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こんばんは、税理士会所沢支部の岸野と申します。
縁あって所沢支部に来ましたので宜しくお願いします・・・ と言い始めたのが昨年9月、光陰矢のごとしで、丸一年が経過してしまいました。 生意気を申しますが、40歳になりますと一日も一年も本当に早いものだと、 若いなりに感慨に浸ったりしています。 今回のブログは8月1日に投稿するつもりでしたが、 大詰めとなった仕事から帰ってきてみたら、すでに日付が変わっていました。 テーマも、夏期講習に向かう中高生や税理士受験生にちなんで受験勉強にしようか、 レディーガガに関して書こうかと様々な構想をしていましたが、 たったいま仕事から帰って来たばかりで仕事モードから抜け出せず、 そういう気分でもありません。 そこで、今回はその「大詰めとなった仕事」についてお話してみます。 一枚目写真の背景にそびえ立つのは、茨城県鹿嶋市にある鹿島アントラーズ本拠地の、 カシマサッカースタジアムです。 ところで、この手前に赤い屋根の建造物がありますが、これは何かというと・・・ 診療所(クリニック)です。 スタジアム敷地内に先月完成した「アントラーズスポーツクリニック」は、 8月3日診療開始の予定で、開院準備段階から各メディア、 地元医療界やスポーツ界で非常に話題になっています。 【クリニックのホームページ】 【一部の新聞記事】 開院に向けた行政手続や状況把握のために、現地に足しげく通ううちに、 いつの間にか開業1ヶ月前の大半を現地で過ごし、ともに準備活動を進める生活となりました。 そして、スタッフの皆さんの、猫の手も借りたいほどの慌ただしさと熱意の中にいるうちに、 私自身もほぼスタッフの一人となって活動する格好になりました。 卸業者との面談、交渉、備品調達、職員向けの開業前講習、医師会へのご挨拶など、、、 これまで全国の医療機関で様々な仕事をしてきましたが、 これほど開院現場に肉薄した仕事は初めてで、毎日興奮しながら過ごしています。 ところで、医療福祉というと大病院や高齢者福祉のことが話題にあがりますが、 実は現在の医療体制にあって大切なのは、 こうしたベッドを持たない(入院、入所施設を持たない)クリニックのあり方です。 まず「かかりつけ医」であるクリニックに受診し、次に大きめの病院に行き、 なお必要があれば紹介状などを持って大学病院にかかる、 という形をできる限り保たないと、病院や入所施設にばかり人が集中して、 医師不足や医療費の高騰を招くことになります。 しかし実際のところは、ついつい大きい病院に足が向きますし、 そもそも最初にどこの病院やクリニックに行けば良いのか、普通は判別が難しいものです。 アントラーズスポーツクリニックは整形外科やリハビリテーションに特化した専門性、 診療体制や方針が明確に発信されており、 これから受診する患者さんにとって非常にわかりやすくなっています。 また、私はこうしたわかりやすさがクリニックや患者さんだけでなく、 地域で他の診療所を運営する先生方にとっても役立つ存在になると思いますし、 そうあって欲しいと願うのです。 病院と病院の連携 →病病連携、 病院と診療所の連携 →病診連携 という言葉はありますが、「診療所と診療所の連携 = 診診連携」という言葉は 聞いたことがありません。 このクリニックの存在が、病院だけでなく、 診療所同士の連携を強固にして地域の医療負担全体を軽減する、 「診診連携」の大きな助けになることに、大いに期待しています。 なお、このクリニックは最高精度のMRIを有し、 スポーツ医療に精通した20人超のスタッフ体制のもとで、 整形診療、網羅的な運動器リハビリ医療を行う予定です。 所沢近隣の皆様も、体の節々に思うところがある方は、 予約のお電話(0299-85-1212)をした上で、観光・観戦含みでぜひお立ち寄りください。 明日は最終準備、そして明後日は開院キックオフ。 私も両日現地に入って、開院を手伝い、見届け、スタッフの皆さんと ドキドキを共有する予定です。 そこからは、溜めこんだ内勤業務実施、アポイント復活、翌日のMT準備、 週末の相続相談員など、一度濃密な日常サイクルに戻ります。 酷暑が続きますが、皆様どうぞご自愛ください。 税理士 岸野康之 拝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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