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カテゴリ:映画感想
内容1
大分の小さな町から大学入学で、上京してきた根岸崇一(松山ケンイチ) そんな彼の夢は、オシャレ系のミュージシャンになること。 そして、卒業を前に、一枚のポスターに目が止まる。 『新人ミュージシャン募集!』 音楽事務所『デスレコ-ズ』の門を叩いてしまった崇一。。。 が、それは。。。。。。。 一年後。『デトロイト・メタル・シティ』通称『DMC』という、 デスメタルバンドが、一部のファンから熱狂的な支持を受け始める。 その破壊性、音楽性は、急速にファンを増やしていくのだった。 その人気とは裏腹に、1人の男が悩んでいた。 メインボーカルのヨハネ・クラウザーII世こと。。。。。根岸崇一。 自分のしたかった音楽とは、まったく違う世界。 いや、、、最もイヤな世界だった。なぜ受けるのかさえ理解できずにいた。 でも、人気だけはうなぎ上り。 そんなある日のこと、大学時代の憧れていた相川由利(加藤ローサ)と再会する 内容2 CDショップで運命的な再会を果たした崇一と相川さん。 そんな中、DMCの音楽が流れてくる。。。 明らかな嫌悪感を示す相川さん。ショックの崇一。 そんななか、崇一の携帯が鳴る。 そう!セカンドシングルの発売日。インストアイベントがあったのだ!! アルバイトだと言ってごまかそうとするが、 終わるまで待っていてくれるという相川さん。 どうすることもできず ライブイベントと、カフェの相川さんを往復する崇一。 そして、ライブ終盤。。。。なぜか、、相川さんがライブ会場に。 そのうえ、、、観客の中にダイブしてしまったクラウザーは、 徐々に相川さんの方向へと、。。。。。。 ばれる!!!! そして、、、、 クラウザーは、スカートをまくり上げてしまった!!!!!!!! 内容3 やってしまったことを後悔する崇一。 そんなとき、相川さんから電話。。。 ばれていなかった!!そのうえ、カフェに誘ってくれた!!! 大喜びの崇一だったのだが、 そのオシャレなカフェで出会ったデザイナーのアサトヒデタカ(鈴木真一) から、、、1度、オシャレな曲を演奏してみないかと言われ、 挑戦するのだが、酷評されてしまう。 自分がしたい音楽がまったく認められない。。 後輩の佐治(高橋一生)は、オシャレな音楽で人気が出ているというのに!! そのうえ、相川さんはアサトとデートするという。。。 絶望のどん底の崇一のアパートを 突如、社長(松雪泰子)がやってきて。。。。。。。。。。 『この恨みはらさでおくべきか====』 新曲は大ヒット!!! 崇一の気持ちとは別に、人気者になっていくDMC。 そして、、、、、、 敬称略 先ず初めに。。。原作は、当然未読です。 それでも楽しめてしまうのは、 脚本 大森美香さん 監督 李闘士男さん というところか。。。 ま、、、ネタ自体が、 理想、、、いや夢みる世界と、現実とのギャップを描いているために 本当に面白く、楽しくできている。 そして、、物語が進む中 現実の世界で人気が出すぎてしまい、 心の葛藤が徐々に大きくなっていく。 ある日。 自分が話したことで、夢の世界の信奉者となった 後輩の佐治の成功や、相川さんの気持ちを知ったとき。 完全に絶望の淵にたたき落とされる。 そんなとき、 心をくみ取ってくれたのが、、、母。 『姿形ではなく、夢をみんなに与えている』と 夢みる世界の本当の気持ちであった 『世界のみんなへ夢を』。。。。 それを『DMC』は体現できている!!! 目覚めた崇一は、戦いの場へと向かう!! と言う感じだ。 なかなか、オモシロもキレがあり、 かなりテンポが良い。 そのうえ、 崇一とクラウザーのギャップがもの凄く、 松山ケンイチさん、熱演です!!!! そんな中に、ちょっとした切ない恋や夢。 そして、、、理不尽さ。。と 感動要素も結構盛り込まれている。。 弟への説得も、 農家の出身と言うことを重ねて、 結構、泣かせる感じでした。 最終的に、『オチ』があるので、 その部分をシリアスと捉えるべきなのか、コメディと捉えるべきなのか 少し悩む部分ではあるが、 それこそが『崇一の夢の世界の一部』であり『夢』を感じる部分でもある。 とでもしておきましょう。 なかなか、面白い映画だったと思います。 ちなみにわたし的には、 松雪泰子さんのメチャクチャさ、破天荒さが、 今までのイメージを完全崩壊するくらいの衝撃で。 もの凄かったです!!! 全般的に、意外性のある映画であり、 原作を読みたくなる感じでしょうか。 ほんと、大爆笑でしたしね(^_^)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月24日 16時31分14秒
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