|
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
榎津巌は、4人の男女を殺した。 次に、高齢の弁護士を殺した後、 その弁護士になりすまし、詐欺を行っていた。 榎津が次の獲物にしたのは、熊本の吉村。 吉村は、死刑囚の再審運動をしていた。 金が集まると見たのだ。 吉村の家に、弁護士として入り込む。 人の良すぎる吉村は、すぐに騙される。。 だが、娘のひとりが偶然に、気づく。 そして、もう一人の娘も。 そんなとき、ようやく吉村は、 榎津との会話の中で、何かに気づいた。 家族たちは、不安になり始めるのだった。 確信が持てない状態だったが、 やっと、警察に相談する。 しかし、吉村の運動のために全く信じてもらえない。 どうして良いか分からず不安の極限状態へ。 そして、やっと警官たちの偶然の会話が。。。 徐々に悪に染まっていく榎津を、 過去の部分を使いながら表現し、 徐々に吉村が気づき始める部分にカブセ、 かなり緊迫感。 そして、一番の緊迫感の演出は 『カメラワーク』に他ならない。 壁や天井、窓越しなど 完全に、画面を撮さないカット その、『のぞき見する感じのカット』が、 緊迫感を生みだしてる!!! それらの緊迫感と、吉村家族たちの表情変化。 本当にスゴイです(^_^)b メインの対決も、もの凄い!! 本当に良い感じの緊張感ですね。 吉村『大地康雄さん』、榎津『柳葉敏郎さん』 現在では、善の吉村、悪の榎津。 お互いに腹の探り合いをする対決シーンは、 光の使い方もあり、かなり絶妙(^_^)b 榎津の過去を知った瞬間の吉村なんて、 本当にスゴイ! その会話に榎津が元々悪ではない。 という、『ある種の吉村の理想』=『性善説』まで織り込む。 父に裏切られ、神父に裏切られ 夢があったのに、最も信頼できるハズの人に裏切られた。 夢までも。。。 そして、 『復讐するは、我にあり』 この言葉での、榎津と吉村 完全に、役者対決ですね!! 最後には、榎津は激しさを出し。 吉村もまた、優しさを出した。 コントラストが、緊張感です。(^_^)b さりげなく、岩風呂。 感づく、榎津。 確保。 最後まで、続く緊張感。。。 そして、最期の日まで。。。 かなり良いです(^_^)b そんな中に『子供との接触』は 一瞬ゆるむ榎津が、面白いですね。 でもホント、疲れた。。。 緊張感が、長すぎますね(^_^; ここまで緊張感が続くと 胃が痛い(^_^; 3時間だもん。。。 でも、面白かった。 ヒモのグルグルも含めてね(^_^)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月28日 22時51分03秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|