『マチルダ出撃』
内容
ズメイ遺跡へと向かうシュウたちは、
村人のいない村にさしかかる。。
疑問に思っていると、そこに現れたのはローゼンクロイツ軍、
村のすぐ近くに避難していた村人たちによると。
上位生命体により生み出された『壁』の破壊のために、
強制的に退去されたのだという。
その話を聞いたシュウは、その行為こそ上位生命体につけいる隙を与えると
破壊を停止するため、ローゼンクロイツ軍へと向かうのだった。
一方、ロギから『壁』の破壊を命じられたマチルダ。
様々な方法を試みるも、まったく歯が立たない。
そこで、最終兵器であるユグドラシルの投入を決断する。
だが、それを使用すれば村は消滅。。。
兵士たちが躊躇する中、マチルダは必要であると命じるのだった。
細かい部分は良いとして。
今回、一番良かったのは、
『天界の七竜』になって登場した新キャラを
掘り下げたことだろう。
そうなんですよね。。。
いままで、投入しても、すぐに退場させたり、
なんのためにいるのか?目的は何なのか?
と言う感じのキャラばかり。
それは、、白の旅団も同じ。ヴァーミリオンなんて、その際たるモノだ。
こうなってくると、
キャラをどれだけ投入しても、物語に深みは出てこないし、
『ドラマ』が展開されないため、面白味に欠けていたんですよね!!
が、今回。マチルダを描き込んだ。
ただ、そこに『壁破壊』という行動だけでなく、
『意味』を持たせるために、
涙をのんで、故郷を捨てたことまで描いた。
ホントは、この部分こそ最も重要なこと。
言ってみれば、マチルダというキャラが分かるだけでなく
ロギたちが襲撃された時、どれだけの緊急事態だったかが分かるし。
そのうえ、
ローゼンクロイツ軍vs白の旅団
の時。言っていた。
『消滅した人々の無念』を晴らそうとしている行動の意味が分かるというモノ。
今回のお話が投入されただけで、
今までまったく表に出なかったローゼンクロイツ軍の『意味』が、
本当によく分かったと思います。
戦いにしても、
結構魅せる感じでしたしね。
こう言うのが見たかったんだよね。。。。
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