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カテゴリ:ドラマ系の感想
『通り魔に襲われた女』
内容 ある日の夜、長沢ゆかり(三浦理恵子)と言う女性が襲われた。 安積(佐々木蔵之介)水野(黒谷友香)が、、病院で事情聴取 黒いパーカー、サングラス、マスク 白にオレンジのラインのスニーカー“ジョーンズ”を履いていたという。 そのとき、ゆかりの仕草に妙なモノを感じる安積。。。 署に戻り対策を考えるが、別の管轄で同様の手口の事件があったことから、 これで、3件目の通り魔事件と思われた。 そんななか、ふたたび、“ジョーンズ”を履いた人物に女性が襲撃される。 有名ブランド靴店『ミラノ』の社員・金丸美和(西尾まり) だが、安積は、、指摘する。 “なぜ、手口が違う?” 4件目だけは、襲撃後、犯人が逃げ去るのではなく、 なぜか、美和のバッグを奪い去っていた。その中には、デザインのデータ。。。 桜井(山口翔悟)は、ふと口にする。 “他の3件はダミーでは?”と。 安積班は、その線を含めて捜査を再開。 すると、ゆかりが、1年前まで“ミラノ”に勤務しており、 部長の座を巡って美和と争っていたことが分かってくる。 そして、ゆかりの恋人だった北村のプロポーズ直後に退社。。。。 一方、防犯カメラの映像から黒木(賀集利樹)須田(塚地武雅)が 犯人の乗っていた特徴のある自転車を特定。 その自転車をマークした、村雨(中村俊介)桜井により現行犯逮捕される。 だが、犯人・島田によると、荷物を奪ったのは脅されたからだという。 似顔絵から浮かんできたのは、ゆかりが働くクリーニング店の江島。。。。 何かを感じ始めたハンチョウは。。。。。。水野に指示。 ゆかりが北村の子どもを妊娠していたようなのはわかったが、 現在は、ひとり暮らし。。。。なぜ??? そんななか、被害者が加害者になったという情報が、 なぜか、山口友紀子(安めぐみ)の新聞に掲載され。。。。 金子刑事課長(田山涼成)から叱責される安積達。 敬称略 最も仲が良かった美和 でも、ライバルを蹴落とすために、 子どもが出来ないゆかりに子どもが出来たと。。。 そして、、、ゆかりは、逃げるように会社を辞めた。 その恨み。。。 偶然に、通り魔に襲われたことで、復讐のチャンスと。。。 まぁ、そんな事件です。 そこに、 まさか、黒木刑事が新聞記者にリーク? 疑ってしまう水野刑事。 信じていた人に裏切られた。 と言うネタを重ね合わせた。 ベタベタのネタなのですが、 水野という人物をクローズアップしながら、 様々な、人間関係を出したのは、 ベタな内容であっても 1つのオモシロ味であったと言えるでしょうね。 『言葉で人を陥れて、平気な顔してるなんて許せない 心の犯罪にも手錠をかけられるなら あなたに手錠をかけたいくらいです』 裏切りは許されないという気持ちをキッチリ描いているから、 黒木のことが気に掛かるだけでなく、 最後の最後で、被害者であるにもかかわらず 事件の『根』にあった部分も言及し、人情モノに仕上げた感じだ。 それにしても、このドラマ。 面白い仕上げ方をしますよね。 桜井が、『ダミー』と言ったことまで、ミスリードだ。 連続事件の中にあった、『模倣犯』的な事件にクローズアップですからね。 あくまでも『的』であって、同一犯なのですけどね。 1つだけ、『教唆』ということですね。 そのため、証拠らしきモノがほとんど登場せずに ハンチョウ 『あなたはミラノの靴を捨ててなかった それは、あなたが北村さんとの大切な思い出を とっておきたかったからじゃないんですか? 罪を償えば、また靴を履き替えることが出来る。 ぼくは、そう思います。 そんな言葉で、まとめ上げてしまった。 なるほど。。。そういう手があったか。 と言う感じである。 この手のドラマの中では、かなり異色な事件ですよね。 たしかに、そうなんだよね。 結局、こういう“ひねり”がなければ、 この手のモノって、ワンパターン。。 人情を主にするならば、どこかに“何か”があるわけで。 意外性もあり、面白いお話だったと思います。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月04日 21時10分45秒
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