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カテゴリ:映画感想
内容1
時は流れ、、、第二次大戦後の1946年。 リックとエヴリンのオコーネル夫妻は、ロンドンで平和に暮らしていた。 でもそれは、2人にとっては、退屈な日々でしかなかった。 ミイラ軍団との戦いを小説にし、エヴリンは大成功をしていたが。 どうも、次作が思い浮かばない状態。 一方のリックも、釣りなどと言う似合わないことをやるしかない状態。 そんななか、外務省から依頼が来る。 『シャングリラの瞳』と呼ばれる宝石を 上海の博物館に届けて欲しいというのだった。 博物館の館長は知人、そのうえ、 上海ではエヴリンの兄・ジョナサンが、店を開いていることもあり、 現在の退屈な生活から抜け出そうと快諾する2人。。。。 が、いざ上海のジョナサンのナイトクラブを訪れると、 そこには、アメリカの大学にいるはずの2人の息子・アレックスがいた!!! 内容2 アレックスの話によると、大学を中退し 古代中国の皇帝陵の発掘に成功したというのだった。 世紀の大発見には喜ぶリックたちだが、 その身勝手な行動には、納得出来ずにいた。。。 そんななか博物館の館長ウィルソンの指揮の下、発掘していたと知り 届け物を持って行くついでに、発掘された遺物を見学する2人。 そこへ突如、謎の兵士たちが現れる。 ウィルソンもまた、ヤン将軍の仲間だったのだ。 捕まったリックたちは、シャングリラの瞳を使い 皇帝復活の儀式を行うように強要されるのだった。 抵抗を試みたが、偶然皇帝は甦ってしまう。 リックたちは、逃走を阻止しようとするが失敗し逃げ去られてしまう。。。。。 内容3 抵抗のさなか、リンという中国人女性に出会ったリックたち。 どうやら、アレックスとは、浅からぬ縁のよう。 リンは、皇帝復活阻止のため皇帝陵を護っていた一族だという。 彼女によると、皇帝は、軍団を復活させ、 不老不死の肉体を獲るためにシャングリラを目指すという。 そして、その場所に行くためには、『ゲート』に行かなくてはならないと聞き、 リックたちは、ゲートを目指し出発するのだった!!!! スピンオフも存在しますが 基本的には、今回が『第3弾』 監督の変更だけでなく、 配役の変更という、、、、少し驚きの設定ですが、 最後の冒険から、15年程度の時間経過があると言うことなので ある程度、仕方ないのかもしれません。 さて。物語ですが。 始めに現在の生活に、退屈感を感じさせるという表現をしながら、 そこに『偶然』わき出てきた、旅の依頼。 行ってみると、それは偶然ではなく ワナにはめられてしまっていた。。。。 そして、真実を知ったとき、 皇帝の野望を阻止するために、リックたちは冒険を始める!!! と言う感じですね。 ヒトコトで言うなら、 これが『冒険活劇』ですよね。。。。 一応、本家本元も、今年公開されましたが。。。。ま、、、あれはね。。。 それはさておき アレックスという、正確が少しオコーネル夫妻に似た息子を投入することで、 オモシロ味とともに、『きっかけ』を生み出している。 また、そのきっかけで生み出された『相手』=『敵』が 兵馬俑と率いる、古代中国を統一した皇帝というのだから、 様々な装飾品も含めて、 結構良い感じの考古学的な要素も含まれている。 だからこそ、 この2人の『欲求』もまた、満たされるというモノだ。 さらに、事件に巻き込まれ、 上海で大騒動、ゲートで大騒動など 見せ場も満載である。 ちょっとした、登場人物たちのやりとりもまた 現在の『夫妻』の関係、言ってみれば『倦怠期』のようなものを知るだけでなく 『冒険好き夫妻のオモシロ味』を存分に発揮しているのだから、 飽きの来ない演出となっている。 これらのことは、主要キャラが1人増えたことにより 物語に厚みが増した印象になっている。 また、 最終的に、復活してしまった皇帝の軍団を倒すために 皇帝に愛する者を殺されてしまった恨みがある女性の登場など、 リックとアレックス親子の関係だけでなく 女性とリンの関係 という、親子関係を詳細に描き込みながら、 そのうえ、リンとアレックス。 そして、女性ツイ・ユアンと愛する者ミン将軍との関係を描き、 結果的に皇帝との戦いが 『愛』を持つ者と、持たない者という感じ持って行ったのは なかなか、ドラマとして面白くもあり、 良い感じだったと思います。 親子関係の部分なんて、、、まさかこの映画で?? と言う感じで結構良かったと思います。 ま、、、、ほんとは、ユアンとミン将軍または、リンとミン将軍が 復活したときに出会っていれば、 もっと良かったんですけどね。。。。。 それでも、かなり良い感じで、面白かったと思います ハッキリ言って、 明らかな強引さが目だった、『クリスタルスカル』よりも ドラマも描かれているし、 冒険も楽しく、分かり易いし、面白さはこっちの方が上だろう。 パターンにはまっているという印象もないわけではないが、 それでも面白く見えるのは キャラ表現とキッチリしているだけでなく『冒険』をキッチリ描いている ということである。 ジェット・リー、ミシェル・ヨー この2人が出ているだけでも、らしく魅せているしね(^_^)b ただ、問題があるとすれば、 ネタ作りのきっかけとして投入したアレックスの存在である。 前作では子供であったが、今作では元大学生の冒険家?考古学者?墓荒らし? どうも、主役のリック(ブレンダン・フレイザー)に比べると 大人びた印象が強すぎてしまって。。。。。。 ひっかかりがあるんですよね。。。。 若干、ミスキャストのような印象。 前エヴリンと、リックのイメージが強いために どうも、2人の子供に見えないんですよね。。。。。。 それとともに、変更されたエヴリン。 確かに『母』としては、成立しているのだが、 これまでの印象が強いために、これもまた少し違和感が。。。 まぁ、、、ねぇ。。。わかるんですよ。 前エヴリンでは、『大きい子供を持った母』という雰囲気は苦しいのは。。 でもなぁ。。。シリーズ物って、そういうことではないと思いますけどね。 だったら、 高校生くらいにしてアメリカ留学させていたはずの、、、 と言うことでも良いわけだし・・・・ それを言っちゃうと、戦闘には加わらせにくいでしょうけどね。。 ここが、かなり好みに差が出てくるところでしょうか エヴリンは許せても、アレックスは、、、ちょとと厳しいかもしれません。 ま、、、面白かったから、良いけどね。 最後にヒトコトだけ 『呪われた皇帝の秘宝』って、、、、 あきらかに、つけ間違っていますよね TOMB OF THE DRAGON EMPEROR なのに!!! どこにも秘宝らしいモノ、ありませんし。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月15日 19時11分19秒
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