|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『父ちゃんに会いたい七歳の逃亡者、海へ』
内容 スナック『ナオミ』で、騒ぐ島の男達。 そのなかに、酒は飲めないが遼(坂口憲二)もいた。 翌朝。酔いつぶれた男達。。。 そして、ナオミ(青山倫子)は請求書を妻たちに突きつけるのだった。 その金額に驚き、罵声をあびせる育江(岡本麗)たち。 『ああ言う母親だと、子供達にも悪い』と。 そのころ、うらら(松下奈緒)は、合奏のための楽器探しをしていた。 するとそこに、一郎(松田佳祐)二郎(畠山紫音)があらわれる。 ふと、そこにあった新聞を手に取った二郎は、父の写真を見つける。 大喜びで帰宅すると、そこに母・ナオミに罵声を浴びせる妻達がいた。 新聞を手に取ったナオミは、 5年前の夫の傷害事件のことが書かれている記事であると知る。 その話は島中を広がりはじめ、 帰ってくるのを待っているナオミ親子には、島にいて欲しくないと。。。 騒ぎが大きくなるにつれ、どれだけ遼が庇っても、溝は深まっていくばかり。 そして、、、事件が発生する。 学校で、合奏の楽器のことで二郎がタケル(長嶺賢神)にケガをさせてしまう。 俊男(新垣正弘)、友子(平栗あつみ)に謝罪するナオミ、、、でも。。 『こういうことがあるから、いやだって言ったのよ』 もう、この島にはいられない。。。そう思ったナオミと一郎は、 二郎を連れ、転校する手続きに入る。 そんなとき、二郎は姿を消してしまう。 そして二郎がいたのは、、、誠(宇梶剛士)の船の上。。。。。 敬称略 以前、、先入観で、人を不幸にしてしまったことがある遼 だから、今度こそ。そんなことは起こさない。 そして、みんなのために。。。。。『何とかしたい』 キヌ『もういいんじゃないのかい』 でも考えを変えるつもりはないと、奔走する。 それが、、『償い』であると。 っていう感じかな。 いや、、きっと、そう言うことなんだろう。 だからこそ、 一郎『駐在さんが何もしてくれないなんて言って。ごめんなさい。 ということば。 そして うらら『ちゃんと伝わってるじゃないですか と言う流れなのだ。 そして、 遼の行動に心を動かされた島民 育江『島の男は、父ちゃん 島の女は、母ちゃんだと思って良いんだからね あんた達は、島の子なんだから と、、、みんなで助けよう。..につながる。 と言う事なのだと“思います” 今回の物語だけを見ていると、 ナオミ家族のことを取り上げてはいるのだが、 ほんとうは、“遼”のこと、“遼の過去”を取り上げているお話なのだ。 あれこれと“セリフ”を使わないから、 遼がメインである印象が、あまり無い。 が、“行動”で見せる行いをしているため、それを補強する。 と言う事になっているのだ。 たしかに、主人公なので、あれこれとやるのは“当たり前” そして、メインの物語が、そこに置かれている限り、 行動が逆に際だっている演出となっている。 じゃ なぜ、“思います”としたのかというと。 遼が過去と比較し、必死に頑張っている“事案”=“ナオミ家族” この家族と島の人たちとの関係が、 序盤から、中盤にかけてキッチリ描いているのに。 終盤で、まとめに入った時に、 “遼の行動”で、なんとなくまとめてしまっているのだ。 そう! 2つの物語を描き、遼の活躍を描いているのに、 解決が、、、“なんとなく”なのである。 この瞬間。遼だけのストーリーとなってしまっている。 なぜ、島民達は、 あれだけ非難していたのに、ナオミ達を受け入れたのか? それが、曖昧なのである。 わたし、1度見て、、、“アレ?なぜ解決したんだ?” と言う疑問が生まれてしまい、結局2度見。 でも、わからない。 きっと “母の子供への想い”“子供の父への想い” それは、どんな親子であっても、“同じ” と言う事なのだと思います。 もうちょっと、描いてくれないかなぁ。. 重ねてしまって、もう一方が曖昧だと、モヤモヤしちゃいます。 だって、あれだけ、文句言っていたんだよ!! “ごめん”くらい、言えないかなぁ。.. ハッキリ言って、過去なんか重ねなくても 十分物語を作ることができるのに 無駄に重ねちゃうから、どっちがメインかが分からなくなっちゃうんですよね。 必要なかったんじゃ??過去のネタ! 設定ミスのような気がします。 これまでの感想 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月28日 16時33分10秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|