
書いています。



「思えば あなたが青春だったのですね
 今まで僕は勘違いしていました
 あなたのことを 青春の日に出会った美しい人と思っていました
 でも今 あなたが ”青春そのもの” であったことに気づいたのです」



青春の日々から旅立とうとする若者の決意を謳った『若き獅子たち』。
その歌い始めの3分間にも及ぶ長い台詞の一節なのですが、
西城さんの歌の中でも大好きな曲の一つです。
前を向いて歩いて行こうとするサビの曲調が若き獅子の秀樹さんに本当にピッタリで美しい1曲でした。



先ごろは二度の脳梗塞にも負けずに懸命にリハビリに励まれていた姿はメディアで拝見していましたが、それらはすべて歌のため、家族のために前を向き続けていらっしゃったと思います。

そして昔の映像を観るにつけ、日本はこんなに美しく大きく素晴らしい存在をなくしたのだと改めて思いました。





多くのメディアで「○○の先駆者」という言い方で秀樹さんのことを紹介されていますが、それはまさしく歌に対する深い愛情であったと思えます。

あの頃、私たちが思っていたよりも(私だけかもしれないけど・・)はるかに、何百倍も歌を愛していたのだと気付かされるのです。




特に情熱的な歌の数々は、表現者としての自分を試される闘いの連続であったと思いますが、原曲の魅力を全く損なうことなく、歌うことで最高の形に引き上げ観客に見せてくれていました。

「絶唱型」と言われていますが、あれらの歌をどうやったら絶唱せずに歌えるというのでしょう。
その姿は、歌を歌っているというよりか、自身が歌そのものになろうとしたようにも見えるのです。
いや・・・なろうとしたというよりは・・・なってしまっているというか・・。

私にはそのように思えるのです。
まさしくあなたが ”歌そのもの” であったと。



今気付くのですが、『傷だらけのローラ』でさえ19歳だったことを思うと凄いとしか言えません。本当に凄い。

作品を表現するために、突き抜けたエネルギーと歌唱力、想像力を持ってして楽曲と対峙し、常に歌を支配していた。



今の現役アイドルで誰がこの歌を歌えるでしょうね・・・
この姿に何を思うでしょうね。




私の中では西城さんに対しては不思議な感覚があります。

大スターでありますが、何かしらいつも自然体であったように思うのです。曲の中で作品世界をあそこまで究極に表現しておきながら、心底からのナルシストではなかったと思うのです。ドラマチック過ぎるような表現を曲の中でやってはいますが、後味がイヤな感じにならない。すごいです。歌が始まったら自然に溢れ出てしまうとしか。

で行きつく先が、『Y.M.C.A.』



すごいです。





もう一つはシルエット力。

身長が高くて手脚が長いのでどんな衣装も素晴らしく着こなしているのですが、何が素晴らしいって、逆光で浮かび上がったシルエットが劇画のように美しく・・・・

今更ながら思いました。





西城さんの歌の中の「あなた」という二人称が好きです。





私たちの世代の永遠のスター

西城秀樹



私の中ではヒデキは青。
ブルーです。
本当に澄み渡った青空の色です。
今、ヒデキは「空」になったのだと思いたい。

心からご冥福をお祈りいたします。

合掌




西城秀樹 様

あなたが歌った素晴らしい楽曲は永遠に歌い継がれていきます。
安心してください。
あなたほどステキには歌えないかもしれないけど
みんなが歌っていきますよ。
きっと。

本当にありがとうございました。





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最終更新日  2018年05月23日 09時38分59秒
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