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カテゴリ:ドラマ系の感想
『由蔵の秘密』
内容 吉右衛門(渡辺いっけい)が旅先にあり、今津屋を取り仕切る由蔵(近藤正臣) その周辺をうろつく謎のヤクザ者の男が、ついに姿を現す。 男(河野智宏)は名を卯吉といい、大坂の女郎・薄雲が母で、父は由蔵だと。 そこに磐音(山本耕史)がやってきて、卯吉は立ち去ってしまう。 由蔵は、磐音、おこん(中越典子)に話を始める。。 27年前、大坂に商いの修行に行っていた由蔵。 すぐあと、まだ総太郎と呼ばれていた吉右衛門も修行にやってきたという。 2人で遊び歩いたこともあるが、自分には身に覚えがないと。 だが、その話を聞き、磐音はピンと来る。 卯吉の父親は、吉右衛門なのではないか??と。 磐音と言う事もあり観念する由蔵。。。 そこで、磐音と由蔵は、南町の笹塚(佐藤B作)に卯吉を調べてもらう。。 そんななか、今津屋に、浪人者がやってくる。 証拠の文を今津屋内儀・お佐紀(北川弘美)に買い取れとせまってくるのだった。 だが、その文を見て、、、筆跡から、吉右衛門と気付くお佐紀。 由蔵も観念するしかなく、もしもの時は自分の名を出せと諭したと告げる。 そうこうするうちに、お佐紀が妊娠していることが分かり、 大喜びの由蔵、おこんたち。。。。 由蔵は、今津屋のため、卯吉との決着に、、、隅田村木母寺へ。。。。 同じ頃、笹塚の命を受けた竹蔵親分(山西惇)から、 卯吉の素性が磐音に伝えられる。 妙な浪人者たちとつるんでいるだけでなく 大坂から手配書で“役者小僧卯之助”という極悪人と知る。 そのうえ、、年齢は32。。。。吉右衛門の子ではなかった。 それを伝えるために今津屋に向かうが、すでに由蔵の姿はなく。。。。。。 敬称略 今回、久々に、幸せなお話です。 由蔵に隠し子!? そんななか、吉右衛門に隠し子疑惑。。。 その一方でお佐紀が妊娠。 由蔵は、すべての決着をつけるために命がけで、敵陣へ! そんなお話ですね。 当然、すべては嘘だったわけですが、 抜群のテンポと、ミスリード そのうえ、由蔵と磐音のドラマを途中で分割することで、 抜群の緊張感と、オモシロ味が生まれている。 最終的には、 命を賭ける由蔵、、磐音の活躍! そして、、感動的な結末。 途中に、おこんと磐音のことを、重ね合わせるなど、 緊張感とあたたかさが見事に同居する、 シリーズ上屈指の内容になっています。 ほんと、良いですね。。。。。。 多くの登場人物も、それなりに使い。。。 まぁ、長屋の人たちは、“家族”みたいなものですから、 “シメ”の、要員でしたけどね。 でも、ほんと、時代劇としての面白さ、。。そして、 “陽炎の辻”の魅力を出し切ったお話だったと思います。 お佐紀の聡明さが出たのも、結構いいことですよね。。。 ちなみに、一番カッコ良かったのは、由蔵、、近藤正臣さん! 『あなどっちゃいけませんぜ この由蔵、少しは使えますからな 匕首を持った時の凄みは、さすがですよね。 おかげで、結局尻ぬぐい状態ですが、 磐音の影が少し薄くなっちゃってますよね。。。 その分、かなり長めの『殺陣』でしたけどね。 ここまで長い殺陣って、、ホント、久々だよね。 初回は、ネタフリに終始し 第2回は、ネタフリとプチ事件簿 中途半端な、2回であったが、 ここにきて、魅力が全開状態になった感じですね。 次回も本当に楽しみです。 最後にどうしてもヒトコト。 『由蔵の秘密』とかいうタイトルの割に、 はじめっからバレバレですよね。。。 せめて、『今津屋の跡取り』『由蔵の決意』『由蔵の覚悟』 そう言うんじゃないの?? これまでの感想 第2回 第1回 NHKワンセグ2 プチかげ 陽炎の辻3~居眠り磐音 江戸双紙~ 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月01日 18時41分11秒
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