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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
真面目な小学校教師・鮎川規子は、 婚約者の美浦博之から、別れようと告げられる。 その理由が『キレイだけど、面白くない』 衝撃を受けた規子だったが、そんな事、気にしてもいられず。 翌日。規子の文部小学校。 ひとりの少年が規子のクラスに転校してくる。 前の学校では、問題児と言われた少年。 クラスの生徒への紹介のあと、算数の授業が行われた。 そこで、、、、少年・花房賢人は、規子に問う。 『どうして、1+1=2なの?』 ミカンを使って、教えようとした規子だったが、 授業は大混乱に陥る。 それは、学年主任の加賀見が来ても状態は変わらなかった。。。。 全く手に負えない少年・賢人 その日の夕方、規子が美浦に別れ話のことを問いただしに来たとき、 つい賢人のことを愚痴ってしまう。 だが、、、、美浦は。。。。。。 公式HP http://www.tbs.co.jp/edison-mama/ 真面目に、模範解答しか頭にない規子 そのクラスに、 どんなことにも、疑問をぶつけてくる少年・賢人がやってくる! 子供達は喜び。 大人たちは戸惑う。 っていう感じ。 規子が、変化していく話なのだろう。。。きっと。 結局のところ。 『前に進むための、1つの方便』であると。 で、、いいのかな?? それ自体は、良いのだが。 いくつかの基本的疑問として、 その1 1+1=2は、どうして? と言っていた賢人が、ミカンの房を、1,2.。。。。。と 数えたこと。 コレって、完全に1+1=2であることを理解していなければ、 数えること自体が不可能なわけであり、 あきらかに、『どうして?』という言葉を無視した行為である。 その2 友達にウソつきと言われ、君は正しいという言葉。 確かにコレは成立しているし、 素朴な疑問としても成立している。 が、、、、まわりの子供達が、 『グルグル』と言うところまで理解できていると思えない。 なのに、、、、グルグル。。。。。 と言う風に、『理解』が存在しなければ、 出てこない疑問となっている。 『虹の話』『標本の話』『プラトンとソクラテス』 なら理解できるし、 学生たちの『1+1』もまた、理解可能。 もちろん、そこには、小学生だからと言うことを前提としている部分もある。 しかし、『だからこそ』上記の2つの疑問は、 話の順序として、おかしいことになっている。 理解がなければ出てこない疑問は、 それは素朴な疑問ではなく、屁理屈であると思います。 疑問を感じること自体は、間違いではないと思いますがね。 そんなことはさておき。。、、、、 ドラマとして、どんな方向に進むのかは分かりませんが。 面白そうな雰囲気であり、 ある種、『学習』というモノに対して、問題提起をしている感じなので 俳優さんのことも含めて、いろいろと期待したいと思います。 だって、、、『面白い』『面白くない』なんて、 明らかに前クールの。。。。。。 准教授だし。。。 パラドクスのことも含めて、 理解しやすい表現、演出が多い部分は 良いことだと思います。 ただし、、、どうしてもひと言。 前述の疑問は無視しても、これだけはハッキリと書いておきます。 賢人に対して、学習障害であると発言する教師。 そこ自体は、問題ではないし、特殊学級のこともokだ。 が! 『脳みそが腐ってる』は、明らかに言いすぎである!!!! せめて『考え方がオカシイ』程度にすべきであり、 賢人=学習障害=特殊学級の図式を組み立てておきながら、 そこに『腐ってる発言』は、TV的に大問題である。 たとえ、ドラマ中の登場人物が、感情にまかせた発言であったとしても、 そこに、前記のような図式を組み立てている限り、 この言葉は、そこにいる人々に向けられている言葉である。 それは、感情任せという言葉で論ずる様な問題ではなく、 明らかに『差別表現』である。 そのような図式、流れを考えず放送した制作者。 この行為が、番組自体を潰しかねない愚行であることを理解すべきである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月11日 23時40分43秒
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