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カテゴリ:ドラマ系の感想
『若妻の言えない秘密?』 内容 天草に入った老公一行は、 近くの村で庄屋をやっている益次郎(松田洋治)妻・おきぬ(寺田千穂) 母・お勢(梓みちよ)の親子と出会う。 話の流れから、将軍家御用達の木を管理する御用林の山方役をやっていると知り、 頼み込んで、見せてもらう老公たち。 そんなとき、お娟(由美かおる)は、おきぬの身のこなしが妙なことに気付く。 そのうえ、なぜか、庄屋を訪ねてくる旅の研ぎ師・達次(横尾成年) すると、、、その達次が、代官所に忍び込み伐採録を盗み出すも、負傷したのを 弥七(内藤剛志)が助けたことで、全てが判明する。 御用林を管理する代官の緒方又兵衛(大林丈史)が、 材木商・西海屋利兵衛(石山輝夫)と組み、材木を横流しし私腹を肥やしていた。 達次は、その不正を調べるための公儀の隠密だった。 そして、おきぬもまた。。。。かつて調べていた隠密。。。。 そんな中、盗みの疑いをかけられた益次郎、お勢が捕まり 代官所へ連れて行かれるのだった。 敬称略 今回は、天草 簡単に言えば、 命を救ってもらった公儀の隠密の女が 不正で犠牲になりそうな、親子を助けに行く!! って感じデスね。 当然、悪役は、御料林を牛耳っている代官なワケですが 面白いのは、 悪役の目的がハッキリとしていることだろう。 私腹を肥やすだけじゃなく、巡検使が来ると聞けば、次の不正である。 ココまで、悪が明確化されれば、 正義の味方となる老公達も、逆に目立つというモノです。 また、そんな中に、隠密のお話。 隠密のお話も定番ですが、 ココに僅かに恋バナを入れ込んでいるのが、憎い演出ですよね。 巡検使も、不正を見つけることが出来ずに素直に謝罪!! このアタリも、ある種定番なので、満足度は高いのだ だが。 どうも気になるのは、イマイチ庄屋家族の関係が描かれていないこと。 たしかに、オチの部分でしっかり描いているのですが、 姑のいびりと、堪える嫁が、 オチに続くにしては、弱い感じなんですよね。 キャラが立っていない。。。そんな感じ。 そのため、2年前の生き倒れを救ったことについても、 キャラが見えないために、空回りしている印象です。 そのうえ、もう1人の隠密である ネタ自体は間違っていないベタなネタだと思いますが、 物足りなさを感じました。 最終的に 老公『私が上様にお願いしてみよう と抜け忍となるのを助けようとするのも、、、良い感じなのに。。 そう言えば、今回。 最も奇妙だったのは、多くの登場人物の中で 一番目立っている印象のあった、おけらの新助。 今さらのキャラ立ちなワケですが、この強さも 物語の印象の薄さに拍車をかけた感じかな。 それにしても、最近、ゲストが弱いですよね。 キャラがハッキリしないモノが多くて、 老公一行に食われてしまっていることが多いですよね。 今回なんて、新助だけじゃなく、小ネタで助さん格さんも目立ってたし。 一行が目立つのは主人公なので当たり前なのだが ココまで強くなると、物語が弱くなるのになぁ。... まいいや 次回は、鹿児島 これまでの感想 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月22日 20時59分01秒
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