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テーマ:今日聴いた音楽(73695)
カテゴリ:音楽
■「大江戸コール&レスポンス」が大好きで、ヘッドフォンで聴いていると、吹き出してしまって、最後まで聴いていられないくらいお腹が痛くなってしまう。 ■阿部サダヲ演じる歌舞伎役者が結婚式のスピーチをし、その合間にクドカンや良々や蝉の介や猿時が「中村屋!」という合いの手をいれるという、ライブ感溢れるコントなのだが、その絶妙の間と言葉選びが抱腹絶倒。 ■元祖「大江戸」が聴けるのは「TMC」という彼らがキューンソニーに移籍して出した初めてのアルバム。紅白出場ソング「君にジュースを・・・」をはじめ、本田博太郎など有名曲の合間にコントが入るという面白CD。クラムボンの原田郁子やZAZEN BOYS の向井君なども参加してにぎわいに華を添えている。 ■岡江久美子の白無垢姿がジャケットを飾る「嫁とロック」には「大江戸」の弔辞バージョンが収録されており、これまた涙が出るくらい面白い。中村屋!サイゼリア!イタメシ屋!うらめしや!と続く掛け合いが壺。サダヲちゃんもよく我慢して最後までやり通したものだ。 ■クドカンはこういう歌詞を書くと上手いんだか下手なんだかわからない。ただやはり随分ロックには造詣が深いとみえて、この人独特のもじりには思わずニヤッとさせられるものが多い。あ~いあむ あ さいたいしゃ♪ なんていう歌い出しにはそそられるよなぁ。 ■破壊(阿部サダヲ)、暴動(宮藤官九郎)、石鹸(三宅弘城)なんていうネーミングは荒ぶる魂そのものだが、個人的にはこの裏には「ファイトクラブ」の影響が見え隠れしていると思うがどうか。 ■ともあれ、スネークマンショー以来、久しぶりに、こんなにコントと曲が巧く融合された流れを聴いた。宮藤さんにとってこのバンド活動は最高の息抜きの場のように見える。脚本に行き詰まった時、このバンドの傑作がまた一枚増えることを期待する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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