|
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
プロ野球の名打撃コーチ高林導宏は、 突然球団から契約の打ち切りを言い渡される。 途方に暮れていたとき、知り合いのススメで 福岡の高校で2週間の教育実習をすることに。 58歳という年齢もあり、 教師の態度は冷たく、そのうえ実習もイマイチ。 だが、全くしゃべらない1人の生徒が気になり始め、 翌日から、その生徒だけでなく、声かけをはじめる。 そして、生徒たちを『知る』と言うことで、 ノートの写真と夢を書きとめ始めるのだった。。。 そのことで、生徒たちとの距離は縮まりはじめ、 ついに、しゃべらない生徒も。。。。 公式HP http://www.nhk.or.jp/dodra/fullswing/index.html 高畠導宏さんという実在の人物の話を元に 作られたドラマと言うことです。 このドラマ、スゴいなぁ。 教育モノとしても、良い感じなのだが。 それ以上に、 キャラの変化の仕方が、本当に素晴らしい。 どうして良いか途方に暮れたとき、 コーチとして培ってきた考え方が、生かされる。 『相手のことを知る』 写真などにより顔を覚えるだけでなく、 それによりコミュニケーションを取り始める。 そんな中。しゃべらなかった生徒も。。。。。 生徒たちの気持ちに、『夢』がフィードバックされて高林にもどってくる。 プロ球団からのコーチの誘いを断り、 教師となる『新たな夢』 高林『子供らにモロたんじゃ、先生ちゅう新しいピカピカの夢をな そして、59歳の新人教師の誕生となる。 そんな感じ。 今回は、基本的に教師となる夢を感じた話だったが、 そんな中に、次回からの明らかなネタフリもチラホラ。。。。 ドラマもテンポも良いし、 なんといってもイチバン良いのは、高橋克実さんに他ならない!!! 本当に良い『味』を出しています!! まぁ、 最後の授業で、生徒たちが泣かなかったのが、 不思議なくらい。 高林『 2週間前、ワシはこの教室で夢は人生の中で一番大事なものじゃと言うた 今もそうおもっとる なぜならね。 夢は君らを強くする 夢は君らを励ます 夢は君らが迷ったとき、道を照らす星になってくれるんじゃ ワシの夢はプロ野球の選手になるコトじゃた。 中学高校と野球部に入って甲子園を目指した だが、残念ながら甲子園には行けんかったんじゃ ほんで就職して、社会人野球に入った トコロが、なんと入ったその年に休部じゃ ワシは、大学に入って大学野球からプロを目指した そして、優勝して、プロ野球のドラフトにかかった 夢を投げださんでほんまに良かったと思った ところが、入団したその年に、脱臼の大けが たった4年で現役を引退 すてきらんかった夢がわしの道を照らしてくれた いろんな人の応援を受けて、プロ野球の打撃コーチになった 今度は選手を育てて、選手の夢を実現させることが、ワシの新しい夢になった それから30年間無我夢中 我を忘れて、夢の中じゃ 君らの夢は、ワシの宝じゃ ワシは君らの夢を応援する いいか君らの夢を応援する人間が、最低ひとりおると 挫折しそうになったときは、その事を思い出して欲しい 』 ココ2回ほど、熱くならない『先生ドラマ』に比べて かなり良い感じのドラマだったと思います。 いや、 この1話だけで、完全に超えちゃっている印象ですね。 本当に素晴らしいドラマだったと思います。 一応『土曜ドラマ』ですから、 次回からの展開も楽しみです。 それにしても、、、 高橋克実さんのキャスティング、絶妙ですね。 そこだけでも見る価値のあるドラマです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月20日 17時19分40秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|