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カッパドキア
トルコ中央部、アナトリア高原にある、カッパドキア。 神秘的な形をした奇岩群が連なっている。 大自然の神々が、造り上げたような・・・・・ 不思議な場所である。 荒涼として現実離れしており、異次元の空間が広がっていた。 まるで、別な惑星にでも来たような奇妙な錯覚に陥ってしまう。 スターウォーズの撮影現場として 使われていたことも 理解できる。 長い年月の間に、熱い溶岩流は固い岩となり、火山灰は柔らかな土となって、相互に重なっていった。 風は砂を払い、雨は台地を削っていったのである。 この世の果てと思いたくなるような奇岩の光景を、トルコ人はギョレメと呼んで、決して見てはならないものと嫌ったらしい。 キノコや煙突のような形の奇岩が林立し、巨岩がそびえる景観はまさに自然の驚異。 観光用のラクダは 大自然の前では 絵にならない。 日没ともなると、岩肌全体は、次第に赤みを帯びて来る。 中国人が 叫びながら 走り回っていた。 なので なのか 柵が 周りを囲んでいた。 今日の 宿泊 洞窟ホテル。 岩肌が そのまま 地表に 現れていた。 大きな 扉を開けると 厨房のような 居間が迎えてくれる。 ベッドルームには 唯一の 小窓が カーテンに隠れていた。 壁は コーテングされている。 匂いはない。 浴槽は 大きくて 丸い湯船。 なぜか ジャグジーがついていた。 夕食は 車で迎い レストラン「バルコン」 でプライベートディナーを いただく。 旅慣れてきて 大いに 歓談した。 特に ショッピングチョイス であった トルコ絨毯の お店に行った 人たち。 私は もともと 我が家には 絨毯を敷き詰める部屋はなかったので 不参加。 初めは みんなも 行かないといっていたのに 「見るだけ」と言って お店に入っていった。 なぜか みんな 買わされていた。(笑い) キレイな 女性が 織っているらしい。 権威 大学教授 適正値段 「催眠商法」 そのものである。 「タペストリー」と言って 20万円。(笑い) 最高は 100万円以上の人もいた。 値段は みんな ばらばら。(笑い) 後日談 奥様に スリッパを 投げつけられたとか(笑い) 1組だけ 購入しない人がいた。 私は「絨毯アレルギー」と言って 最後まで 咳き込んでいたらしい。(笑い) 彼女は 30か国も 旅をしている ツワモノだった。 しっかり トルコ語も 勉強してきていた。 ライトアップした ホテルが 酔いを 醒ましてくれた。 楽しい 会食。 ぐっすり 眠りにつく。 翌朝 快晴。 朝一番に 気球ツアーに乗る人たち 8名が 出かけて行った。 早朝の日の出の時間帯に気球に搭乗し、きのこ岩群や世界に類のない奇岩を空から・・・ 早朝は 気流が 安定しているらしい。 私は ちょっと 遠慮した。 カッパドキアの持つ魅力は、大自然がつくった造形の奇抜さ だけではありません。 むしろ、奇怪な岩山を穿ってつくられた地下都市にあるのです。 地下都市は、途中から、住み着いた初期キリスト教徒たちの手によって拡張され、何世紀もかかって、掘り進められた。 5千年以上前にさかのぼるとされる巨大地下。 一体、誰が、何の目的でつくったのだろうか。 何のためにこれほどの巨大な地下の空間をつくる必要があったのだろうか。 三美人が 迎えてくれた。 カイセリ空港から 最終目的地 イスタンブールへ 飛んだ。 窓側の席に トルコ人が 座っている。 「イクスキューズミー」 「プリーズ ショウミー チケット」 「10C シート」 「ユアー シート ヒアー」 「OK?」 適当な 単語を並べて 席を 変えてもらった。 トルコ人は 素直に 応じてくれた。 妻が ぬれタオル を トルコ人に 渡していた。 安西節雄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.19 08:44:53
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