|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『天才たちの最期』
内容 右京(水谷豊)が、出勤すると騒ぎが起きていた。 伊丹刑事(川原和久)らに、2日前に起きた事件について、 自殺ではないと1人の女性が訴えていたのだ。 たまたま通りかかった右京は、伊丹に押しつけられる。 小さな出版社・時創社に勤める柘植瑛子(黒川芽以)によると。 東都芸術大学で開かれた詩の朗読会。 日本を代表する詩人で准教授の城戸幸四郎(中島久之)ゼミの発表会で。 その弟子である安原慎一(三浦涼介)が、発表中に紙コップの水を飲み死んだ。 分析によりその紙コップの中の水には毒が含まれていた。 そして、 もう1人の師でもあり安原を世話をする詩壇の重鎮・五十嵐孝介(西沢利明)。 その五十嵐宅にいる安原が、悩んでいたという証言も五十嵐からあり、 状況から、自殺と捜査一課は断定したのだった。 才能ルックス共に備え“現代のランボー”“詩壇の救世主”と呼ばれる安原が、 死ぬわけはないと瑛子は訴えてきたのだった。 そんななか米沢(六角精児)の強力で、殺人が可能であることが分かってくる。 また、瑛子の上司・堀江恵一(三上市朗)から、 7年前にも同じようなことが起きていたことも。 “天才詩人”とよばれた梅津朋美(清水美那) 朋美が発表した詩が、五十嵐の作品の盗作であると非難された。 潔白を訴えた朋美であったが、徐々に追い詰められ、朗読会で毒を飲み自殺した。 その朋美の詩に影響を受けて、安原が詩の世界に入ったのだった。 調べていくウチに、安原が、朋美の詩を読もうとしていたことがわかってくる。 それも、、疑いをかけられた詩を。。。。。 敬称略 病により、、死を覚悟した天才詩人 それを知った、最も信頼している編集者が、 7年前の復讐。。。それは、、自分をおとしめたモノへの復讐 そんな感じですね。 人の死を利用して自分自身の復讐に利用しようとした。 結果的に自殺ほう助。。。。 若干、詰めこまれすぎですが、 細かいネタフリも含めて、事件自体は、良い感じのサスペンスになっている。 久々ですよね。 最後の方まで“悪意”いや、、隠された思惑を隠していたの。 ここのところ。 はじめの10分で、ほぼ全てがネタバレしていることが多かったですから(苦笑) 細かい部分まで、ネタもあったし、、、 おかげで、 本当に、久々に、最後まで楽しめた感じだ。 ただまぁ、ラストの5分強のあいだに 新事実を、いくらなんでも入れすぎですけどね。 たしかに、オカシイ?? と思いはするが、病気までは良いが、 そこから、事件に繋げるとは思いもしませんでした。 でも こういった、盗作、引用も含めて 人間の“欲”を最初から最後まで描き込んだ今回のお話。 そこに純粋な“天才詩人ふたりの死” 見事な対比で右京さんの怒りも納得出来るというモノです。 それぞれの“結末”も、 セリフではありますが、描いていましたしね! 次回、、ついに、陣川(原田龍二さん)登場!! これまでの感想 第16話 第15話 第14話 第13話 第12話 第11話 第10話元日SP 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月04日 22時05分22秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|