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2007年11月07日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
人気ミステリー作家・蓬城静流こと田橋静枝の夫・不二夫が、
蓬城が事務所として使っている部屋から、遺体で発見された。
指紋の付いた拳銃、硝煙反応、そして遺書。
あきらかに田橋の自殺。
だが、拳銃には、ナゼか弾が一発無く。
そのうえ、クッション、百科事典がないことから、
右京は何かを感じる。
そんなとき、妻の蓬城静流が、現場に到着。
静流は、全く動揺がなかったが、夫婦は不仲だったらしい。
そして右京は、自らの推理を静流にぶつけてみる。
静流が犯人であると。

夫・不二夫による妻殺しの計画を逆手にとった殺人。
アリバイを崩し、動機を披露した右京だったが
右京自身も、「ツメの甘さ」を感じるのだった。。

そんなとき三浦たちが、重要参考人として
静流を。。。
しかし、それさえも予想していた静流。

『私には、時間がないの』








開始15分足らずで、
右京が、自らの推理を静流に披露した時は、
いったいどうなるんだ????

って、本気で思いましたが。

終わってみれば、
ミステリー作家との推理勝負する右京
と言うことを基本にしながらも、

その中に隠された、
作家としての意地と、夫婦の愛のカタチ。


序盤で、静流が、
『全く動揺がなかったため』
核心部分の、静流の『慟哭』が、

心に響くくらいの『愛』を感じさせることが出来ました。


末期ガンで、余命幾ばくもない妻・静枝
静枝『あなたを殺せるわけ無いでしょ
   あなたには、私の分まで長く生きて欲しい
不二夫『君がいないこの世界、そこには僕の居場所はない。
    君が書き上げるのを向こうで待っている


すべては、妻のため。

愛する夫の遺志だった。



なかなか、感動のお話でした。


そんな中に、
ナントカ『核心』『真意』に迫ろうとする右京たちが、
その小説の中では、登場人物にしか過ぎない。
そんなことを
三浦たちと比較しながら、
右京たちの行動を描いていったのは、
『相棒らしい』ところだろう(^_^)b


殺人なのか?自殺なのか?
で、最後までキッチリ引っ張りましたしね(^_^)b






ちなみに、、、
江藤潤さんが、拳銃を持っている時点で
今回の筋書きが読めてしまったので

私としては、
はじめの部分で、江藤さんと拳銃は出さない方が良かったと思いますけどね。

そうすれば、『誰が用意したか』も視聴者にも分からないだろうし。
できれば、江藤さんは、死体からの方が良かった気がしますね。
はじめのシーンは、後ろ姿だけ。。。ってことね。

キャラ的に、『悪』じゃないからね(^_^;


これまでの感想

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最終更新日  2007年11月07日 22時06分53秒
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