内容
殺人で全国に指名手配された松子。
そして『太宰治』ゆかりの玉川上水で自殺を図ろうとする。
だが、近くの理髪店主 島津に声をかけられ
ひとときの幸せな生活が始まる。。。
完全転落となった松子。
逮捕前の、『ひとときの幸せな生活』
島津が、心底愛してくれていただけに
ほんの少し、『松子の悲しさ』を感じました。
落差があるために、『悲しさ』は大きくなる。
そして
何かを感じ取っていたのか、
松子が綾乃の墓参り先で赤木と再会する。
そのとき
松子『あの時一緒に行けば良かった
赤木『あの時、連れていきゃよかった
『あの時』がすべての『ターニングポイント』だった。
『悔やんでも悔やみきれない』
わずかな『気持ち』が、『運命の分かれ道』となってしまった。
やっと、『松子の不幸さ』が明確化された。
そんなところか。
まぁ、
初期の『あれこれ』は『回復可能』だったかもしれない。
だが、
そのことが『ターニングポイント』に導いていったのは事実。
それは
今回『判決文』でも表現。
『被告人の性格が根本にあり
自業自得と言われても。。。
判決文は、第3者の目となっている。
同じ気持ちで、『ツッコミどころ満載』
同情の気持ちで『幸せになりたかっただけ』
と、『2つの考え』が明示したことは
『ワザワザ同情を誘おうという演出』をされるより、
『スッキリ感』がある。
このドラマが視聴者により
『様々な感じ方』があると言うことをハッキリと『提示』した。
やっと、コレまでの『モヤモヤ』が少しスッキリした。
そんな感じかな。
『難解な人生模様』だからこそ、
『感情を強制』されるよりは、『視聴者に提案』している感じなため。
わたしはこの演出に好感を持つことができ、
はじめて、『このドラマ』が楽しめる気がしてきた。
ドラマとしてもターニングポイントいうことかな。
内容的にも、刑務所に入り動いていくようなので
少し、楽しみになってきたかな。
コレまでの感想
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